わたしはかもめ2011年鴎の便り(11月)

便

11月22日

球団運営本部長、サブロー獲得?「コメントしません」…ロッテ[報知]

ロッテの林信平球団運営本部長(50)は22日、FA権の行使を表明した巨人・大村の獲得について態度を明かさなかった。都内での実行委員会に出席後、「サブローのことは喋れない。(獲る、獲らないの)どっちにいっても波紋を呼ぶので、コメントしません」と慎重に言葉を選んだ。

球団は今年6月に大村をトレードで放出していたが、水面下で再獲得の可能性を含めて調査を始めている。最終判断は、FA選手獲得の決定権を持つ重光オーナー代行の考えを仰ぐことになる。

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大村がFA権行使を宣言、鶴岡も手続き開始[スポニチ]

巨人・大村が、国内移籍を目指してFA権を行使することを明らかにした。

既に申請書類を球団に送付しており「今までで1番悩んだ。とにかく試合に出たいので必要とするところがあれば」と話した。今季途中にロッテからトレードで加入。48試合で打率.243、1本塁打だった。「途中から入ったのに溶け込みやすかった。尊敬できる選手が多い」と不満はなかったが、出場機会を求めてFA移籍を決断。フロントが一新された古巣のロッテが獲得に名乗りを上げる可能性が高い。

また、FA移籍の意向を球団に伝えた鶴岡も手続きを開始。「手を挙げてくれる球団があるだけありがたい。じっくり考えたい」と話しており、捕手層が薄いオリックス、横浜、楽天が獲得に興味を示している。

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DeNA社、再審議も方向性出ず…結論12・1に持ち越し[スポニチ]

プロ野球12球団の代表者らによる臨時実行委員会が22日、都内ホテルで開かれ、横浜球団の買収で合意した交流サイト運営大手のディー・エヌ・エー社(DeNA)の参入について審議した。会議にはDeNA社の春田真会長(42)も途中から出席。質疑応答が行われたが、加藤良三コミッショナー(70)が各球団に厳正な審査を求めたため約4時間の審議でも方向性は出ず、12月1日の臨時実行委とオーナー会議で承認か否かの結論を出すことになった。

午後2時から始まった会議が終わったのは午後6時すぎだった。小休止を挟んで約4時間に及ぶロングラン審議。加藤コミッショナーは「疲れました。議論はいつも深い方がいい」とだけ話して会場を後にしたが、各球団の代表者達には緘口令が敷かれ、態度を明確にする球団もない。当初は方向性を出す可能性もあったこの日、結論は12月1日まで持ち越すことだけが確認された。

会議は、まずコンサルティング会社に依頼した財務調査の報告書について質疑応答があり、各球団がそれぞれ意見を出し合う形で進行。白熱した意見が飛び交った後、午後4時23分に別室で待機していた春田会長に出席を求めた。10日のヒアリング後にインサイダー取引疑惑が一部で報じられたほか、前日には同業のグリー社などが計10億5000万円の損害賠償を求める訴訟を東京地裁に起こしており、楽天などが中心に質問。前回も質問事項にあった不健全なサイト運営についても詳細な説明を求めた。

横浜・笹川博史取締役によると「春田会長は十分に、きれいに答えていた」という。前日浮上した訴訟問題にも、ヤクルト・新(あたらし)純生球団常務は「同業他社による損害賠償請求はあり得ないことではない。想定内のこと」と話し、大きな障害にならないとの考えも示された。今回の臨時実行委に際し、DeNA社側から各球団からの質問に備えて「待機していましょうか」と申し入れがあって実現した予定外のヒアリング。同社としては球界参入への真摯な姿勢をアピールした格好だったが、春田会長の退席後も1時間近く続けられた審議は紛糾して結論は出なかった。

今後は追加の財務調査を求め、各球団は審査内容を持ち帰って再度検討する。セ・リーグは30日に臨時理事会で統一見解をまとめる方針。一方でパ・リーグ内には反対意見がある。承認か否か決議を棄権する球団が出てくる可能性もあり、最終的に決議する12月1日の結果が注目される。

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DeNA春田会長、グリーからの訴状潔白主張[スポニチ]

◇プロ野球・臨時実行委員会

DeNA社の春田会長は約1時間、楽天などの質問に答えた。10日に続き2度目の質疑応答を終え「質問にはきちんとお答えできたかなと。理解されるといいなと思っています」と話した。

サイトの健全運営へ向けた姿勢について追加資料をもとに説明。インサイダー取引疑惑は、証券取引等監視委員会からは何も動きがないとした上で「事実として当社の幹部が関わっている訳ではなし、事実認識は全くない。手続きもきちんと行われたこと」と否定した。

また、グリーからの訴状は、22日午前中に届いたことを明かし「違法状態を解除したという認識。今後、裁判がどうなるか分からないが、しっかり対応していきたい」と丁寧な説明に努めた。「やはりウエルカムと言われていく方が気分的にはいい」と満場一致での参入を訴えた。

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DeNAの球界参入、12月1日に結論[スポニチ]

プロ野球12球団の代表者らによる臨時実行委員会が22日、東京都内のホテルで開かれ、TBSホールディングスから横浜球団の買収を決めた交流サイト運営大手、ディー・エヌ・エー(DeNA)を球界に加えるかどうかについて審議した。参入の可否について方向性は出ず、12月1日に結論を出すことを確認した。

会議には、DeNAの春田真会長が約1時間出席。21日に競合会社のグリーとKDDIから計10億5千万円の損害賠償訴訟を起こされた件などについて説明した。自社が運営するサイトの健全性などについても理解を求めた。

12月1日に臨時実行委とオーナー会議を開く。

巨人・原沢敦球団代表
「会議のことは、何も言えません。」
阪神・沼沢正二球団本部長
「結論は出ていない。色んな資料が出たので、それについてきっちり審議するという認識で終わった。」
ソフトバンク・高田浩一郎取締役
「持ち帰って考える。(球団の態度は)まだ中立です。(DeNAは)丁寧に話をしていただき、結構深い話もしてくださった。皆さん、そのへんの納得感はあったのではないか。」
楽天・井上智治オーナー代行
「12月1日に結論を出そうということになった。それぞれ皆さんで慎重に審議しようと。(DeNAの)春田会長のご意見も伺ったが、中身についてはノーコメント。」
ヤクルト・新純生球団常務
「最終的には、セ・リーグは一致した意見で臨もうという話。30日にセは理事会をやるので、その時に方向性を決めた上で、翌日の実行委員会に臨む。」
中日・伊藤修球団参与
「今日は何かを決めるとか、そういう感じではない。この前のヒアリングで述べられた野球界の発展のために努力していきます、ということの確認をした。」
ロッテ・林信平運営本部長
「(会議の)中身については何も言えません。(参入の是非は)最初から中立。(引き続き)協議していきます。」
オリックス・村山良雄球団本部長
「検討途中。(球団としての方針についても)まだ検討中。」
横浜・笹川博史取締役
「有意義な会だった。春田会長は十分(質問に)答えられたと思う。球団の人間としては(参入を)クリアして欲しいという希望しかない。前には進んだと思う。」

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