4月3日4月3日ロッテの新・勝利の方程式「MNY」が世に名を広める。3日の西武戦は天候不良で中止。開幕3連投の益田直也投手（22）、2戦目の満塁でデビューし、連続三振を奪った中後悠平投手（22）のルーキーコンビが調整した。西村監督も勝ちパターンに計算する関西組の2人にとって、憧れの方程式は阪神のJFK（ウィリアムス、藤川、久保田）。中後は「JFKいいですね。僕らは（益田、中後、薮田の）MNYですか？」と笑顔で逆提案した。共通点もある。左腕中後のスリークオーターはウィリアムスと類似。益田も久保田と同じトルネード投法だ。西武戦から右打者へシュートを解禁する益田は「薮田さんにつなげたい」と役目を自任。まだ残り141試合だが、669日ぶりの単独首位に立ったチームが“MNY”で加速する。
試合は中止となったがソフトバンクが敗れたため、ロッテは10年6月4日以来669日ぶりの単独首位に立った。
ただチームは3試合を消化しただけとあって、西村監督は「そういうことを言う時期ではないよ」。主将の今江は「3連勝してチームの雰囲気はいい。これを1年間続けていかないと」と気を引き締めた。仕切り直しの一戦となる4日の西武戦（西武ドーム）で、60年ぶりの開幕4連勝を狙う。
55年ぶりの開幕3連勝に貢献したロッテD4位・益田（関西国際大）は中島、中村との対戦を「日本を代表する打者なので、どれだけ通用するか楽しみ。当てるぐらい内角を突きたい」と熱望した。スライドで4日に先発するグライシンガーは「敵地の3連勝でチームは勢いに乗っている。自分もいい投球をして連勝を伸ばしたい」と抱負を話した。
55年ぶりに開幕3連勝と好調のロッテは3日、中止の知らせに残念そうだった。開幕カードの楽天戦で3連投し好投したドラフト4位・益田は「試合があっても体は問題なかった。西武の中島さん、中村さんは日本を代表する打者で、対戦できれば楽しみ」と話した。
スライドで4日に先発するグライシンガーは「敵地の3連勝でチームは勢いに乗っている。自分もいい投球をして連勝を伸ばしたい」と抱負を話した。
ロッテのセス・グライシンガー投手（36）が、60年ぶりの開幕4連勝をかけて4日の西武戦（西武ドーム）に今季初先発する。先発予定だった3日の西武戦は天候不良で中止となり、スライド登板に備えて、軽めの調整を行った。中止の一報に「シカタナイヨネ」と日本語で笑い「3連勝でチームも勢いがある。何とかチームのために貢献して4連勝を続けられるようにしたい」と意気込んだ。また当初の4日の先発予定だったヘイデン・ペン投手（27）は先発ローテを１巡飛ばすことになった。西村監督は「ホーム開幕戦（6日の日本ハム戦）は成瀬で行きたい」と話した。
ロッテのカルロス・ロサ投手（27）のシアラ夫人（23）が現地時間2日の午前4時、米国ニューヨーク州の病院で第1子となる長男を出産した。4081グラムで母子ともに健康。名前はスミルちゃん。ロサは開幕シリーズの1、2戦で登板し、無失点に抑えたが、不調が目立っていた。待望の第1子誕生で発奮したいところだ。
ロッテが669日ぶりの単独首位に立った。3日の西武戦（西武ドーム）は雨天中止。開幕3連勝だったソフトバンクが楽天に敗れたため、10年6月4日以来の単独首位の座に就いた。もちろん、まだ残り141試合ある。西村徳文監督（52）は「まだ3試合しかやっていないから。悪いことじゃないけど、そういうことを言っている状況じゃない」。今江敏晃内野手（28）は「どの時点でも上にいることはいいこと。去年も3連勝はあまりなかったから。チームの雰囲気もいい」と明るかった。