わたしはかもめ2012年鴎の便り(1月)

便

1月12日

ホームシック新人中後「吉本新喜劇恋し」[ニッカン]

チャンネルを替えても、吉本新喜劇は映らなかった。ロッテのドラフト2位中後悠平投手(22=近大)は12日、東京生活の始まりにあたって「いつも見ていた吉本新喜劇がやってなくてつまらないです」と残念がった。

新人合同自主トレはこの日、第1クールを終えた。長身左腕は「全身筋肉痛です。明日は昼まで休むことは確かです」と言うほどで、毎日クタクタになって寮に帰るが、疲労回復を助けてくれていた関西のテレビ番組とは違うプログラムに、戸惑ったようだ。

「読売テレビじゃなくて日テレだし、テレビ大阪じゃなくてテレ朝だし。そういうところから慣れていかなければと思って、新聞のテレビ欄を見ながら勉強しています」と苦笑いした。

上京した際には、ドラフト4位の益田直也投手(22=関西国際大)とともに東京駅から武蔵浦和駅まで、京浜東北線ではなく、武蔵野線に乗り、1時間以上思わぬ遠回りをしてしまうなど、東京の洗礼を浴びた中後だが、13日の休日には「電車に乗って池袋に買い物に行きたい」と、電車にも再挑戦する。課題は1つずつ乗り越え、プロの世界を生き抜くつもりだ。

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里崎、ドラ1藤岡にゲキ「頑張ってもらえれば最下位脱出」[スポニチ]

QVCマリンで自主トレを公開した里崎が、初対面となったドラフト1位の藤岡(東洋大)に「頑張ってもらえれば最下位から脱出できる。先発ローテーションに入って勝ってくれれば」とゲキを飛ばした。

ルーキーは「少しでも声を掛けてもらってありがたいし、自分のやる気も出る」と目を輝かせた。女房役の里崎も近年は故障続きなだけに、「炭水化物を抜く生活をキャンプまで続けて体質改善したい。いつ辞めてもおかしくないし、性根を入れてやらないと」と覚悟を口にした。

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ロッテ、藤岡、同期新人も驚き「軌道の1個上で捕らないとグラブの網に…」[スポニチ]

日本球界では数少ない150キロ左腕のルーキー藤岡貴裕(東洋大)が合同自主トレーニングでプロとしての第一歩を踏み出した。

昨秋のドラフト会議の目玉として3球団が競合し、新人王を目標に掲げる即戦力候補は「まずはしっかり体をつくりたい。キャンプ初日(2月1日)にブルペン入りできればいい」と冷静に話した。

年末年始も実家のある群馬県渋川市で走り込んだ。キャッチボールの際も下半身が安定している。球を受けたドラフト2位の中後悠平投手(近大)は「藤岡だけボールの(軌道の)1個上で捕らないとグラブの網にかかってしまう。伸びと切れがすごい」と舌を巻いた。

ロッテは昨年6月の段階で藤岡のドラフト1位指名を公言していた。永野吉成チーフスカウトは「最大の魅力は勝てる投手であること。球速、球威、制球、精神面、全てそろわないと勝てる投手になれない」と、素質の高さに惚れ込んでいる。

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古巣ロッテにFA移籍、サブローの人的補償で高口獲得[スポニチ]

巨人は12日、フリーエージェント(FA)権を行使して古巣のロッテに移籍したサブロー外野手(35)の人的補償として、高口隆行内野手(28)を獲得したと発表した。

高口は05年に大学・社会人ドラフト6巡目で日本ハムに入団。トレード移籍で11年からロッテでプレーした。内野のユーティリティープレーヤーである高口の獲得に、原監督は「内野の守備力がある右打者は、今季の巨人軍に必要な戦力。東京ドームのファンの前で思う存分に躍動してほしい」とコメントした。

高口
「マリーンズには1年という短い期間でしたので、さみしい気持ちはありますが、マリーンズでの経験を今後に繋げていきたいです。新天地の読売巨人軍でもチームのために全力プレーで頑張ります。」

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ドラ2・中後、なんでやねん!「関東では吉本新喜劇の放送あらへん」…ロッテ[報知]

なんで、新喜劇やってへんねん! ロッテのドラフト2位左腕・中後悠平投手(22)=近大=が12日、東と西の地域間ギャップに悩める胸の内を明かした。コテコテの“大阪で生まれた男”は「こっちではテレビで吉本新喜劇もやってないんですね。めっちゃ面白いんですけど…」と肩を落とした。

8日の入寮では電車を乗り間違えるなど、新天地での生活は、まだペースがつかめていない。この日、QVCマリンで行われている新人合同自主トレの第1クールが、無事終了。「全身が張ってます。明日は昼まで休むのは確かです」とヘトヘト状態だ。そこで初のオフとなる13日は、同じ関西出身でドラフト4位の益田と「観光もしたいので買い物がてら池袋に行きます」と都会の街に心躍らせる。今度は電車も乗り間違えず、リフレッシュするつもりだ。

「大阪では読売テレビなのに、こっちでは日テレ。チャンネルも違うしテレビ欄を見て勉強してます」と笑う。花の東京は分からないことだらけだが、グラウンドの中は別。14日からの第2クールでは「キャンプ序盤から投げ込めるように」といち早くブルペン入りを宣言した。

中後悠平(なかうしろ・ゆうへい)
1989年9月17日、大阪・熊取町生まれ。22歳。近大新宮高では控え投手として3年夏に和歌山大会ベスト8。近大では通算19勝13敗。大学日本代表に3年連続で選出された。ドラフト2位でロッテ入団。182センチ、72キロ。左投左打。

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ドラ1・藤岡、新人合同自主トレで汗まみれ…ロッテ[報知]

ロッテのドラフト1位の藤岡(東洋大)らルーキー4人が12日、新人合同自主トレーニングの第1クールを終え、3日間は走り込み主体のメニューで汗まみれになった。先発ローテーション入りが期待される藤岡は「いい練習ができた。最初は硬くなっていたが、気持ちが楽になってきた」と充実の表情を見せた。

13日は初の休日となる。入寮日に電車を乗り間違えて遅刻したドラフト2位の左腕、中後(近大)は「次のクールから投球練習を始める。明日(13日)は電車に乗って池袋に行きたい」と何事にも意欲的だった。

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里崎、体質改善図る「1年間、フルに戦える体を」…ロッテ[報知]

ロッテの里崎智也捕手が12日、QVCマリンフィールドで自主トレーニングを公開し、ノックを受け、ティー打撃で汗を流した。炭水化物を控える食生活で体質改善を図っており「1年間、フルに戦える体をつくりたい」と元気に話した。

通算100本塁打まであと4本と迫っている。「節目を超え、自己最高の成績を残したい」と意気込んだ。

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里崎“地震警報”もへっちゃら[ニッカン]

ロッテ里崎智也捕手(35)が12日、QVCマリンフィールドで自主トレを公開した。ちょうどノックを受けている時、カエルの鳴き声のような大きな音が響き渡った。緊急地震速報のアラーム音。少し、揺れを感じながらも「ここは1番安全ですから」と、練習を続行した。

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プロ野球にとって気になる動き、「世界ドラフト」は実現する?[スポニチ]

主力選手の海外流出が続く日本のプロ野球にとって気になる動きが出ている。大リーグ機構と選手会は1月中旬に海外のアマチュア選手獲得について協議する委員会を設置して「世界ドラフト制度」の導入に向けた議論を始める。

今回の動きの背景には、選手獲得に要する契約金などの費用を抑えたいという大リーグ各球団の思惑がある。現行の大リーグのドラフト会議ではプエルトリコを含む米国、カナダが対象。それ以外の国や地域は自由競争となり、有力選手の獲得には莫大な資金が必要となるケースがある。

月に2度のペースで検討を重ねる予定だが、法的な問題や有力代理人の反対、キューバ選手の取り扱いをめぐる政治的な要素など実現には多くの障害がありそうだ。

委員会では現行のドラフト会議の対象選手を世界に広げて行うのか、現行のドラフト会議とは別のドラフト会議を実施するのか、アマチュア選手がプロ契約するのに適正な年齢はいくつなのかといった問題が議論される。日本や韓国などと合意するためには何が必要かなども話し合われる予定だ。

ただ、日本野球機構(NPB)の関係者は「一筋縄ではいかない問題。時間は相当にかかると思う」と、静観の構えを示している。

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