わたしはかもめ2012年鴎の便り(2月)

便

2月3日

唐川、藤岡ブルペン初共演「刺激し合え」[ニッカン]

唐川、藤岡よ、「江川−西本」のような名ライバルになれ!ロッテで昨季チーム最多12勝の唐川侑己投手(22)と、ドラフト1位左腕で新人王候補の藤岡貴裕(22=東洋大)が3日、ブルペンで初共演した。初ブルペンの唐川が投げ込んでいると、4つ隣で藤岡が3連投となる投球を開始。互いの投球を観察することはなかったが、唐川が56球、藤岡が94球と投げ合いが実現した。

唐川は「今日はあまり(藤岡を)見ていない。でもゆっくり見て研究して、いいところを取り入れます」と吸収するつもりだ。実は同い年の2人はあまり会話を交わしていない。高校時代、唐川は「BIG3」と言われたスター選手だったが、無名の外野手兼投手だった藤岡はセンバツで、唐川に記念撮影をお願いしたほどだった。藤岡は「自分が上でやれると考えなかったし、まさか同じチームになるとは。向こうは先輩と仲がいいし、これから徐々に打ち解け合えば」と言う。

西本投手コーチはライバル関係を歓迎する。「僕も江川さんは1歳上だったけど存在は大きかった。2人も刺激し合えばいい」。エリート江川、雑草西本の緊張感を持ったライバル関係は巨人黄金時代を築いた。藤岡も「いいライバルになれれば。お互いが頑張ればチームも上に行ける」と、唐川と高みに登る。

ページトップ

唐川初ブルペンに「よかった」[ニッカン]

ロッテの唐川侑己投手(22)が3日、今キャンプ初めてブルペン入りした。最初は味園ブルペン捕手を中腰に座らせて試運転のようにフォームを確認した。終盤は座らせて少しずつ力の入った直球を投げ込んだ。56球を投じ「初めてにしてはよかった。まずはしっかり自分の回転で(球の軌道を)ラインに入れて投げます」と話した。

ページトップ

ドラ3鈴木発熱、リタイア1号[ニッカン]

ロッテのドラフト3位、鈴木大地内野手(22=東洋大)がリタイア1号となった。前日2日は1番最後に練習場を引き揚げるなど精力的に動いていたが、発熱でダウン。3日早朝の散歩も取りやめて、順番だった新人恒例の声出しも同4位の益田直也投手(22=関西国際大)に託した。

ページトップ

ロッテ・唐川が初ブルペン入り!監督も期待[サンスポ]

キャンプ3日目で唐川が初めてブルペン入りし、56球を投げた。同時にD1位・藤岡(東洋大)も投げており、「これからじっくり研究して、いいところを取り入れたい」と貪欲。西村監督は「開幕投手候補の1人に間違いない。実績のある選手には何も言うことはない」と期待を寄せていた。

ページトップ

ロッテ「感染警戒警報」D3鈴木が離脱[サンスポ]

ロッテのドラフト3位・鈴木大地内野手(22)が3日、インフルエンザA型に感染し、離脱した。同じ東洋大の出身で仲のいい同1位・藤岡貴裕投手(22)にも緊張が走った。「健康管理をしないと1軍に残れなくなる。うがい、手洗いは欠かしません。(鈴木とは)少し距離をおかなくては…」。

チームでは毎朝、体温を計測しており、鈴木が37.8度の発熱をしていることが判明。すぐさま病院へ向かい、診察を受けた。藤岡は宿舎では鈴木の一部屋を挟んだ隣に滞在している。東洋大のチームメートだったこともあり、球場外でも行動を共にする大の仲良しだ。それだけに、西村監督も「とくにルーキー達は行動が同じだから心配です。2人目だけは勘弁ですね」と神経をとがらせている。

さいわい、藤岡はこの日の朝食は鈴木から離れて食べていたという。練習では、3日連続でブルペンに入り94球を投げた。黄金ルーキー・藤岡を守れ−。ロッテに「感染警戒警報」が発令された。

ページトップ

ロッテ・大松が一塁練習、駒田臨時Cも太鼓判[サンスポ]

外野手登録の大松が一塁守備に取り組んでいる。昨季はわずか2本塁打と精彩を欠き、出場も64試合にとどまった。「試合に出ないと話にならない。レギュラーをもう1度、つかめるように」と必死だ。

球団側もゴールデングラブ賞10度の駒田徳広氏を、主に大松の一塁守備強化のために臨時コーチとして招いた。駒田コーチは「ファーストミットの使い方が柔らかいね。捕球はこんにゃくのイメージで、送球を吸収する感覚だともっと捕りやすくなる」と明るい表情だった。

ページトップ

ロッテ4年目・木村が手応え、藤岡加入が刺激[サンスポ]

4年目左腕の木村がブルペンで連日、快速球を投げ込んでいる。190センチの長身から角度のある球を低めに集め「順調です。連投は得意ではないが、この3日間はずっと球を離す感覚が良い」と納得の表情だ。

ドラフト1位の藤岡(東洋大)ら左腕が加入し、競争は激しい。西本投手コーチは「腕が振れるようになって、ボールに切れが出てきた。死に物狂いでやって欲しい」と期待を寄せていた。4日は練習休み。

ページトップ

唐川&藤岡、同い年コンビがそろってブルペン入り[スポニチ]

同い年のロッテ・唐川とドラフト1位の藤岡(東洋大)がそろってブルペン入り。唐川は今キャンプ初ブルペンで56球を投じた。昨季チームトップ12勝右腕は「初めてにしては良かった。周りが投げていても、焦りはなかった」と振り返った。

一方の藤岡も3日連続の投球。初めてスライダー、フォークを交えての94球に「(唐川と)いいライバルになれればいい。お互い頑張ればチーム力も上がっていく」と話した。

ページトップ

ロッテ離脱1号…ルーキー鈴木大地がインフルエンザに[スポニチ]

ロッテのドラフト3位・鈴木大地(22=東洋大)が、石垣市内の病院で診察を受けた結果、インフルエンザA型と診断されて宿舎で静養した。

この日の朝の体温測定で37.8度あったため全体練習を欠席。チームの離脱1号に西村監督は「色々予防していたとは思う。本人もチームも痛いし、他の選手にうつってなければいい」と険しい表情だった。チームとしてうがい、手洗いをさらに徹底するように要望した。

ページトップ

“達人”岡田が明かす外野守備極意…最初と最後の一歩[スポニチ]

昨季、外野手部門リーグ1位でゴールデングラブ賞に輝いたロッテ・岡田幸文外野手(27)の守備は「最初の1歩」と「最後の1歩」に重点を置く。その2歩を意識することで、広い守備範囲を可能にしているのだという。誰もが安打になると思った打球をグラブで仕留める技術。しっかりした準備と的確な予測が、唯一無二のパフォーマンスにつながっている。その「極意」に迫った。

大飛球に向かって一直線に体ごと突っ込む。岡田のダイナミックな守備の本領だ。曲芸プレーも、実は緻密な計算と意識に裏付けられていた。「最初の1歩と最後の1歩を大事にしている。早い始動と球際での体の伸びが、ビッグプレーにつながると思う」。

(1)最初の1歩
投球前、捕手の構えるミットの位置と打者の打球傾向を総合して打球のコースを予測。インパクトの直前に半歩始動しながら、打球の質、強さ、落下地点をイメージしいてる。1度軽く跳ねて体を沈み込ませ、スタートの1歩目を意識的に大きく運ぶ。2歩目で加速をつけ、3歩目からトップスピードに乗せることができる。
(2)最後の1歩
全速力で突っ込んで打球を視界に捕捉。走る最中の上下動で顎が上がって上体が浮く選手が多い中、岡田は低い姿勢を保ったままスピードを維持できるため最後の1歩で打球に追いつく。打球から目線を切る時間も長い。同じスピードタイプの伊志嶺は「岡田さんは滞空時間の8割ぐらい(目線を)切っている感覚。読みに自信がないとできない」と証言する。より遠くまで到達でき、広い守備範囲を生み出している。

昨季、山森外野守備走塁コーチと取り組んだのは、立てたバットに顎を乗せた状態から始動する練習。低く安定した姿勢をつくるのが目的だ。阪急時代、外野フェンスに登って大飛球を好捕したプレーで米殿堂入りした名手でもある同コーチは「前は走っている間に徐々に上体が高くなっていた。打球は最後にナックルしたりするから、捕球体勢が勝負を分ける。低く打球に入る意識付け」と説明した。

うつぶせに寝た状態から飛球を追う練習や、打球音だけを聞いて落下地点を予測して感覚を養うこともした。岡田は「ファインプレーの喜びより、捕れない悔しさの方が強い」。あくなき向上心が美技につながっている。

ページトップ

岡田、昨季はセンターで外野359守備機会で失策ゼロ[スポニチ]

岡田(ロ)は昨季全144試合で中堅を守り(他に右翼1試合)、外野359守備機会で失策ゼロ。

83年新井宏昌(南海)が持つ2リーグ制後のシーズン連続守備機会無失策記録321を更新した。フライを捕球した刺殺数351は、63年広瀬叔功(南海)の353に次ぎ同歴代2位タイ。通算の連続守備機会無失策もデビューの10年から467に伸ばしており、今季中にも98〜00年小関竜也(西)が持つパ記録658を狙う。

ページトップ

唐川、藤岡と“初競演”研究するぞ!…ロッテ[報知]

ロッテの唐川侑己投手(22)が3日、沖縄・石垣島キャンプで初のブルペン入り。直球のみ56球を投げた。「自分の球の回転を意識して投げた。初めてにしては悪くなかった」と好感触。ネット裏で見守った西村監督も「開幕投手の候補の1人であることは間違いない」と、昨季チーム最多12勝右腕の順調な調整ぶりに目を細めていた。

ドラフト1位の藤岡貴裕(22)=東洋大=と“初競演”。成田高3年の時、センバツ開会式前に、当時、桐生一高の藤岡と記念写真を撮ったという。「いいところを見て、ゆっくり研究していきたい」と唐川。

同学年だが、プロでは5年目の先輩。昨季封印していたチェンジアップも「第2クールの終わりくらいに投げられたら」と解禁し、さらなる進化へ強い意気込みを見せていた。

ページトップ

ドラ3鈴木がインフル…ロッテ[報知]

ロッテのドラフト3位鈴木大地(23)=東洋大=が体調不良で練習を休んだ。3日の朝に発熱し、石垣島の病院でインフルエンザA型と診断された。

球団は隔離して静養させる方針で西村監督は「即戦力として期待していたが、本人もつらいだろう。これだけの人数が一緒に練習しているから2人目が出ないといい」と話した。

ページトップ