12月10日12月10日ロッテ伊志嶺翔大外野手（23）が「原点」から2年目の飛躍に向けスタートを切ることを誓った。10日、千葉県八千代市でサイン会を開催し、来季の目標について「盗塁王」と明言。今季は32盗塁だが50盗塁をノルマに設定し、年明け早々から故郷・宮古島で大松、根元らと自主トレを行うことを明かした。「144試合フル出場するために、走り込みや体幹を鍛えて体の芯を強くしたい」と意気込んだ。
1年目で126試合に出場してチームの顔の一員となり、今月中はイベント続きで大忙し。このほど退寮して１人暮らしもスタートさせた。年が明ければすぐ故郷で野球モードに入るため、母校・東海大を訪問するかどうかは未定。浪人を決めた後輩・菅野智之投手（22）には「あえて連絡は取らないようにしている。納得して出した答えだと思うので、自分も応援していきたい」と陰から見守る構えを見せた。
ロッテの伊志嶺が中堅の定位置奪取に意欲を見せた。
1年目から126試合に出場してレギュラーを獲得したが、守備位置は左翼と右翼のみで、中堅は143試合に先発した岡田の独壇場だった。「高校、大学でも（中堅を）守ってきた。スタメンで行けと言われれば行けるよう準備したい」。リーグ外野手部門1位でゴールデングラブ賞を獲得した球界屈指の名手に挑戦状を叩きつけた格好だ。
岡田は全試合に出場して無失策。一方の伊志嶺は4失策を犯した。安定感では及ばないが、瞬発力、守備範囲では負けていない。今季は疲労がたまった夏場に体調不良で離脱。「力強さが足りなかった。スピードを落とさないように体幹を鍛えて芯を強くしたい」。来年1月には故郷の沖縄・宮古島で自主トレを予定。原点の場所で1年間戦い抜く肉体をつくり、ハイレベルな中堅争いを制する。
ロッテ・井口が10日、阪神・鳥谷らと南風原町の「県立南部医療センター・こども医療センター」を訪れ、重病を抱える子供達を励ました。ボールや色紙にサインして子供達に手渡したり、笑顔で記念写真の撮影に応じた。毎年、同病院を訪れている井口は「一足早いクリスマスプレゼント。みんな元気になって早く退院して欲しい」と話した。11日は地元の子供達を対象に野球教室を開く。
ロッテの球団社長を10月に退き、千葉商大大学院の客員教授に就任した瀬戸山隆三氏（58）が10日、千葉・市川市内の同校の大学院で特別講座を行い、横浜を買収したDeNAに「球団と球場の関係改善」の提言を送った。
ロッテは05年当時、入場料の25％以外、残りの入場料や球場でのグッズ販売、看板広告の収入が、本拠地の千葉マリン（現QVC）に入る“不平等条約”状態だったという。瀬戸山氏は県や市との粘り強い交渉で、翌06年に千葉市の指定管理者として球場運営権を持った経緯を熱弁した。
横浜スタジアムと同様の問題を抱える横浜DeNAに関して「アドバイスできる立場じゃない」としながらも、「05年のロッテと同じような状態で大変だと思う。行政との協力はもちろん、球界全体で考えないといけない」と警鐘を鳴らした。自身の球界復帰には「ご縁があれば」と意欲を見せた。
プロ野球の井口資仁選手（ロッテ）や鳥谷敬選手（阪神）らが10日、沖縄県南風原町の病院「県立南部医療センター・こども医療センター」を訪れ、重病を抱える子供達を励ました。
同病院には、生後数日から中学生ぐらいまでの子供が入院しており、多くが小児がんや心臓疾患などの重病だという。井口選手らはボールや色紙にサインして子供達に手渡したり、笑顔で記念写真の撮影に応じた。鳥谷選手から帽子を贈られた1歳の男の子の母親（28）は「感動した。この子も早く元気になってくれると思う」と嬉しそうだった。
井口選手は訪問後、記者団の取材に「一足早いクリスマスプレゼント。みんな元気になって早く退院して欲しい」と話した。井口選手は毎年オフに同病院を訪れている。１１日には地元の子供達を対象に野球教室を開く予定。
ロッテ伊志嶺翔大外野手（23）が10日、千葉県八千代市のショッピングセンター「ユアエルム」でサイン会を行った。先着300人が対象で、整理券を手にするため先頭のファンは深夜0時から並んだという人気ぶり。合間のトークコーナーでは「好きなビジター球場は」という質問に「仙台のKスタですかね。相性がいいので」と答えつつ「（飲み屋の多い）国分町は関係ないですよ」と言い添えて笑いを誘った。得意な投手には「斎藤佑樹」を挙げ、嫌いな投手については「うーん。マー君とかですかね…」と苦笑いした。
甲子園クラブハウスに姿を見せた労組・選手会会長の阪神・新井は10日、2013年開催の第3回ワールド・ベースボール・クラシックへ参加するかどうかの問題に関して、現段階での進展はないことを明かした。「こちらから（機構側に）ボール（要望）を投げて、今は返答を待っている。何か動きがあれば、選手会役員がいつでも集まれるようにはしています」。スポンサーやグッズの権利など、選手会の意向に沿った返答を期待して待っている状況だという。