わたしはかもめ2012年鴎の便り(2月)

便

2月8日

HR量産だ!ロッテ大松フィルダー打法[ニッカン]

ロッテ大松尚逸外野手(29)がプリンス・フィルダーになりきる。8日、左手甲の部分にクモの巣をデザインした打撃用手袋を発注したことを明かした。モデルはメジャーでホームラン王を獲得したこともある通算230本塁打のタイガース・フィルダー。「左手の甲の部分にクモの巣のタトゥーが入っているんです。メチャクチャ格好いいなと思った。さすがに自分がタトゥーをする訳にはいかないけど」。現役屈指の大砲に憧れ、ユニークな手袋を注文した。

ただオシャレをした訳ではない。昨季は1軍定着後、過去最低の2本塁打。その不振時にフィルダーの特集をテレビで見た。「クモの巣は左手でボールをつかむという意味を込めていると言っていました。その発想力がすごい」と、メジャーの思考に感化された。

ミートゾーンという「巣」を張り巡らし、左手の「クモ」で獲物を仕留める。その考えは今季取り組む打撃にも生かされる。昨季は統一球に苦しんだ。トップの位置からミートまでの距離が短すぎて、ボールに力が伝わらなかった。今季はトップの位置を高くして、ミートまでの距離をキープする。「自分の体で1番力が入るところで打つ」。そして最後は左手だ。「最後の一押しで左手でボールを押し込む」。理想のイメージは頭に刻まれている。

今季は選手会長に就任し、初めての一塁手転向と勝負の1年になる。「自分の中でキャリアハイの数字(08年の24本塁打、91打点)が目標です」。“スパイダー大松”がフィルダーのような豪快な放物線を描く。

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唐川62球、カーブもゆったり[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(22)が8日、フリー打撃に初登板した。感触を確かめるようにゆったりとしたフォームから渡辺正、早坂に対し62球。カーブも交え、順調な仕上がりを見せた。「しっかり腕を振って投げられたのはよかった。(課題の)チェンジアップはこれから実戦機会で投げたい」と話した。

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藤岡VS中後、紅白戦初戦から新人対決!…ロッテ[報知]

ロッテの西村徳文監督(52)は8日、紅白戦初戦(11日)でドラフト1位の藤岡貴裕投手(22)=東洋大=と同2位の中後悠平投手(22)=近大=の両左腕を先発させることを明言。早い段階での実戦登板は予告していたが、いきなりの新人先発対決は期待の表れ。先発候補に挙がる2人の投げ合いで、本格的なサバイバルレースが幕を開ける。

思わせぶりに藤岡に歩み寄って言葉を交わした指揮官は、報道陣の輪に戻るとはっきりと言い切った。「先発は藤岡と中後。3イニングずつです」。チームにとっての今季初戦。第3クール初日に組まれた紅白戦で、ルーキー左腕をぶつける粋な演出を見せた。

もちろん、ただの演出ではない。これ以上ないアピールの場。新人2人も準備はOKだ。ブルペンで変化球も交えて81球を投げた藤岡は「紅白戦はやりにくさはあるけど、インコースも攻めたい。真っ直ぐだけじゃ抑えられないので、(球種も)全部使っていきたい。中後?それは意識しないです」と意気込んだ。

制球難もあり、まだ実戦形式で左打者に投げていない中後は「味方に当てる訳にはいかない。でもプレッシャーに負けずに、思い切っていきたい。調子が悪い中でどう抑えるか試したい」。最下位からの巻き返しには、新戦力の台頭が不可欠。“開幕戦”のマウンドを任された2人のレフティーが、それぞれのスタイルでローテ入りをアピールする。

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ロッテ・唐川、好感触5割ほどの力で62球[サンスポ]

開幕投手候補の唐川が、フリー打撃に初登板。渡辺正と早坂に、5割ほどの力で62球を投げ込み「直球とカーブを、しっかり腕を振って投げられた」と好感触だった。西村監督も「実績があるので、アピールして欲しいという中には入らない。ゆっくり調整してくれればいい」と期待した。

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ロッテ新人対決、ドラ1藤岡VSドラ2中後[サンスポ]

ロッテのドラフト1位・藤岡貴裕(22)=東洋大=、同2位・中後悠平(22)=近大=両投手が、11日の紅白戦初戦でそろって先発登板することが8日、決まった。西村監督が石垣島キャンプで「藤岡と中後が先発で、3イニングずつを投げてもらう」と明かした。

この日、ブルペンで81球を投げた藤岡は「中後との対戦は初めて。しっかりアピールしたい。いまの力量を試したい。しっかり内角も突く」と直球主体の投球で挑む構え。一方の中後もブルペンで62球。制球難があるだけに「味方なので当てるのが怖い。主力が相手なので気を使います」とちょっぴり不安をのぞかせた。

大型即戦力左腕の両投手に初先発を任せること自体、西村監督の期待の表れ。特に藤岡にとっては、新人左腕対決を制することが、開幕ローテーション入りへの第一関門になる。

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藤岡VS中後、新人左腕コンビが11日紅白戦で先発対決[スポニチ]

ロッテは11日の紅白戦初戦でドラフト1位の藤岡(東洋大)と同2位の中後(近大)の新人左腕対決が実現する。

西村監督が先発で3回ずつ投げると明かした。大学日本代表の主力だった2人が投げ合うのは初めて。藤岡は「直球だけでは抑えられない。全部の球を使いたい」と意気込んだ。この日はブルペンで81球。スライダーの軌道を入念に確認するなど実戦モードに入ってきた。一方、中後もブルペン入りし、62球を投じた。6日のフリー打撃登板では乱調だったが「調子が悪いなりにどうやって抑えるか試したい」と課題を設定。開幕1軍へ向け、互いにアピールし合う。

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鈴木インフルから復帰「迷惑を」[ニッカン]

インフルエンザA型に感染し、離脱していたロッテのドラフト3位鈴木大地内野手(22=東洋大)が8日から別メニュー調整でチームに合流した。3日に発熱し、感染が発覚していたが静養に専念して回復。この日の朝の声出しでは「まずはインフルエンザでご迷惑をかけてすみませんでした。皆さんに移さないように気をつけます。今季の目標は開幕1軍に残ることと、どんな形でもチームに貢献することです。そして新人らしく練習中から元気を出すプレーヤーになります」と元気に叫んでいた。

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井口「今年に懸ける」清田ビックリ「こんなに練習するのか」[スポニチ]

16年目のシーズンを迎えるロッテの井口が「今年に懸ける」と燃えている。

昨季は9本塁打に終わるなど打撃3部門で大きく成績を下げ、チームも最下位に沈んだ。個人としてもチームとしても2年連続みじめな成績は許されない。

きめ細かくチェックを繰り返す。ティー打撃では「球の位置を前や後ろに動かして」スイングを繰り返し、バットの出方や力の伝わり具合などを確認する。飛ばないとされる統一球対策として、バットの素材も工夫。これまでのアオダモに加えてホワイトアッシュも取り寄せ、実戦で試す。

1月の自主トレーニングでは例年以上に激しい練習をこなした。一緒にメニューをこなした3年目の清田が「こんなに練習するのか」と驚くほどだった。12月で38歳となるが「去年は夏以降、へばった。気持ちは若いころと同じだが、体は違う」と反省。じっくりと体力づくりをしてから臨んだキャンプでは、守備練習などでも軽快な動きを見せている。

準備万端だが「飛ばしすぎないよう、抑え気味にやっている」と、はやる気持ちを抑える。雪辱を期し、開幕に照準を合わせている。

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