わたしはかもめ2011年鴎の便り(11月)

便

11月6日

契約更改

選手年俸前年比
山本徹500万円△60万円
山室1700万円±0
南竜1400万円▼100万円
早坂1400万円△50万円
青野1220万円▼130万円
神戸1150万円▼60万円
江村580万円▼200万円
青松500万円±0

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ロッテ、FA補強封印「若手育てるサイクルつくりたい」[スポニチ]

ロッテは今オフのFA補強を封印する。

ドラフトでは東洋大・藤岡、近大・中後(なかうしろ)と即戦力左腕を指名して投手陣の整備に成功。長打力のある野手が補強ポイントだが、球団関係者は「FAはハードルが高く現実的ではない。チームの若手をしっかり育てるサイクルをつくりたい」とし、他球団とのマネーゲームには参戦しない考えを明かした。

現有戦力の底上げと、外国人選手の獲得を軸に最下位から巻き返す。

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FA戦線から“撤退”…ロッテ[報知]

ロッテが今オフのFA戦線から“撤退”する方針であることが6日、分かった。貧打が最下位低迷の大きな原因となったとして、すでに大砲獲得に向けて動き出しているが、多くの資金や人的補償が伴うFA補強には慎重な姿勢だ。

今オフのFA市場は、今季初めて権利を取得した広島・栗原、阪神・鳥谷ら魅力的な選手が多い。だが、球団関係者は「(可能性が)全くないとは言わないが、どうしてもお金が高くなるなど、非常にハードルが高い(補強方法)」との考え方を示した。

そのため長距離砲の獲得は、外国人選手の獲得を基本線に進めている。今季限りで巨人を退団するアレックス・ラミレス外野手(37)に強い興味を示すなど、実績のある助っ人の獲得を最優先に検討している。

球団は昨オフ、阪神へFA移籍した小林宏の人的補償として、今年3月に高卒4年目の高浜を獲得。将来性有望な大型内野手を手に入れた。だがFA補強に踏み切ることで、獲得選手によっては人的補償によるダメージも避けられない。FA権を持つ選手の調査自体は続けていくが、マネーゲームに参戦する可能性は低い。

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横浜DeNA新監督に桑田氏浮上、挑戦恐れない姿勢が社風と合致[スポニチ]

横浜ディー・エヌ・エー(DeNA)の新監督の有力候補に、巨人、パイレーツでプレーした桑田真澄氏(43)が浮上していることが6日、分かった。

TBSホールディングス(HD)から横浜球団を買収した交流サイト運営大手のDeNAでは、尾花高夫監督(54)に代わる後任監督のリストアップに着手。通算173勝という現役時代の実績、卓越した野球理論に加え、新興企業で成長著しい同社のイメージとマッチする人材という観点から桑田氏に白羽の矢を立てた。

桑田氏はPL学園時代に清原和博との「KKコンビ」で甲子園を沸かせ、プロ入り後は巨人のエースとして通算173勝をマーク。巨人退団後は長年の夢をかなえるべく米国に渡り、パイレーツでプレーした。

現役引退後は、09年には早大大学院に入学し、スポーツ科学研究科でスポーツマネジメントなどを学んだ。監督、コーチ経験こそないが、全国的な知名度は申し分なく、卓越した野球理論はもちろん、常に前を向き、独力で様々な知識を吸収していく姿勢はDeNAが目指す社風とも合致する。また、「桑田監督」が実現すれば、プロ野球界に与えるインパクトは十分だ。

今後は9日の実行委員会で参入審査の手順が決められ、翌10日からヒアリングが開始される。12月1日のオーナー会議で承認されれば正式に球界参入が決まる。時間的にも監督人事を最重要事項としたチームの編成作業は急務だけに、DeNAでは桑田氏を軸に監督人事を進めるとみられる。

桑田真澄(くわた・ますみ)
1968年(昭43)4月1日、大阪府生まれの43歳。PL学園では5季連続で甲子園に出場し1、3年夏に優勝1度、準優勝2度。甲子園通算20勝は戦後最多。85年ドラフト1位で巨人入り。2年目の87年に防御率1位、ベストナイン、沢村賞。94年はMVPを獲得した。95年5月24日の阪神戦(東京ドーム)で右肘じん帯を断裂。じん帯移植手術を受け、97年4月6日ヤクルト戦(東京ドーム)で1軍復帰した。06年限りで巨人を退団しパイレーツと契約。07年6月10日のヤンキースでメジャー初登板。08年3月に引退した。09年には早大大学院に入学。ゴールデングラブ賞8度。右投げ右打ち。家族は真紀夫人に2男。

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