ロッテ・今江と内が16日、東日本大震災で被災した福島・いわき市を訪問した。ユニホーム姿で久之浜第一小を訪れた今江は「何でもいいから頂点を目指して」と6年生の教室でスピーチ。津波で家屋などが流された沿岸部を視察した内は「言葉にならない」と顔色を失った。今江は「微力だが長くお手伝いしたい」と神妙な表情だった。
ロッテが、今季限りで巨人を退団したセス・グライシンガー投手(36)と入団合意に達したことが16日、分かった。近日中にも球団から正式発表される。
同投手は来日初年度の07年から3年連続2桁勝利をマーク。昨年3月に右肘を手術した影響もあり、今季は9試合で1勝5敗だったが、07、08年に2年連続最多勝を獲得するなど実績は申し分ない。
林信平球団運営本部長は「チームとして計算できる外国人選手が必要。(FAで復帰が決定的な)サブローだけに終わらず第2弾、第3弾を進めていく」と話しており、日本通算47勝を誇る右腕に白羽の矢を立てて交渉を重ねてきた。今季手薄だった外国人先発投手の補強に成功した。
ロッテの今江と内が東日本大震災とそれに伴う原発事故で被害を受けた福島県いわき市を訪問し、小・中学生らと交流した。
雪模様の中、久之浜第一小では校内でキャッチボールなどを楽しんだ。自宅が津波で全壊した6年生の菜花友貴君は「ボールのスピードとコントロールが凄い」と大興奮だった。その後は豊間中の野球部員らとも交流。今江は「子供達が元気よく、礼儀正しくて、楽しませてもらった。絆を深め、助け合って、みんなで力を合わせて頑張っていこう」と話した。
プロ野球ロッテの今江敏晃内野手(28)と内竜也投手(26)が16日、東日本大震災で被災した福島県いわき市の小学校などを訪問し、被災者を激励した。背番号「8」と「21」のユニホーム姿で登場し、児童らの歓声を浴びた。
いわき市立久之浜第一小を訪れた今江は「何でもいいから頂点を目指して」と6年生の教室で呼び掛けた。同小の敷地内に建てられた仮設の「浜風商店街」では鮮魚店や電器店など全9軒の店舗を回り、サイン攻めにあった。津波で家屋などが流された同市沿岸部を視察した内は「言葉にならない。映像で見るのと全然違う」と顔色を失った。
被災地訪問は社会活動に熱心な今江が発案し、シーズン終了後に実現した。今江は「今、自分がここにいられるだけで幸せ。微力だが長くお手伝いしたい」と神妙な表情だった。
DeNAは16日、中畑清監督の下、新球団としてスタートを切る来季のコーチ陣を発表した。ヘッドコーチには高木豊氏が就任した。スタッフは次の通り。背番号は後日発表する。