わたしはかもめ2012年鴎の便り(2月)

便

2月13日

ロッテ岡田がプロ“2号”単打狙い返上[ニッカン]

ロッテ岡田幸文外野手(27)がイメチェンを図る。13日、特打を行い、右翼席へスタンドイン。公式戦通算本塁打ゼロで、練習を通じても昨年に続き2本目だった。打った瞬間は見守っていた高橋ヘッドコーチも大喜び。しかもこの日は長女真優(まゆ)ちゃんの5歳の誕生日。偶然、テレビ局も撮影しており、スポーツニュースで流れることを聞くと「風のおかげです。でも、いいプレゼントになりました!」と試合で打ったかのように喜んだ。

単なる偶然ではない。俊足、堅守、巧打が売り。だが今年は加えて長打も打てる選手を目指す。昨季は二塁打7本、三塁打4本で長打率はリーグ最低の2割9分3厘。キャンプインまでは単打狙いの路線を続けるつもりだった。「1ランク上を目指さないといけない」。長嶋打撃コーチにも説かれ、イメチェンを決断。バットのグリップを細くし、一握り半、短く持っていたバットも指2本分にとどめるようにした。そして転がす打球から、ライナー性の打球をイメージして練習を続けている。

「レギュラーをがっちり取ったとは思っていない。今年は二塁打20本、三塁打5本が目標です」。3月10日に行われる台湾戦で日本代表にも選出されている岡田が変身を遂げる。

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グライシンガー、復活へ手応え“巨人見返す”![スポニチ]

巨人を自由契約となりロッテに移籍したグライシンガーが、大松、里崎らを相手にフリー打撃に登板した。

41球で安打性の打球は0。内外角を厳しく狙い、ボール球は18球と多かったが「逆球はない。狙ったところから少し外れただけ」。ヤクルト、巨人の07、08年は最多勝を獲得も、最近2年間は計1勝。「一昨年は右肘が痛かったが、昨年は自信もあったのに2軍だった」と、結果を残して古巣を見返したいところだ。両リーグ最多勝ならば史上初の快挙となる。西村監督も「実績を考えればそれくらいの力はある」と期待しており、右腕も「チャンスがあれば頑張る」と復活を誓った。

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ノーパワー返上!岡田「プロ2号」にニッコリ[スポニチ]

俊足、好守のロッテ・岡田がノーパワーを返上する。居残り特打で右翼ポール際へ今キャンプで初の柵越えをマーク。13日は愛娘・真優ちゃんの5歳の誕生日で「昨年、練習で1本だけ柵越えをしたことがある。娘にはあとで電話します」と「プロ2号」を喜んだ。

昨季までのテークバックを取らないフォームから変更。バットも長く持つようにした。昨季の154安打中、143本が単打だった岡田は「盗塁王とベストナインを取りたい」と燃えていた。

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グライ、初フリー“完全”…ロッテ[報知]

ロッテのセス・グライシンガー投手(36)が13日、沖縄・石垣島キャンプで初のシート打撃に登板。大松、里崎ら打者4人に41球を投げて、安打性ゼロに抑える上々のすべり出しとなった。

ボールは20球と多めながら「逆球はないし、狙ったコースに投げられている。感じは良かったよ」と満足げだった。ネット裏で見守った西村監督も「7割くらいの力でも真っすぐはキレていた。初めてにしては十分」とローテ入りの期待をかける新戦力の順調な仕上がりぶりに、うなずいた。

狙うのは史上初の快挙だ。07年(ヤクルト)、08年(巨人)にセ・リーグで2年連続最多勝を獲得。パ・リーグでも獲得すれば前人未到の偉業となる。「最多勝?成瀬か唐川じゃないかな」と謙遜しながらも「チャンスがあれば。自分の投球をすれば、自然と付いてくる」と意気込んだ。

12日の練習後には、球場近くで行われた闘牛大会をペンとともに人生初観戦。流血しながらも、敵に向かっていくド迫力の熱戦に「思った以上に楽しかったよ。闘牛がピッチングに生きる?多分ね」と笑った。史上初の偉業を獲物に、助っ人右腕が猛牛のごとく突き進む。

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西村監督が右腕トリオに納得[ニッカン]

ロッテ西村徳文監督(52)が13日、助っ人右腕トリオのフリー打撃初登板に満足した。先発候補となる巨人から移籍のセス・グライシンガー(36)、3年目のヘイデン・ペン(27)、昨年に続きセットアッパーとして期待されるカルロス・ロサ(27)の3投手が登板。ボール球も目立ったが、直球が走っており、まずまずの仕上がりを披露した。指揮官は「グライシンガーは7割ぐらいの力だけど、真っ直ぐもキレていた。初めてのフリー打撃登板で、こっちから見ている分としては十分。ロサもペンも上げてきている」と納得していた。

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早朝散歩を廃止、疲労を考慮[ニッカン]

ロッテが13日から早朝の散歩を廃止した。キャンプ開始から午前7時半集合で体操と海岸沿いの散歩を行っていた。だが連日、全体の練習終了が午後4時、個人練習を入れれば同6時すぎまでトレーニングを続けているため疲労も蓄積。首脳陣も選手の疲労を考慮し、緊急措置を取った。

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