わたしはかもめ2012年鴎の便り(3月)

便

3月21日

千葉ロッテ2−4東北楽天(QVCマリン)

楽天は下柳が6回1失点と先発枠入りをアピールした。丁寧な投球でホワイトセルの本塁打による1安打だけに封じた。育成選手のハウザーが初登板で1回1失点。ロッテはペンが5回1失点と好投し、先発枠入りに前進した。

123456789R
東北楽天0100010204
千葉ロッテ0000101002
ペン
「(失点した)2回以外はしっかりしたピッチングができて感じよく投げられた。チェンジアップの精度も前回・前々回と比べて良かったね。先発ローテに向けて、しっかり準備して投げるだけ。」
西村監督
「(先発のペンについて)立ち上がりはボールを低めに集めてもらわないと…(先発ローテについては?)今の時点では何も言えません。(失点のロサは)あと3試合でしっかりとした形を出して欲しいですね。」

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ロッテドラ4新人・益田7試合連続無失点で開幕1軍確定[スポニチ]

ロッテのドラフト4位右腕・益田が7試合連続無失点の好投で開幕1軍入りを確実にした。出番は1点を追う7回。テレーロに死球も嶋を二ゴロ併殺打、中村も遊飛に仕留めた。「また(先頭の)走者を出してしまいました」と反省を口にしたのは志の高さの表れ。「嶋さんはゴロを打たせようと。併殺を取ることしか考えていなかった」と外角低め直球で計算通りの結果に納得の表情を浮かべた。

他の救援陣が不安定な中で、益田の連日の快投が際立つ。藤岡、中後とともに08年以来球団史上4年ぶりの新人3人開幕1軍は決定的。内角を果敢に突く強気の投球に、西村監督も「ああいう(接戦の)場面でどんどん使えるんじゃないかと思う」と評価した。「気は抜けない。投げる試合は結果を求めたい」と謙虚に話すルーキーだが、薮田、ロサらとともに「勝利の方程式」に組み込まれる可能性も十分ある。

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ホワイトセル、下柳から一発「公式戦でも勝利導きたい」[スポニチ]

ロッテのホワイトセルが5回に下柳のスライダーを右越えソロ。「打線全体で下柳さんのコースの出し入れ、スピードの緩急に戸惑ったけどうまく打てた」と満足げだ。

ヤクルトから移籍した助っ人は春季キャンプから連日の特打ちを欠かさない。オープン戦3本塁打、10打点の活躍で「この調子を持続して公式戦でもチームを勝利に導きたい」と力強かった。

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サブロー2四球に復調実感[ニッカン]

ロッテのサブロー外野手(35)が復調気配を実感した。前日ソフトバンク戦で1号本塁打を放ったが、この日も2四球を選び、9回の最終打席では外角低めの球を、右中間突破となる二塁打を放った。「四球を取れているのが調子のいい時のバロメーター。今まではボールがよく見えていなかった」と表情も明るかった。

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ペン、ナックルカーブで4三振[ニッカン]

ロッテのヘイデン・ペン投手(27)が5回1失点と好投した。先発登板し、2回に制球が高くなり、3安打を集中されて1失点した。だが2回以外は全て3者凡退と完璧な内容。直球は最速147キロをマークし、切れ味鋭いナックルカーブを決め球に4三振を奪った。「2回以外は、しっかりとした投球ができた。今日の手応えというより、ローテ入りに向けてしっかりやらないといけない」と自ら手綱を締めていた。

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ロッテ・ホワイトセル、OP戦3号に笑顔[サンスポ]

ロッテのホワイトセルの調子が上向いてきた。5回、それまで無安打に抑えられていた下柳のスライダーを地元ファンの待つ右翼席へ。オープン戦の3号本塁打を放った。

この試合までの打率は1割台で、試合後に特打を続けてきた。18日の巨人戦でも杉内から本塁打を打っており、効果が出つつある。「まだ春先だしオープン戦なので結果は気にしていないが、好調のときに開幕を迎えたいね」と笑顔だった。

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ロッテ・ペン、先発入りへアピール[サンスポ]

ロッテのペンが失点した2回以外は三者凡退に抑えた。140キロ台中盤の速球に加え、この日は変化球でカウントを稼ぎ「カーブの精度が上がり、前回の登板までは良くなかったチェンジアップも改善されて投球の幅が広がった」と手応えを話した。

昨年は右肘の手術を受けて戦線離脱し、2勝止まりだった。今季は先発枠を渡辺俊、小野と争っており、西村監督は「もっともっと、いいものを出せる」と期待していた。

益田
「今までは試合前に不安だったが、今はもっと投げたい気持ち。」(登板した全7試合で無失点を継続中)

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