2月24日2月24日昨季、外野手部門リーグ1位でゴールデングラブ賞を獲得したロッテ岡田幸文外野手（27）が「マニアな」年間シートを設置する。今季70戦でQVCマリンの内野2階席最前列に1組2人を招待。普通はネット裏などが一般的だが、岡田はネット裏よりも約20メートル高い位置の席を選んだ。
もちろん選手の姿は格段に小さく見えてしまう。年間シートの中ではネット裏が最高価格の1席30万円で内野2階席は同15万円。岡田が球界ではまだ高くない年俸3200万円（推定）で由美子夫人が市役所勤めで共働きだから、リーズナブルな席しか用意できなかった…訳ではない。
岡田は「外野手の細かい動きを見てもらいたかった」と真意を明かした。名前はズバリ“外野手マニアシート”。「この席は外野手の動きが本当によく見える。場面場面で前に守ったり、後ろに守ったり、相手打者によっては右寄りに守ったりとフォーメーションは様々。マニアックな観戦法だけど、違う野球の奥深さに触れ合ってもらえたら」と違った視点を提供した。
育成枠出身だが、守備で成り上がった。昨季は外野手としてシーズン連続守備機会無失策359のリーグ新記録。6月の巨人戦では1試合3度の美技を連発した。球界屈指の守備能力で日本代表にも初選出。そんな岡田ならではのマニアなシートの申し込み法など詳細は球団公式ＨＰで3月1日から告知される。「スタンドインする打球以外は全てアウトにするつもりで必死に守る」。小さくてもファンの目に焼きつく美技を見せる。
ロッテは今季初オープン戦となる25日の中日戦（北谷）に、ドラフト2位・中後（近大）が先発する。
この日、キャンプ地の沖縄・石垣島から空路那覇入りした左腕は「強気に攻める自分の持ち味を出せれば。気合を入れてとにかく0点に抑えたい」と竜封じを誓った。
キャンプではスリークオーターとサイドで投げ分ける変則投法でアピール。現状では先発枠の当落線上とあって「試されているのは分かっている。テンポ良くカウント有利にもっていきたい」と課題を挙げた。
昨季にゴールデングラブ賞を獲得したロッテ・岡田がQVCマリンのバックネット裏の2階席最前列に「外野手マニアシート」を2席創設する。
華麗な中堅守備を誇る名手は「外野手の動きや位置取りがよく見える席です。前、後ろ、右寄りに守ったりとフォーメーションは様々。マニアックな観戦の仕方ですが、野球の奥深さに触れてもらいたい」と熱く語った。3月から球団ホームページで申し込み方法を告知する。
ロッテD2位・中後（近大）が25日、オープン戦初戦の中日戦（北谷）に先発登板する。右打者への内角攻めをテーマに掲げ「味方へのフリー打撃登板は遠慮したが、対外試合では強気に攻める」と気合。主砲の和田、D1位・高橋周（東海大甲府高）を対戦したい打者に挙げ「いい打者だから抑えてアピールしたい。無失点に抑える」と闘志をたぎらせた。
ロッテは24日、岡田がQVCマリンフィールドの2階席最前列に「外野手マニアシート」を2席創設し、70試合にファンを招待すると発表した。外野手の動きや位置取りがよく見えるようにと、あえて2階席にシートを設けた。3月から球団ホームページで申し込み方法などを告知する。
打者が打つ前に打球の方向を予測してスタートすることもある岡田は「タイトル通り、マニアックな観戦の仕方ですが、また違う野球の奥深さに触れ合っていただけたら」とコメントした。
ロッテにとって今季初のオープン戦となる25日の中日戦にドラフト2位・中後悠平投手（22）＝近大＝が先発する。24日に試合に備えて石垣島から移動した那覇市内の宿舎で、左腕は「強気に攻める自分の持ち味を出したい。調子は上がっているので、0点に抑えたい」と意欲を示した。
横手やスリークオーターなど自在に投げ分ける珍しいタイプ。19日の紅白戦ではボール先行で3回2失点と打ち込まれただけに「制球が課題。カウントを有利にする投球をしたい」と話した。
ロッテのドラフト2位左腕、中後悠平（22＝近大）が25日のオープン戦中日戦で対外試合デビューする。24日はキャンプ地の石垣島から那覇に移動。中日戦では4回を投げる予定で「自分の持ち味を出して、とにかく0点に抑えたい。コントロールよく、テンポよく投げたい」とテーマを挙げた。