わたしはかもめ2012年鴎の便り(2月)

便

2月5日

藤岡を絶賛、サブロー「ローテ楽勝」[ニッカン]

ロッテのドラフト1位藤岡貴裕投手(22=東洋大)が先輩から絶賛の嵐を受けた。5日、キャンプ4度目のブルペン入り。19球目から目慣らしで清田育宏外野手(25)が打席に立った。内角に食い込むような直球、鋭いカーブを16球。当初は全50球で終える予定だったが、続くサブロー外野手(35)には46球を投げ、80球まで到達した。ルーキー左腕は「すごい打者なので、まずは当てないようにと。50球で終えようと思ったけど、サブローさんも入っていい形で80球投げられた」と対打者の空間を楽しんだ。

サブローの口からは称賛の声が上がった。「低めに伸びて来てキレがあった。ローテは楽勝でしょう。それを目標にしてもらったら困る。タイプ的にキレと制球のよさは(巨人)杉内」。ネット越しに見つめた今江は「内角に角度のある球が来ていた。球の出どころの見えづらさは(オリオールズ)和田さんに似ている」。主軸から日本球界を代表する特長の異なる現役左腕の名前が続いた。

6日にはフリー打撃に登板する予定。調整のギアも上がってきた。杉内らの名が出たことに「言ってもらえるのは嬉しい。ある程度、右打者の内角には投げられている。あとは外角に抜けているのでそこを修正したい」と喜びながらも、課題を見据えていた。

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グライ初ブルペン33球[ニッカン]

巨人からロッテに新加入したセス・グライシンガー投手(36)が5日、今キャンプ初めてブルペン入りした。直球とチェンジアップを33球、バランスを確かめるように投げた。本格的なブルペン入りは昨年11月以来。「今日はブルペンの傾斜と感覚をつかむために投げた。巨人戦に登板することになれば特別な感情もあるが、選手も変わっているし、あまり意識せずに投げたい」と話した。

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ロサ「子供のためにも頑張る」[ニッカン]

ロッテのカルロス・ロサ投手(27)が5日、2年目の飛躍を誓った。昨季は開幕直前の合流だったが、セットアッパーとして活躍。剛速球を武器に62試合に登板し、3勝4敗1セーブ、防御率2.08。25ホールドで守護神薮田へのつなぎ役となった。来月には夫人が第1子となる男児を出産予定。「子供のためにも頑張りたい。日本のことが大好きだから、ずっとプレーしたいしね」と抱負を口にした。

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ロッテ主力太鼓判!ドラ1藤岡、絶賛祭り[サンスポ]

主力野手陣が、藤岡に太鼓判を押した!ロッテ・サブロー外野手(35)が沖縄・石垣島キャンプの5日、ドラフト1位・藤岡貴裕投手(22)=東洋大=のブルペン投球で打席に立ち、実力を認めた。球界を代表する左腕の巨人・杉内俊哉投手(31)を引き合いに出すなど、即戦力左腕を絶賛した。

天候不良のため、野手陣が次々と屋根付きブルペンに集まってきた。サブローはおもむろにバットを持ち、藤岡の投球を受けていた捕手の元に歩み寄り打席に立った。

「先発ローテ入りは楽勝でしょう。球威もある。制球とキレは杉内タイプ」。目慣らしで46球の球筋を確認した。そのたびに何度も大きくうなずいたサブローは、球界を代表する左腕・杉内の名を挙げ、その球質を絶賛した。

16球打席に立った清田は「球の回転数が多いから手元で伸びる」と直球を評価。打席には立たなかったものの、視察した井口も「雰囲気がある。10勝以上して欲しい」とお褒めの言葉が並んだ。

藤岡は当初50球を予定していたが、主力の“サプライズ登場”で球数は計80球まで増えた。持ち球はスライダー、カットボール、フォークと多彩だが、この日は真っすぐとカーブがほとんど。それでも、他球団のエースと対戦し、一流の球質を知る野手陣をうならせた。「杉内に似てる?そういう評価をしてくれるのは嬉しいです」と左腕は手応えを感じた。

6日には、天候と体調に問題がなければ、初のフリー打撃登板の可能性もある。調整が順調に進めば、11日にも紅白戦で“プロデビュー”することが濃厚だ。「当ててはいけないので緊張した。これからもっと緊張する場面がくるのでいい経験になった」。野手陣と“模擬対戦”し合格点を与えられた黄金左腕の存在が、大きくなっていく。

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ロッテ・成瀬、ブルペン108球[サンスポ]

エース左腕・成瀬がブルペンで今キャンプ最多の108球を投げた。昨年のキャンプは合計1400球近く投げたが「自分のペースを大切にして2000球ほど投げられればいい」と大幅増の目標設定。9年目で初めて帽子のツバに『信念』と書き入れ、「信念を持って行動していきたい」と気持ちを引き締めた。

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駒田臨時コーチ、ロッテ・根元に高評価[サンスポ]

駒田臨時コーチがここまでの指導期間に目についた選手を尋ねられ、間髪入れずに根元の名を挙げた。「どういう球にも対応できる。楽しみな存在」と評価した。

遊撃の定位置を狙う根元はキャンプで左打席から左方向へ強い打球を放ち、守備でも軽快な動きを見せている。西岡が抜けた昨季は遊撃手を固定できなかった。根元は「こんなチャンスはない。誰もが安心できる守備を目指していて、盗塁も練習している」と意欲的だった。

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藤岡、内角ズバッ!サブロー「球の切れ、制球は杉内」[スポニチ]

ロッテ・ドラフト1位の藤岡(東洋大)が、主力野手の前で堂々の投球だ。

今キャンプ4度目のブルペン入りで、途中から打者を立たせて計80球。まずは清田の懐を目がけて最速153キロを誇る直球を投げ込むと、続けてサブローに46球。主力打者2人の内角にきっちり制球してみせた。「球速は抑え気味だったけどいい球が来ていた。球の切れ、制球は杉内みたい」とサブロー。井口、今江も投球に見入った。井口は「雰囲気があったし堂々としていた。10勝以上してもらわないと困る」。初めて打者を立たせた藤岡は「ある程度内角は投げられた」と納得顔だった。

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グライ、初ブルペンで上々試運転「感覚は良かった」[スポニチ]

ロッテの新外国人グライシンガーが今キャンプ初のブルペン入り。直球主体にチェンジアップを交えて33球を投じた。

昨年11月以来のブルペンとなった右腕は「リリースの感覚と、制球を確認したかった。感覚は良かった」とうなずいた。昨季は外国人先発投手の勝ち星が計4勝にとどまった。ローテーションの柱と期待する西村監督は「日本で実績がある投手。調整を急がせるつもりはない」と話した。

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成瀬、3年連続開幕投手へ108球…ロッテ[報知]

ロッテの成瀬善久投手(27)が5日、3年連続開幕投手に向け、ブルペンで連日投げ込んでいる。制球力にさらに磨きがかかり、捕手のミットは構えた位置から大きくは動かない。昨年チーム最多の12勝を挙げた唐川侑己投手(23)との開幕投手争いをリードしている。

この日は108球を投じ「低めに投げる意識付けをしている。内容のある108球だった」と納得の表情だった。

ブルペンの反対側では唐川も投球練習を行った。だが「彼が伸びればチーム力も上がる。開幕投手の座は守り続けるつもり」と話し、制球力と信念で開幕のマウンドを狙う。

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