わたしはかもめ2012年鴎の便り(3月)

便

3月3日

福岡ソフトバンク1−1千葉ロッテ(ヤフードーム)

ソフトバンクは開幕投手候補の攝津が、3回を1安打無失点と万全の投球。切れの良い球で4三振を奪った。復活を期す新垣も、3回を完全に抑えた。ロッテは先発枠を狙う小野が、直球主体に4回1失点と順調な仕上がりを見せた。

123456789R
千葉ロッテ0000001001
福岡ソフトバンク0001000001

ページトップ

えっ?小野新球はストレート[ニッカン]

えっ?直球が新球?他の投手だったらただの直球が、ロッテ小野晋吾投手(36)の場合は違った。リードした里崎が「晋吾ボール」と名付けたのは140キロのフォーシーム。いわゆる普通のストレートだ。去年まで、試合で2%ほどしか投げなかった直球。この日は53球のうち約40%が直球だった。低めに決まる球でゴロの山を築き、3回までパーフェクト。4回に1点を失ったものの試運転は上々だった。

試行錯誤の中から生まれたボールだ。キャンプから腕の振る位置を上にしたり、横にしたりと試した。その中で球持ちが良くなり、直球の質が良くなった。スライダーとシュート中心の組み立てに、新たな球種として加えることができるようになった。「キャンプから打者の反応を見て、使えるかなと思っていた。今日もソフトバンクの打者の反応が今までと違うように感じた」と手応えを得た。

打たれた4回もサイドから投げ、打者の反応を見ていた。内川に打たれたのは横から投げたスライダー。いつもとは変化の角度が違ったが「もう少し横から投げたかった」と、課題も見つけた。ローテーションの一角を手に入れるためにもなりふり構わない。「直球にしろサイドにしろ、幅が広がるでしょ。ここまで来たら、色々やってつかみたい」と、ニュータイプの小野が先発の座に名乗りを上げた。

ページトップ

ベテラン・小野、イメチェン!“新球”は直球…ロッテ[報知]

プロ19年目のベテラン右腕がイメチェンを図り、先発ローテ入りへ猛アピールした。先発・小野は4回2死までパーフェクト投球。4回に3連打で1点を失ったが、アウト12個のうち、8つが内野ゴロ。「ゴロが多いのは状態がいい証拠」と手応えを口にした。

昨年まではシュートとスライダーが主体だった。「イメージが相手にもあるから、直球も使っていく。“新球”です」と断言したように、昨季は全体の2%くらいだった直球を、この日は一気に約40%まで増やした。

今季は先発ローテ入りが濃厚な新人・藤岡(東洋大)やグライシンガーが加入。最後の6番手をペン、大谷らと争っている。昨季は先発と中継ぎでフル回転だったが、西村監督は「こういう投球を見せられると先発ローテも悩まないといけない」と嬉しい悲鳴。小野は「色んないい投手はいるけど、勝ち取れるように」と先発枠すべり込みへ、奮起を誓った。

ページトップ

新球「シンゴボール」の正体とは…小野“直球”で幻惑[スポニチ]

ロッテ先発の小野が「新球」を駆使して4回1失点と好投した。最速140キロの新球は何と直球だ。

昨季まではシュート、スライダー、カットボールが軸。直球の比率が極端に少なく「去年は(全投球の)2%ぐらい。直球は自分の中では変化球」という。「やっと投げ方が分かってきた」と手応えをつかみ、この日は53球のうち約4割と大幅に比率アップ。捕手の里崎が「シンゴボール」と命名した直球で相手打線を幻惑。キャンプで取り組んだサイド気味のフォームも披露。先発ローテーション入りを狙うプロ19年目右腕は進化を続ける。

ページトップ

新主将の今江、新兵器“内川バット”で同点打[スポニチ]

ロッテ・今江が新バットで同点打を放った。今季からソフトバンク・内川モデルのグリップの太いバットを導入。その新兵器で7回2死一、三塁から中前打して引き分けに持ち込んだ。

試合前には内川と言葉を交わし「まだ試行錯誤している段階。これから実戦を重ねてです」と話した。今季から主将に就任。「オープン戦でも負けると良くない。去年は最下位だったので、勝って野球の楽しさを分かち合って開幕したい」と語気を強めた。

ページトップ

セも今季から予告先発!阪神同調、8日臨時理事会で承認へ[スポニチ]

セ・リーグが先発投手を事前に告知する「予告先発」を今季から導入することが3日、確実になった。8日の臨時理事会で承認される見通し。同制度はパ・リーグでは94年から実施している。

セ・リーグは昨季まで2年連続で観客動員数が減少しており、人気回復に向けたファンサービスの一環として予告先発の導入を検討。1日の理事会では阪神を除く5球団が賛成の意向を表明した。しかし、全会一致が原則のため結論は先送りになっていた。唯一導入に慎重な姿勢を示していた阪神だが、2日に坂井信也オーナー、南信男球団社長、和田監督らが今後の対応について協議。この日までに意見がまとまり、球団幹部は「反対し続けるような案件ではないので、賛成すると思います」と明かした。

阪神が賛成する5球団に同調する姿勢を固めたことで、予告先発導入への障害は完全になくなった。ただ、阪神の南球団社長は「CS、日本シリーズでもやるとなれば反対。短期決戦では駆け引きも大きな要素」と語っており、検討課題も残されている。

ページトップ

ロッテ・今江、持ち前の勝負強さ発揮[サンスポ]

ロッテの今江が、7回2死から中前に同点打を放ち、引き分けに持ち込んだ。チームは6回まで1安打に抑えられる苦しい展開だったが、持ち前の勝負強さを発揮した。

今季から主将に就任。「オープン戦でも負けるとチームが沈む。去年は負け続けたので、勝って野球の楽しさを分かち合って開幕したい」と話した。

西村監督
「1、2番や若手は塁に出ないと。足も使えないし、勢いも出ない。」(4安打に終わり)
松本
「サバイバルはこれからだが、いい階段を上がれた。」(中継ぎで好投)

ページトップ

ロッテ・小野、直球主体で好投[サンスポ]

ロッテの小野が変化球を多投するスタイルを封印し、直球主体の配球で好投した。スコアラーによると、昨季は全投球の2%程度だったという直球が、この日は約4割。「普段やらないことをやっているが、この調子で真っすぐを使えれば」と収穫を口にした。

4月で37歳になるベテランだが、新たに横手気味にスライダーを投げるなど試行を重ねている。「開幕までの残り1ヶ月で、使えるものと使えないものを見極めたい」と話した。

ページトップ

今江が「内川バット」で結果[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(28)が1点を追う7回2死一、三塁で中前適時打を放った。今季から内川モデルのバットを使用。本家はメープルの素材だが、今江はホワイトアッシュのものを使っている。試合前には内川とバット談義に花を咲かせてもいた。結果を出したものの「バットについてはこれからです。まだまだつかめていない」と納得はしていないようだった。

ページトップ

小野満足の4回1失点[ニッカン]

ロッテ小野晋吾投手(36)が、4回1失点と好投した。あと1死まではパーフェクトだったが、3連打で1点を失った。それでも「キャンプから自分の中でやってきたことを試せた」と、満足のいくテストができた様子。残り1枠の先発ローテに向けて、表情は明るかった。

ページトップ