わたしはかもめ2012年鴎の便り(3月)

便

3月25日

千葉ロッテ2−4北海道日本ハム(QVCマリン)

日本ハムの中田が藤岡から本塁打を含む長打2本を放った。打線は11安打と好調。先発の吉川は6回2失点と好投し、武田久らの救援陣も安定した投球を見せた。ロッテの新人、藤岡は8安打されたが7回を3失点で踏ん張った。

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北海道日本ハム0021000014
千葉ロッテ0000020002

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藤岡7回3失点に「40点」、4・1楽天戦で先発へ…ロッテ[報知]

ロッテのドラフト1位左腕・藤岡貴裕投手(22)=東洋大=が本拠地での初マウンドで苦しんだ。6回以外は毎回の8安打を浴び、「40点」と辛い採点。それでも、7回3失点と先発投手の責任を果たした。

3回、同学年の中田に142キロを左翼席に運ばれる。4回には陽岱鋼、5回には再び中田に、もう少しで本塁打となる長打を浴びた。いずれも直球を打たれ「調子が良くなかった。直球が走らず、コースも甘かった。真っ直ぐだけじゃ抑えられない」と反省の言葉が並んだ。

西村監督は「3試合目と本人に伝えてある」と4月1日の楽天戦での先発を明らかにした。

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ロッテ・藤岡、3代目“サンデー”襲名[サンスポ]

ロッテD1位・藤岡(東洋大)は3回、中田に左越え2ランを被弾し「いい打者だった。真っ直ぐだけじゃ抑えられない。同級生だから負けたくない思いは強い」と悔やんだ。楽天との開幕カード3戦目(4月1日、Kスタ宮城)の先発が正式決定。先発日が当初は日曜日に固定されそうで「サンデーといえば村田さん、小野さん。3代目になります」と“サンデー藤岡”を歓迎した。

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藤岡、中田に実力見せつけられた「同学年で意識」[スポニチ]

打球を見届けたロッテの藤岡は悔しさを隠し切れなかった。本拠地初登板でオープン戦初被弾。しかも、同い年の中田にプロの洗礼を浴びた。真ん中に入った失投を一撃で仕留められ、強打者の確かな力を肌で感じ取った。「同学年ということで意識したし、できれば抑えたかった。甘い球を打たれてしまって、いい打者だなと思った」。

中田との3打席。計7球全て直球を投じて長打2本を浴びた。結果よりも現状での力関係を把握することを優先。「初対戦だったのでどんな打者か試したかった。開幕したら色々な球を使って抑えたい」と言った。中田には打たれたが、プロ最長7回を8安打3失点と試合をつくった。田中、稲葉、小谷野の主力からは変化球で空振り三振を奪った。緩急を使えば抑えられると言わんばかりの切れ味だった。

試合後、西村監督は藤岡を開幕3戦目の4月1日楽天戦(Kスタ宮城)で先発デビューさせることを明言。その後も中6日で日曜日に登板を固定する意向も明かした。ロッテには「サンデー兆治」、「サンデー晋吾」がおり、藤岡は「3代目ですね」と笑った。杜の都から「サンデー貴裕」物語が始まる。

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藤岡、中田に熱投3打席7球オール直球!…ロッテ[報知]

「平成の新名勝負」の前哨戦は、日本ハム・中田翔内野手(22)に軍配が上がった。ロッテ戦(QVC)で同学年のドラフト1位ルーキー・藤岡貴裕投手(22)=東洋大=と初対戦。左越え2ランに二塁打と2安打2打点で、プロの先輩の貫禄を示した。先発した左腕も3打席計7球のオール直球勝負で対抗。高校、大学時代にそれぞれ「BIG3」と騒がれた両雄が、ライバル対決の幕開けを予感させた。

直球、直球、また直球…。藤岡は、中田に対して全球ストレート勝負に徹した。3回に「甘く入った」直球で2ランを浴びた後の5回、再び直球勝負で二塁打を打たれた。本拠地デビューのマウンドで、自己ワーストの7回8安打3失点。だが、それでも前を向く訳があった。

「今日は(中田に)試しながら投げました。初対戦なので、どんな打者か確かめたかった。できれば抑えたかったけど、いい打者だと感じました」。本気の勝負は、ここじゃない−。謙虚に語った裏に、本音が見え隠れした。

相手は、89年世代のスターだった。昨年12月の入団会見でプロで対戦したい選手を問われ「中田翔選手です」と即答。自身は東海大・菅野、明大・野村(現広島)とともに「大学BIG3」と騒がれたが、中田は高校時代に甲子園を沸かせ、エリート街道を歩んできた強打者。「すごく意識はする」とライバル心を燃やしながら、女房役の里崎の「同学年なんだし、今は結果は別に構わない」の愛のサインに応え、7球の真っ向勝負に挑んだ。

リベンジの時は、近い。西村監督は試合後、開幕ローテの3番手での起用を初めて明言した。4月1日の楽天戦(Kスタ)に続く第2戦は8日の日本ハム戦(QVC)。この日と同じ本拠地のマウンドで午後1時から再び対峙する。黄金左腕の脳裏にも“先”をにらんだ計算があったはずだ。「開幕したら、色んな球を使って抑えたいです」。

「4・8」は、持てる力を全て駆使し、怪物スラッガーに挑む。

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小野ファームで好投6回69球[ニッカン]

ロッテの先発ローテ入りを狙う小野晋吾投手(36)が先発し、好投した。6回をわずか69球でまとめ、4安打2三振1死球で無失点。「今日はとにかく点を与えないよう、結果重視でマウンドに上がりました。その中で6回無失点の結果、そしてキャンプから続けてきたことが試合の内容にも出ているので、満足しているし、手応えを感じています」と球団広報を通じてコメントした。

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藤岡、初本拠「鳥肌立った」[ニッカン]

ロッテのドラフト1位、藤岡貴裕投手(22=東洋大)が開幕前最後の実戦登板で7回8安打5奪三振で3失点した。雨の影響で2度もオープン戦登板が流れた「雨男」らしく、初回登板時にいきなり雨が降ってきた。それでも立ち上がりから好調日本ハム打線に安打を浴びながら、2回までは無失点。だが3回1死一塁から「同級生対決」となった4番中田にレフトスタンドへ痛烈な1発を食らった。4回にも陽の三塁打などで1失点。その後は変化球を効果的に配球して、追加点を許さなかった。本拠地初登板を振り返り「やっと本拠地で投げられて、マリーンズの一員になれた気がする。応援がすごくて鳥肌が立った」と感動していた。

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西村監督「根元、結果出てる」[ニッカン]

ロッテ西村徳文監督(52)が手応えを感じて開幕を迎える。オープン戦最終戦は敗れて、6勝9敗1分けで全日程を終了。キャンプを通じて総括し「勝てるチームは守備が大事。そこはもう少し、しっかり抑えないといけない。収穫はショートのポジションに根元が出てきたこと。結果はいいものが出ているし、シーズンを通して活躍してほしい。ルーキーも藤岡だけでなく、中後、益田も中継ぎで使えるメドが立った」と高評価していた。

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ロッテ・根元、打撃好調で遊撃定着[サンスポ]

ロッテの根元が2安打を放ち、打率3割9分でオープン戦を終えた。首位打者は松山(広島)に譲ったが「いい結果が出てシーズンにつながる。ここからが本当の勝負で、遊撃は誰にも渡さない」と、7年目の飛躍を誓った。

昨季のロッテは遊撃手を固定できなかったが、今季は打力でアピールした根元が2番に定着。西村監督も収穫を聞かれて「去年から課題だった遊撃に根元が出てきたのがチームとして大きい」と名前を挙げていた。

薮田
「高かった。打たれるべくして打たれた。」(8試合目で初失点)
伊志嶺
「自分の打撃を見つめ直す機会になった。」(打率が1割に届かず)

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ロッテ・根元「レギュラーは譲らない」[デイリー]

ロッテの根元俊一内野手が2安打を放ち、打率.390でオープン戦を終えた。

オープン戦4試合終了時に.750あった打率は徐々に下がり始め、前日までの4試合無安打で急降下。「大事にいきすぎ、少しずつズレていた。昨日の試合後の練習でチェックポイントを増やしたのが大きな収穫。最後はいい形で終われた」と振り返った。

昨季はレギュラー不在だった遊撃の座をつかんで迎える開幕。「気持ちを新たに開幕を迎えたい。遊撃の座は誰にも渡さないようにします」と誓った。

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ロッテ・藤岡が3代目サンデー男を襲名[デイリー]

ロッテのドラフト1位、藤岡貴裕投手(東洋大)が、“サンデー・タカヒロ”になる。

西村監督は開幕3戦目のデビューと日曜ごとの登板を明言し「お客さんが多く入るプレッシャーの中で結果を残して大きくなって欲しい」。

“サンデー兆治”“サンデー晋吾”と大先輩に続く伝統の称号に「3代目ですね。しっかり勝って認めてもらえるようになりたい」と誓った。

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サブロー&唐川が子供招待席[ニッカン]

ロッテのサブロー外野手(35)と唐川侑己投手(22)が今季QVCマリンに「319シート」を設けて、県内の子供達を招待することを25日、発表した。昨年までサブローが続けてきた「千葉県内の少年野球チームの子供達に生の野球をQVCマリンフィールドで感じてもらいたい」という趣旨に唐川も賛同。2人の背番号にちなんで「319シート」として1塁側内野席35席(910万円)を用意した。また昨季、東日本大震災で被災した地域の少年野球チームを招待したが、今季も継続する。

サブローは「再びマリーンズのユニホームに袖を通し、大好きなQVCマリンで野球ができるという事で、今年は唐川と319シートを設けさせていただきました。野球少年の思い出に残るプレー、試合を魅せ、笑顔で帰ってもらえるように、自分も最高のプレーをしたいと思っています」とコメント。唐川も「自分自身初めてのことなので、こういう形でサブローさんと出来た事を嬉しく思っています。地元千葉の野球少年には生のプロ野球を観て、何かを感じてくれたら嬉しく思います。そして、被災地域の子供達には楽しんで欲しいですね。自分も招待した子供達に恥じない投球をしたいです」とコメントした。

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