わたしはかもめ2012年鴎の便り(1月)

便

1月19日

ロッテD1位・藤岡、ダルさん目指す![サンスポ]

ロッテのドラフト1位・藤岡貴裕投手(22)=東洋大=が19日、初めてブルペンに入った。新人合同自主トレ(QVCマリン)で、捕手を立たせたまま直球ばかり30球。日本を代表するエース、ダルビッシュ有投手(25)の米球界流失が決まったこの日、次代の球界を担う新星が第1歩を踏み出した。

室内ブルペンに心地よいミット音が響いた。藤岡は捕手役を立たせて30球、左腕を振り抜いた。

藤岡
「6、7割の力でいい感覚で投げられた。球が指にかかったときは納得のいく球がありました。」

報道関係者20人の前で、プロでは初のブルペン投球。昨年のドラフト会議で楽天、横浜と3球団競合の末ロッテ入りした左腕が、ついにベールを脱いだ。

捕球した味園博和ブルペン捕手(38)は「球が浮き上がる。ボール1個分上で捕らないとミットの網に入る」と証言。隣で注視していた10年目の金沢岳捕手(27)も「成瀬はキレ、藤岡は力で抑えるタイプ。数多く球を受けたい」とほれ込んだ。

しかし、待望の初投げは、またも“嵐”を呼んだ。昨年のドラフト会議は、広島D1位・野村(明大)と「大学ビッグ3」と評された東海大・菅野を日本ハムが強行指名。11月11日の仮契約の際には巨人で“清武の乱”が起きた。

そしてこの日は、ダルビッシュの米移籍が決定。「自分が何かをするときは大きな話題が起こる。ダルビッシュさんのように目標を高く持ってやりたい」。本来なら、昨年の日本ハム・斎藤級の注目を浴びてもおかしくない大物ルーキー。公式戦での“第1球”こそ、自身にスポットライトを集めてみせる。

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藤岡はダル渡米にホッ?[ニッカン]

ロッテのドラフト1位左腕、藤岡貴裕(22=東洋大)はダルビッシュとの対戦回避に安堵?19日、新人合同自主トレで初ブルペン入り。立ち投げでの30球には約20人の報道陣と約10人のチームスタッフが集結するなど注目の的だった。またこの日はダルビッシュがレンジャーズと正式契約。このことに「自分が何かするときは、いつも何か大きい話題とかぶるんです」と不思議がった。昨年のドラフトは東海大の菅野が日本ハムから指名され、正式契約を結んだ日は巨人清武GM(当時)が渡辺オーナーを告発、今年の入寮日は同僚のルーキーが電車に乗り間違えて遅刻して話題をさらわれた。ダルビッシュとプロ野球で対戦できなかったことには「できれば投げ合いたくない」と素直?な心情を吐露した。

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