12月31日12月31日ロッテDＤ1位・藤岡（東洋大）が、2日の新春初売りイベント（QVC）に登場する。「たくさんの人に来てもらえたら嬉しいです」。これまで、新人選手として参加したのは清田（2010年）のみで、その年大活躍し、チームはリーグ3位から史上初の日本一を達成した。清田に続けとばかりに黄金左腕がグッズ収入に貢献し、開幕１軍へ。そして、チームに幸運を呼び込む。
ロッテ・サブローは6月に36歳。国内FAで古巣へ復帰した年男は、「下克上日本一」を宣言した。
慣れ親しんだユニホームに再び袖を通し「若手とベテランの力が融合すれば、最下位から日本一になれる」。昨年6月に巨人へトレード。生え抜きの選手会長放出という異例の事態だったが「前を向いてチームを強くしていきたい。みんなで同じ方向を向くことが大切」とわだかまりはない。勝負強い打撃とリーダーシップ。自身の役割を果たし、チームを頂点へ導く。
今年のドラフト最大の目玉は、亜大の右腕、東浜巨（なお）投手（21）だ。
新チームから亜大の投手としては初の主将に就任。「周囲を見ないといけないですし、凄く気を使います」と言いながら味方に遠慮なく注意するなど自覚は十分だ。
そんな東浜をロッテ・山下徳人スカウトは「間違いなく今年のNo.1投手。経験も実績もあるし、1位指名が重複するのは間違いない」と断言する。
昨年ドラフトで日本ハムからの1位指名を断り、浪人を選択した菅野を1位指名することが決定的な巨人の山下哲治スカウト部長も「外角にしっかり出し入れできる。力は誰が見てもあるでしょう」と高く評価した。