12月27日12月27日ロッテ里崎智也捕手（35）が「コメ抜きダイエット」で肉体改造を図る。持病の腰痛と背筋痛で離脱した、ここ2年の教訓から新たな試みに着手した。シーズン終了後の11月中旬に自身の血液成分を分析。「足りないものを補充し、取り過ぎているものを減らす。栄養士からアドバイスを受けながら体の中から変えていきたい」。その初動として、オフ期間中は「脱・炭水化物」を敢行する。
約1ヶ月が経過したここまで体重88キロから約2キロの減量に成功。「オフ期間はそんなにお腹も空かないしね。おかずは普通に食べてるから大丈夫」と、上機嫌に話しつつ「最初の検査では、一般人と同じって言われちゃいました」と、自虐的ネタも暴露。食事のときは、ビタミン、鉄分、カルシウムなど不足がちな栄養素もサプリメントで補充しているという。
肉体改造プログラムの1番の狙いは単なるダイエットではなく、フルシーズン戦える体づくりだ。「今回はケガは自分自身の体で治すという考え方。新しいことへのチャレンジなので結果はまだ分からないけど楽しみ」。春季キャンプ直前の来年1月下旬に再び採血する予定で、当面の間は“コメ離れ”生活が続く。
ロッテが前ヤクルトのジョシュ・ホワイトセル内野手（29）を獲得することが27日、分かった。球界関係者は「基本合意に達しており本契約書にサインするだけ」と話し、28日にも正式発表される。
主砲のホセ・カスティーヨ内野手（30）が今季限りで退団。林信平運営本部長（50）は「4番を打てる外国人選手を探している」と話していた。ホワイトセルは昨季途中にヤクルトに加入し、今季は12本塁打で2年連続2ケタ本塁打をマークした。
また、投手陣の補強にも着手。この日、前巨人で右腕のセス・グライシンガー投手（36）ともほぼ合意に達していることが判明。年内にも正式発表される。今季、最下位に沈んだロッテが、日本で実績のある外国人選手獲得で巻き返しを図る。
ロッテ・里崎が「NO炭水化物」で生まれ変わる。
最近2シーズンは腰痛などに悩まされて不完全燃焼。11月に血液検査を受けたところ「“一般人と同じレベル。とてもアスリートとは思えない”と言われた。体の中からつくりあげたい」と体質改善を決意した。今オフは管理栄養士の指導の下、米やパンを極力食べない食生活を実践。鉄分、ビタミンなどを多く摂取して血液の質を改善し、故障しづらい体づくりに励んでいる。既に88キロから約2キロ減量しておりキャンプインまでに5キロ減量を目指す。