わたしはかもめ2012年鴎の便り(3月)

便

3月20日

千葉ロッテ4−0福岡ソフトバンク(QVCマリン)

ロッテは不振の続いたサブローに一発が出た。新加入のグライシンガーは、5回無失点で先発枠入りが確定的となった。ソフトバンクの先発、山田は制球が今一つで、6回で7安打を浴びて4失点。打線は2安打に抑え込まれた。

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福岡ソフトバンク0000000000
千葉ロッテ00400000x4

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ロッテ・中後、本拠地で初投球「鳥肌立った」[サンスポ]

D2位・中後(近大)は、2番手で1回無失点。ここまで2試合にわたって6連続奪三振で、この日も6回先頭の本多を空振り三振に。続く明石に投ゴロを打たれて記録は「7」で途切れたが「三振は気にしていなかった。初めて本拠地で投げて鳥肌が立った」と感激。3番手のD4位・益田(関西国際大)も1回2三振無失点。6試合無失点に抑えて「中後の好投はいい刺激になる」と闘志を燃やした。

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ロッテ・サブロー、出戻り弾&グラは5回0封[サンスポ]

投打の“前巨人”が奮起!昨季のパ・リーグ最下位ロッテが20日、オープン戦(QVCマリン)でリーグ3連覇を狙うソフトバンクに4−0で勝利。巨人から復帰したサブロー外野手(35)が1号3ランを放てば、同じく巨人から新加入のセス・グライシンガー投手(36)が5回無失点の好投を見せた。

渦中の古巣をヨソに?巨人からの移籍組が大活躍だ。3回、2死一、三塁でサブローが山田の初球、126キロのスライダーを左翼席に着弾させた。「やっと出ました。調子が悪すぎただけに救われた。日本一のファンの前で打てて最高です」。

この試合の前まで31打数2安打。2日前からベテランの福浦だけでなく、年下の今江にまで助言を求め、タイミングの取り方を修正。投手側に寝かせていたバットを立たせ、スイングを早くさせ「修正点を復習して、いい形で開幕を迎えたい」と18年目のシーズンを見据えた。

そして、先発のグライシンガーがこの援護に応えた。5回を2安打無失点の好投。2三振は、2年前の右ひじ手術以降、封印してきたカーブを解禁して奪った。

昨季、一緒にいた時間は少なかったが、巨人のユニホームを着た2人。石垣島キャンプでは、サブローが積極的にグライシンガーに話しかけ、早くなじめるように気を配った。

「僕の日本語より彼(サブロー)の英語の方がうまい。話しかけてくれて感謝している」と右腕。最下位脱出へ、頼れるコンビの誕生だ。

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ルーキー中後7連続奪三振、3試合またいで“快挙”[スポニチ]

ロッテのドラフト2位左腕・中後が、3試合をまたいで「7連続三振」を奪った。

6回に2番手で登板し、先頭の本多を120キロスライダーで空振り三振。これで14日のDeNA戦(横浜)、15日の西武戦(西武ドーム)から7人続けて三振に仕留めた。2死から内川に死球を与えたが、ペーニャを二ゴロに抑えて1回を無失点。中継ぎでは4試合連続で無失点とし「三振は意識していなかった。ベンチに戻ってから気づいた。短いイニングを抑えて自信になる」と胸を張った。

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サブロー、328日ぶり“出戻り”弾「そこまで飛ぶか」[スポニチ]

慣れ親しんだ海風を感じながら、ロッテ・サブローがダイヤモンドを回った。3回2死一、三塁。山田の甘いスライダーを見逃さない。高く舞い上がった打球は左翼席に吸い込まれた。ロッテのユニホームでは昨年4月27日のオリックス戦(QVCマリン)以来、328日ぶりの一発。本拠地のファンの大歓声に右手を2度上げて応えた。「やっと出ましたね。そこまで飛ぶかと驚いたけど、日本一のファンの前で打てたのが嬉しい。最高ですよね」。

試合前まで31打数2安打と極度の不振。試行錯誤する中、福浦、今江にアドバイスを求めた。今江からヘッドが入りすぎる点を指摘されてフォームを微調整。タイミングの取り方も「球をゆっくり長く見る感覚」と修正して失投を確実に仕留めた。

94年ドラフト1位で入団して以来ロッテ一筋だったが、昨年6月にトレードで巨人移籍。生え抜きの選手会長放出という事態にチームは揺れた。オフに「ロッテ愛」を貫いてFA復帰。本拠地のグラウンド、ロッカー、食堂、全てが新鮮に映った。「過去のことを言っても仕方ない。チームの未来を考えていくのが自分の仕事」と、1度は放出された球団への様々な思いは封印した。

「修正ポイントを復習して、いい形で開幕を迎えたい」。18年目のシーズンに、自身とチームの両方の再生を目指す。

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ロッテ、2新人で「勝利の方程式」[サンスポ]

ロッテの新人2人が中継ぎで力投した。ドラフト2位の中後(近大)は、ここまで2試合にわたって6連続三振を奪い、この日も6回先頭の本多を空振り三振に。続く明石に投ゴロを打たれて、記録は「7」で途切れたが「意識しなかった。ベンチで周りに言われて気付いた」という。

ドラフト4位の益田(関西国際大)は7回、ともに146キロの速球で松田、長谷川を3球三振に取り、6試合無失点。「毎回、必死です。有名な打者に内角を投げられた」と初々しかった。

勝ちパターンでの起用を聞かれた西村監督は「めどが立ってきた」と、大きくうなずいた。

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サブロー左越えに復帰弾![ニッカン]

巨人から復帰したロッテ・サブロー外野手(35)が復帰後初本塁打を放った。3回2死一、三塁のチャンスに真ん中に入ってくるスライダーをとらえ、左翼ポール際に運んだ。打った瞬間は「上がりすぎた」と思ったらしく、下を向いたものの、打球はグンと伸びスタンドに届いた。「思ったより飛んだというのは、力が伝わるスイングができていたんでしょう。やろうとしていることが、今日はできた」と喜んだ。

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グラ好投「サトがいいリード」[ニッカン]

ロッテのセス・グライシンガー投手(36)が5回を2安打無失点と好投した。右ひじの手術以来、封印してきたカーブで2三振を奪うなど、生まれ変わった姿を見せた。「今日は2回しか首を振らなかった。サトがいいリードをしてくれた」とマスクをかぶった里崎との相性も良かった。試合後、西村監督は「ローテーションには当然入ってもらう。内容的にも文句ないし、やってもらわないと困る投手です」と、開幕ローテの一員に指名した。

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