わたしはかもめ2011年鴎の便り(11月)

便

11月29日

契約更改

選手年俸前年比
工藤1940万円▼60万円
荻野貴2250万円▼250万円
大谷2500万円△1100万円
1750万円±0

◇スタッフ契約について

黒木純司2軍投手コーチ補佐、前里史郎2軍バッテリーコーチ、池田重喜育成担当コーチ兼寮長の3コーチと来季スタッフ契約した。

氏名旧担当新担当
黒木純司2軍投手コーチ補佐チーム統括部・編成グループ・スカウト
前里史郎2軍バッテリーコーチブルペン捕手
池田重喜育成担当コーチ兼寮長寮長兼バッティング投手

ページトップ

サブロー復帰は必要不可欠、ロッテ、多大な“出費”も覚悟[スポニチ]

サブローが帰ってくる。ロッテは、巨人からフリーエージェント(FA)宣言した大村三郎外野手(35)を獲得することが29日、分かった。

ただ、トレードで放出した選手をFAで再獲得するとなれば多大な“出費”を強いられる。

サブローの今季年俸は1億3000万円でFA補償はBランク。人的補償プラス年俸40%の金銭、もしくは年俸60%の金銭を巨人に支払わなくてはならない。それでも複数の球団関係者によると、球団トップの重光オーナー代行は来季の巻き返しへサブロー獲得は必要不可欠と判断。持ち前の勝負強い打撃はもちろん、再びチームリーダーとしてチームを牽引することを期待しているという。

他球団が獲得に乗り出す可能性もあるが、サブローもロッテへの愛着について「ないと言えばうそになる」と口にしており復帰への障害はない。球団では獲得すればロッテ在籍時の登録名「サブロー」も復活させる方針だ。

6月30日の移籍発表から11月30日の保留期間まで、巨人在籍日数はわずか154日。異例中の異例の再獲得。サブロー復帰に全力を尽くす。

ページトップ

サブロー、ロッテ出戻り、巨人在籍わずか154日[スポニチ]

サブローが帰ってくる。ロッテは、巨人からフリーエージェント(FA)宣言した大村三郎外野手(35)を獲得することが29日、分かった。

12月1日にも行われる球団首脳会議で、今季途中まで在籍したベテランの再獲得を正式に決める。古巣復帰後は登録名も「サブロー」に戻す方向。今年6月30日に交換トレードで移籍してから巨人在籍わずか154日。最下位からの巻き返しへ、ロッテが精神的支柱を呼び戻す。

林信平球団運営本部長は、FA宣言したサブローの獲得について「今の時点ではコメントできません。コメントできそうになった時にします」と語るにとどまったが、本格的に動きだす日は近づいている。12月1日、重光昭夫オーナー代行がオーナー会議に出席後に中村家国球団社長、林本部長らと会談。そこで来季に向けた補強策について話し合い、サブローの獲得を正式に決める。

ロッテ在籍時は「サブロー」の登録名で主軸として活躍。05年、昨年と2度の日本一に大きく貢献した。今年6月には若返りを理由に、工藤との交換トレードで巨人に放出された。しかし、サブロー不在となったロッテは下降線の一途をたどり、13年ぶりの最下位に転落。生え抜きのベテランであり、選手会長としてまとめ役でもあったサブローの放出は、チームの士気を著しく下げる結果となってしまった。

シーズン終盤の10月2日にフロント陣を一新させた重光オーナー代行は「サブロー選手が出ていった後から成績が悪くなった」として、退団した瀬戸山隆三前球団社長、石川晃球団運営本部長の旧フロント陣を批判。個人名こそ伏せたが「今年出ていった人を呼び戻したい」とサブローの再獲得を示唆。巨人で登録名を本名の大村に戻したサブローも出場わずか48試合に終わり、出場機会を求めて11月22日にFAを表明した。

ページトップ

サブローのトレード相手だった工藤は減俸「出場機会をもらいながら…」[スポニチ]

サブローとのトレードでロッテに移籍した工藤は契約更改交渉に臨み、60万円減の年俸1940万円でサインした。

53試合で打率.200。守備では貢献したものの「出場機会をもらいながらチャンスを生かし切れなかった」と悔やんだ。

サブロー復帰となれば外野手争いが激しくなるが「自分がやるべきことは変わらない」と話した。

また、右膝手術から再起を目指す荻野貴は250万円減の2250万円でサイン。今季遊撃に転向したが、西村監督は来季は外野に再転向させたい意向で「自分としても外野で勝負したい」と力強く言った。

ページトップ

荻野貴、250万円減でサイン、復活へ「外野で勝負」…ロッテ[報知]

ロッテの荻野貴司内野手(26)が29日、外野での来季復活を誓った。この日、千葉市内のQVCマリンで契約更改に臨み、250万円減の2250万円でサイン。けがで途中離脱した今季を振り返り、「悔しい1年だった。(来季は)外野で勝負したい」と意欲を燃やした。

“ポスト西岡(現ツインズ)”と期待され、外野から遊撃に挑んだ2年目も、右膝痛のため5月13日の楽天戦(QVC)を最後に出場できず。5月と8月に2回の手術を受けた。出場23試合で打率2割6分4厘。持ち前の俊足も14盗塁に終わった。

来季は膝の負担も考慮し、1年目に守った外野へ再コンバートされる。「まずはけがを早く治して、できるだけ長く1軍でやりたい」。勝負の3年目、屈指のスピードスターが、その輝きを取り戻せるか。

ページトップ

内「春には間に合わせたい」[ニッカン]

ロッテ内竜也投手(26)が29日、千葉市内のQVCマリンフィールド内で契約更改交渉に臨み、現状維持の年俸1750万円でサインした。6月下旬に右肘を痛め離脱し、8月9日に同箇所を手術。長期離脱を強いられた。「1年間、やっていないので、その評価だった」と話した。右肘の回復具合については「キャッチボールで40メートルぐらいは強く投げられる状態。実際にブルペンで投げるまでは不安しかないけど、春までには間に合わせたい」と、早期回復を誓った。(金額は推定)

ページトップ

今季3勝の大谷1100万円増[ニッカン]

ロッテ大谷智久投手(26)がスタミナアップを誓った。29日、千葉市内のQVCマリンフィールド内で契約更改交渉に臨み、1100万円アップの2500万円でサインした。プロ入り2年目となった今季は15試合に先発し3勝を挙げ、防御率3.37。「6回でつかまってしまうことが多かった」と、反省点を挙げ、オフ中の課題として「先発をやるためには体力向上が必要。しっかり走りこんで1年間戦うための土台をつくりたい」と、話した。(金額は推定)

ページトップ

工藤微減「打撃でアピールを」[ニッカン]

ロッテ工藤隆人外野手(30)が29日、千葉市内のQVCマリンフィールド内で契約更改交渉に臨み、60万ダウンの年俸1940万円でサインした。今季途中、巨人からトレードで移籍。53試合に出場したが打率2割にとどまった。「守備はできて当たり前。打撃でしっかりアピールしてスタートから出られる回数を増やしていきたい」と、来季に向け課題を挙げた。(金額は推定)

ページトップ

荻野貴は250万円減、来季は外野に戻る予定…ロッテ[報知]

ロッテの荻野貴が29日、契約更改交渉を行い、250万円減の年俸2250万円でサインした。来季は再び外野に戻る予定で「ポジションは監督が決めることだが、外野で勝負したい」と力を込めた。

今季は外野から遊撃に転向したが、昨季痛めた右膝を再び故障。2度の手術を受けた。5月に出場選手登録を外れるまで23試合に出場し、打率2割6分4厘、14盗塁。

また、3勝を挙げた大谷が1100万円増の年俸2500万円、内が現状維持の年俸1750万円、工藤が60万円減の年俸1940万円でサインした。(金額は推定)

ページトップ

臨時理事会、DeNA承認、パは方向性決める意見交換[スポニチ]

セ、パ両リーグは30日、都内で臨時理事会を開き、横浜球団の買収で合意した交流サイト運営大手のディー・エヌ・エー(DeNA)社の参入について協議。12月1日の臨時実行委員会、オーナー会議へ向けた意見調整を行う。セ・リーグは承認へ統一した見解をまとめる方向だが、パ・リーグは意見交換を行って各球団の判断材料とする予定だ。

今回のDeNA参入問題では、楽天が強固に反対の立場を取っている。島田亨オーナー兼球団社長は28日も「(22日の臨時実行委員会で)問題点や課題に対してクリアな答えは出ていない」と指摘。オーナー会議でも参入に反対するとみられており、予断を許さない状況が続いている。オーナー会議では最終的に採決となる方向だけに、パ各球団がどのような方向性を出すか注目される。オーナー会議では出席者の4分の3以上の同意があれば参入が承認される。

ページトップ

DeNA参入を承認へ、1日にオーナー会議[スポニチ]

プロ野球は12月1日の臨時実行委員会とオーナー会議で、TBSホールディングス(HD)から横浜ベイスターズの買収を決めた交流サイト運営大手、ディー・エヌ・エー(DeNA)の球界参入を承認する見通しであることが30日、複数の関係者の話で分かった。正式承認されれば2004年オフにソフトバンクが福岡ダイエーホークスを買収して以来の球団譲渡となる。

東京都内で開かれたセ、パ各リーグの理事会で、横浜が属するセは参入を認める見解で一致。パは楽天が事業の健全性や法令順守について提起した問題点などを協議したが、少なくとも4球団が賛成に回る情勢となっている。

球団譲渡の承認にはオーナー会議で4分の3以上の賛成が必要となる。理事会後の12球団代表者会議では議決対象を全球団とするか、当事者の横浜を除いた11球団とするか議論したが結論は出なかった。12月1日の臨時実行委で加藤良三コミッショナーに判断を一任することになった。

2度のヒアリングを受けたDeNAの春田真会長は東京都内で「ご理解いただけているのではないか」と参入への自信を示した。球団人事も同時に進めているが「残念な結果になった場合(選手やファンなどの)皆さんに申し訳ない」と不安な胸中ものぞかせた。1日はオーナー会議での追加の質問に備えて待機し、会議終了後には記者会見を予定している。

ページトップ