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鴎の便り

2月28日

• 練習試合：千葉ロッテ2−3埼玉西武（春野）
• ロッテ藤岡のクロスファイアに「さすが」
• ロッテD1・藤岡、4回5Kデビュー！
• 藤岡、自信の5K！及第点デビューでローテ前進！
• ドラ4・益田、最速146キロで1回無失点
• 藤岡対外デビューで4回5K
• ドラ1・藤岡、初の対外試合は60点…ロッテ

練習試合：千葉ロッテ2−3埼玉西武（春野）

• ［二］高山、ヘルマン
• ［盗］根元、斉藤
• ［暴］ウィリアムス2

西村監督

「最初としてはまずまず。今日が1番気持ちが入っていたんじゃないかな。直球は投げる度にキレがよくなっている。でも四球と悪送球は傷口の広がるミスだから気をつけないといけない。」

◇打撃成績

• ［振］9
• ［球］3
• ［犠］0
• ［併］0
• ［残］6

• ［振］9
• ［球］2
• ［犠］0
• ［併］0
• ［残］7

◇投手成績

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ロッテ藤岡のクロスファイアに「さすが」［ニッカン］

ロッテのドラフト1位左腕、藤岡貴裕（22＝東洋大）がクロスファイアで西武打線に「名刺」を渡した。対外試合デビュー戦となった28日の西武戦先発マウンド。その目には1本のラインが映っていた。右打者の内角膝元に食い込む球、左打者の外角に鋭く逃げる球。左投手にとってクロスファイアと言われるラインだ。「ここは僕の生命線」。この1本線をなぞるように投げ込んだ。

2回無死。西武の安打製造機、5番栗山が打席に立つ。内角へのカーブ、スライダーでカウントを稼ぎつつ、2、4球目とボールながらも外角低めを直球で突いてきた。そして2ボール2ストライクからの勝負球。外角低めへの対角線に142キロ直球が吸い込まれた。見逃し三振の栗山は「2−2から、あそこに投げ込むのはさすが即戦力」と力量を認めた。

クロスファイアを投げるためのイメージがある。「左打者が立っていると想定し、そこに右肩を開かないように自分の体の壁をつくってから対角線に投げる」。軌道を頭に描いたら、そこから強靱な右足の踏み込みで球に力を与える。「大学時代の試合では右足スパイクの歯が毎回のように曲がって修理に出した」。踏み込みが強すぎるゆえの現象だった。

最速145キロで4回4安打5奪三振1失点。4回先頭打者に四球を与え、併殺打を焦って投ゴロを捕り損ね、一塁へ悪投して失点したのは反省点だ。だがクロスファイアの勝負球では6打数無安打と完璧。「直球は数字は出なかったけど、感触はよかった。攻められたし、もっと厳しくいきたい」。プロで勝ち抜くための勝利の1本線を攻め続ける。

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ロッテD1・藤岡、4回5Kデビュー！［サンスポ］

ロッテのドラフト1位左腕・藤岡貴裕投手（22）＝東洋大＝が28日、西武との練習試合（高知・春野）で対外試合デビューを飾った。MAX145キロの直球を軸に強力打線を4回1失点、5奪三振と好投。相手のレオ戦士やネット裏のスコアラーからため息が漏れた。

笑顔が輝いていた。大物ルーキーが“デビュー戦”でその実力を見せつけた。西武打線を相手に4回を4安打1失点。初陣を熱投で飾った藤岡の言葉が弾んでいた。「すごく楽しみながら投げられたと思う。こういう試合で初めて投げられてよかったです」。

26日の巨人戦が雨で中止となり、中1日でスライドとなったが、新人左腕はひるまない。序盤は上々だった。MAX145キロの直球と変化球を低めに集め、中島に左前打を許しただけで2回までを封じた。外角低めの直球を見逃して三振した栗山は「あそこに投げられるところが即戦力」とうなった。

「今までの中で直球がいちばん納得いく感じ。収穫でした」。4回に先頭・中村への四球と自らの失策（一塁悪送球）が重なり1点を失ったが、最後は炭谷、熊代を連続三振に斬って締めた。キレのある直球で攻めるのがテーマ。強い気持ちで中島、中村ら右の強打者にも立ち向かい、持ち味のクロスファイアを披露。その結果が5奪三振に結実した。

「60点ぐらい。エラーもあったし」。本人は謙虚だったが、大物の予感はたっぷり。西村監督は「最初にしてはまずまず。これからどんどんいいものを見せてくれるでしょう」とさらなる期待を寄せた。昨季最下位のロッテに頼もしいルーキーが加わった。

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藤岡、自信の5K！及第点デビューでローテ前進！［スポニチ］

ロッテの即戦力左腕が、輝きの中に課題も残した。ドラフト1位・藤岡（東洋大）が、曇天の肌寒いマウンドで対外試合デビューを飾った。先発で4回4安打1失点。「60点ぐらい。失策もあったし甘いところは打たれた。もっとしっかりやらないと」と振り返った。

4回先頭の中村に四球。続く栗山の打球を一塁へ悪送球して、代走・鬼崎に生還を許した。なお1死一、二塁のピンチ。ここで東都大学野球で通算27勝を挙げた左腕のギアが、ようやくトップに入った。炭谷をスライダー、熊代を低めの直球で連続三振。表情を少し緩めてマウンドを降りた。

沖縄・石垣島キャンプでは同い年の唐川と食事に出かけ、ブルペンでは成瀬に学んだ。「ラスト1球」を見事に1球で決めるエース左腕を横目に何度も投げ直し、集中力と直球を磨いた。キャンプ中には腰の張りも訴えたが、この日は最速145キロを計測し「直球は今までで1番良かった」。5奪三振と大器の片鱗をうかがわせた。

2回、米野の3球目にはプロ入り後、初めて打者を相手にフォークも投じた。同一リーグの西武に対しても持ち球を全て試し、自身の調整を優先した。西村監督は「最初にしてはまずまずだった。先発として期待してる訳だから、投げる度に成長して欲しい」と及第点。開幕ローテーション入りは近づいたが、まだその能力の一端を見せたに過ぎない。

西武・栗山

「最後にあそこに投げ込めるのは、さすが即戦力といえる投手。球に切れがあるし、コントロールもいい。」（2回に見逃し三振）

西武・中島

「僕の打席では直球ばかりだったけど、切れのいい球がきていたと思います。」（2打数1安打）

藤岡貴裕（ふじおか・たかひろ）

1989年（平元）7月17日、群馬県生まれの22歳。野手として野球を始め、桐生一で投手転向。2年夏、3年春と2季連続甲子園出場。東洋大では3年春に6勝でMVP。3年春、4年春秋と最優秀投手＆ベストナイン。リーグ通算は49試合で27勝9敗、防御率1.31。11年ドラフト1位でロッテ入団。同年11月11日午前11時11分11秒に契約を結んだ。1メートル83、85キロ。左投げ左打ち。

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ドラ4・益田、最速146キロで1回無失点［スポニチ］

ロッテのドラフト4位・益田（関西国際大）は1回無失点に抑えた。

藤岡と同じく対外試合デビュー戦で、トルネード気味のフォームから最速146キロをマーク。内野安打1本を許したが、内野ゴロ2つと三振で外野に運ばせなかった。中継ぎで開幕1軍を狙う右腕は「祖母が観戦に来ていたので無失点に抑えられて良かった。プロの打者は詰まらせても安打にしてくるのでもっと制球力をつけたい」と話した。

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藤岡対外デビューで4回5K［ニッカン］

ロッテのドラフト1位、藤岡貴裕投手（22＝東洋大）が28日、高知での練習試合西武戦で4回4安打5奪三振1失点と上々の対外試合デビューを果たした。最速145キロをマークし、内角へキレのあるボールを投げ込んだ。3回までは無失点。4回に先頭打者の4番中村に対して四球を与え、続く5番栗山の投ゴロを取り損ねて、さらに一塁へ悪送球して1失点した。だが、その後は立ち直り、最後は連続空振り三振で後続を打ち取った。「楽しみながら試合ができた。スピードは数字は出ていないけど、自分の感じとしてはよかった」と収穫を挙げていた。

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ドラ1・藤岡、初の対外試合は60点…ロッテ［報知］

ロッテのドラフト1位の藤岡（東洋大）が28日、西武との練習試合に先発し、4回を1失点。初めて他チームに投げた22歳の左腕は「60点ぐらい。エラーもあったし」と苦笑いで振り返った。

序盤は最速145キロのストレートと変化球を低めに集め、中島に左前打を許しただけで2回までを封じた。しかし4回はミスが続く。まず先頭の中村に四球。続く栗山の投ゴロは併殺を意識してはじいてしまい、慌てて拾って一塁へ悪送球。走者に一気に生還された。西村監督は「最初にしてはまずまず。気持ちが入っていたね。これからどんどんいいものを見せてくれるでしょう」と期待を口にした。

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