わたしはかもめ2012年鴎の便り(1月)

便

1月15日

井口が新弟子・清田に厳命!「全試合出ろ」…ロッテ[報知]

ロッテの井口資仁内野手(37)が15日、沖縄・名護市内で自主トレを公開し“井口道場”の新弟子・清田育宏外野手(26)に「1年間フルで出続ける気持ちで頑張って欲しい」と全試合出場を厳命した。清田は昨季、打率2割4分4厘と低迷。プロ3年目ながら27歳を迎える今年、正月に結婚した。「キツいとは聞いていた。でも何とか野球を頑張らないといけない」と、阪神・鳥谷らも参加し、22日まで続く“熱血道場”の門を初めてたたいた。

トレーニングは朝6時半から夕方5時半まで11時間みっちり。「口で言うより行動していかないと」という井口の方針に、清田も「井口さんは1つ1つの練習に対する意識がすごく高い。見て盗むしかない」と“ストーカー”になり、メジャーで世界一も経験した男の背中に熱視線を注いでいる。

そんな弟子の奮闘ぶりに、井口も期待を口にする。「外野はサブ(サブロー)が帰ってきて、荻野貴も内野から戻ってくる。でも清田にも、それだけ(全試合出場)の力はある」。グラウンドでの共闘を目指す。

“井口道場”の主な練習メニュー
午前6時半のゴルフ場マラソンから始まり、球場に移って打撃・守備練習、午後はウエート・体幹トレ、坂道ダッシュなど夕方5時半まで。この日は下半身強化に砂浜で20分ハーフのフットサルも行った。

ページトップ

上野30球「いい球あった」[ニッカン]

ロッテの上野大樹投手(25)が15日、自主トレを行い、ブルペン入りした。捕手を立たせたまま30球。時折、高めに抜ける球もあったが、右腕の連動を確かめながら回転のいい直球を投げた。「思ったより、何球かいい球もあった。体力的にも順調です」。昨季4勝を挙げ、先発ローテ入りも期待される右腕が仕上がりに好感触を得ていた。

ページトップ

ドラ1藤岡、即席サイン会「熱狂的だと感じた」[サンスポ]

ロッテのドラフト1位左腕・藤岡(東洋大)が即席サイン会を開催した。早朝から詰めかけたファンのために球団が急遽設定。選手食堂の前に机と椅子を設置し、78人のファンにサインした。

寮へ帰る際にも約50人にサインし「ファンの方が駆けつけてくれて熱狂的だと感じた」と振り返った。同期の中後がブルペン入りしたことには「いい球を放っていた。自分も入れる日が楽しみ」と刺激を受けていた。

ページトップ

ロッテD2位・中後、ブルペンで20球[サンスポ]

ロッテD2位・中後(近大)は15日、2軍施設のブルペンで、捕手役を立たせて7割ほどの力で20球投げ込んだ。プロ初任給で「両親はまだブラウン管のテレビを使っているから、40インチほどの薄型テレビをプレゼントしたい」と決意。D1位・藤岡(東洋大)のブルペン入りは18日からの第3クールを予定している。

ページトップ

“中でも後ろでも”ドラ2左腕・中後、フル稼働宣言![スポニチ]

ロッテ・ドラフト2位の中後(なかうしろ)悠平投手(22=近大)が15日、ロッテ浦和室内練習場での新人合同自主トレでチーム1番乗りのブルペン入りした。スリークオーターとサイドで投げ分ける最速151キロ左腕は、スリークオーター限定で20球。先発候補だが、名前の通り「中(中継ぎ)」でも「後(抑え)」でもフル稼働する決意を示した。

力みがないフォームから中腰で構える捕手のミットに投げ込む腕はサイド気味だが、本人はスリークオーターと主張する。「負担がかからない投げやすい位置で6、7割の力で投げた」。サイドで投げる際はさらにアンダー気味になるというからまさに変則だ。視察した永野吉成チーフスカウトは「今まで左の変則はいたけど、中後は剛腕だし、モデルケースがない。ランディ・ジョンソンタイプかな」と評した。

チームで計算できる先発左腕は成瀬だけ。ドラフト1位の藤岡(東洋大)とともにまずは先発枠を争う。その上で、中後は「やっていく中で、自分にあった場所を見つけていきたい」と中継ぎや抑えでもチームに貢献する意向だ。課題は制球力。午前中には埼玉県戸田市のヤクルトの練習場まで往復約6キロのロードワークを行うなど、下半身強化に取り組んでいる。

「コンスタントに150キロ出せるように。内角を攻めて各チームを代表する打者を抑えたい」。和製ランディが、唯一無二の投球スタイルで勝負する。

中後悠平(なかうしろ・ゆうへい)
1989年(平元)9月17日、大阪府生まれの22歳。近大新宮2年夏からベンチ入り。3年夏は和歌山県大会準々決勝で高野山に敗れて甲子園出場を逃す。近大1年春からリーグ戦で登板。10年の世界大学野球選手権、昨夏の日米大学野球で日本代表選出。昨秋のドラフトでロッテから2位指名を受けた。1メートル82、72キロ。左投げ左打ち。

◇「ちゅうご」は多いけど…

「中後」を「なかうしろ」と読む名字は全国的にも珍しい。中後本人も「これまでに自分の家族以外のナカウシロさんに会ったことはないです」という。事実、大阪府下の電話帳に記載されている「中後」さんは中後の実家の1軒のみ。由来については「分かりません。両親も知らないんですよね」。ちなみに「中後」と書いて「ちゅうご」と読む名字は意外に多く、著名人でもJリーガー・中後雅喜(J2東京V)、民主党の中後淳衆議院議員らがいる。

ページトップ

中後“ランディー”襲名!ブルペン1番乗り…ロッテ[報知]

ロッテのドラフト2位・中後(なかうしろ)悠平投手(22)=近大=が15日、武蔵浦和の室内練習場でチームの新人1番乗りでブルペン入り。捕手を立たせて20球を投げ込み「60〜70%くらい。練習で下半身に疲れはあったけど、思ったより良かった」と上々の滑り出しに笑顔を見せた。

スリークオーターとサイドを投げ分ける最速151キロ左腕。そのフォームから“和製ランディー・ジョンソン”の異名も持つ。「はるかに上の人なので…」とメジャー通算303勝を挙げた伝説的な投手の名前に謙遜するが「いつかそのくらいになりたいと思う」と“襲名”へ野望を抱いている。

巨人では、ドラフト1位の193センチ左腕・松本竜に対し、阿波野2軍投手コーチが“和製ランディー”になれ−と期待している。だが、松本は高卒1年目。関西学生リーグで通算19勝を挙げた中後の方が、即戦力としては上だ。練習を見守った永野チーフスカウトも「(変則の剛腕は)過去にモデルがないし、希少価値は高い」と、1年目からの活躍に太鼓判を押した。

インコースへの強気な攻めを身上とするルーキーは「勝負では年齢は関係ない。年上でも攻めていきたい」。その負けん気で一気にスターダムにのし上がる。

ページトップ