1月5日1月5日| 選手 | 年俸 | 前年比 |
|---|---|---|
| 伊藤 | 6000万円 | △1000万円 |
ロッテの中村家国球団社長（66）が5日、球団の仕事始めの訓示で、日本シリーズ出場を今季の命題に掲げた。「日本シリーズに出るために最善のバックアップをして欲しい。少なくとも（日本一から最下位に転落した）去年のようなことがないように。最低でもCS」と球団職員に説いた。またファンサービスのアイデアも広く募る姿勢。「例えば、6大学野球のエール交換のようにファンも参加しているという意識を持てるようなもの」と話し「皆さんもアイデアがあればお願いします」と報道陣にも意見を求めていた。
ロッテは中村家国球団社長が挨拶し「今年は去年のようなことがないように。（2年ぶりの）日本シリーズ出場へバックアップしたい」と最下位からの巻き返しを誓った。
昨季主催試合の観客動員数は計133万2815人。東日本大震災による節電策で4月中のナイター開催を自粛した影響もあり、前年比13.8％減と落ち込んだ。業績回復に向けて「野球で喜んでもらうのは当たり前。野球以外の面でも楽しんでもらえるように」とイベントなどの充実を図る意向を示した。
ロッテの伊藤がQVCマリンで契約更改交渉に臨み、1000万円増の年俸6000万円でサインした。
史上4人目となる新人から5年連続50試合以上登板を今季の目標に掲げ、「球の質が落ちないように肩や股関節の可動域を広げたい」と話した。春季キャンプでは昨季ほとんど使わなかったシュート習得に取り組む。シュートが代名詞の西本投手コーチが1軍復帰したとあって「アドバイスをもらいたい。シュートがあればスライダーが武器になる」と意欲を示した。
ロッテの伊藤が5日、1000万円増の年俸6000万円で契約を更改した。1年目から4年連続50試合以上に登板し、昨季は防御率が自己最高の2.29だった。伊藤は「5年連続50試合登板が目標。最近使っていなかったシュートをキャンプで投げたい」と意欲的だった。（金額は推定）
加藤良三コミッショナーは今オフに日本ハムのダルビッシュ、楽天の岩隈ら有力選手が続々と大リーグ挑戦を決めたことについて「才能ある選手なら自然なこと」と理解を示したうえで「新たな才能の開拓のためには日本の野球が魅力的であることが大事」とさらなる球界の発展を期した。
また大リーグ機構（MLB）が海外選手を獲得するための世界ドラフトを検討していることについては「日本の野球は米国のマイナーじゃない。突っ張るところは突っ張らないと」と強い姿勢を示した。