4月5日4月5日佑ちゃんに投げ勝ち5連勝だ！ 60年ぶりの開幕4連勝と絶好調のロッテが、6日、QVCマリンで本拠地開幕戦を迎える。予告先発の成瀬は、対する日本ハム先発・斎藤との投げ合いに自信を見せた。「“背負っている男”に勝ちたい。ダルビッシュ相手なら無失点に抑えないとダメ、という絶望感はある。でも映像（斎藤の開幕戦完投勝利）を見たけど、そこまでいいとは思わない」。
前回登板は楽天との開幕戦。投げ合った楽天・田中が圧倒的有利とする見方を覆し、7回途中1失点と好投。開幕4連勝へ勢いをつけた。「前回は開幕、今度は本拠地開幕と、2週連続の開幕投手は光栄。自分の仕事を果たして最少失点に抑えれば、打線が援護してくれるでしょう」。
日本ハムに3連勝なら、球団タイ記録の開幕7連勝。エースが勝利のバトンをつなぐ。
ロッテ・成瀬が日本ハム・斎藤に「必勝宣言」だ。6日の日本ハム戦（QVCマリン）で本拠地開幕投手を務める左腕は「背負っている男には勝ちたいですよ。相手がダルビッシュだったら0点に抑えないといけないから、絶望感はありますけど」ときっぱり。斎藤は開幕戦で完投勝利を挙げ「今は持ってるではなく、背負っています」とのコメントを残した。そんな2年目右腕に、エースとして格の違いを見せつける。
チームは60年ぶりの開幕4連勝中。スタートダッシュに成功して最高のムードだ。ローテーションは自身の後は唐川、藤岡と若い2人が続く。「後の投手のことを考えたら、一発目で攻めないと。内角を攻め切ることが僕の役目です」。内をえぐってチームの連勝街道を切り開く。
ロッテの成瀬善久投手（26）が“背負ってる男”に投げ勝ち、60年ぶりの開幕5連勝に導く。6日の日本ハム戦（QVC）でホーム開幕のマウンドに上がるエースは5日、「“背負ってる男”には勝ちたいですよ」と初の開幕投手で勝利を挙げた斎藤佑樹投手（23）との激突に意欲を燃やした。
斎藤は3月30日の西武戦（札幌D）でプロ初完投勝利。「今は“持ってる”ではなく、背負ってます」と新たな名言が飛び出した。成瀬も3年連続で開幕投手を務めた同日の楽天戦（Kスタ）で、昨季の沢村賞・田中と投げ合い、自身初、チームとしても8年ぶりの開幕勝利に導いた。エースの力投から火がついたチームは、開幕7連勝を記録した1952年以来となる開幕4連勝と絶好調だ。
本拠地で調整したサウスポーは「記録を意識しすぎるとよくない。自分らしくない投球にならないように」と勝利だけを狙う。
ロッテのヘイデン・ペン投手（27）が5日、イースタン・リーグ若手選手育成試合のフューチャーズ（イースタンリーグ・リーグ混成チーム）戦に先発した。3回で36球を投げ、打者9人に1安打4奪三振で無失点と、ほぼ完璧な投球を披露した。当初は4日の西武戦に先発予定だったが3日の同カードが悪天候で順延になった影響で、ローテーションを1回飛ばし、2軍で調整登板した。また渡辺俊介投手（35）が2番手で登板し5回、打者16人に対し、1安打2奪三振で無失点とローテ入りへ上々の内容だった。
ロッテ成瀬善久投手（26）は日本ハム中田翔内野手（22）への警戒レベルを下げない。本拠地開幕となる6日の日本ハム戦に向けて5日、QVCマリンで調整。キャッチボール、ランニングなどで汗を流した。4日終了時点で21打席連続無安打と結果の出ていない中田に対し「ヒットが出ていないというけど、抑えて当たり前とみられるのは違うと思う。4番を任されている訳だから」と気を引き締めた。
60年ぶり開幕4連勝中のロッテがマリン風を体感した。5日は本拠地開幕戦となる6日の日本ハム戦に向けてQVCマリンで調整。この日はセンター方向からホーム側に12メートルの強風が吹く場面もあり、野手はフライ捕球に四苦八苦した。今江敏晃内野手（28）は「難しいですね。何年やっても慣れませんよ」と苦笑いしていた。
ロッテが5日、「ふるさと千葉」をテーマにオリジナル楽曲を製作したことを発表した。千葉にフランチャイズを移転して20年が経過し、地元への「今までの感謝の気持ち」と「今後も千葉とともに戦う思い」を表現した企画として「Thanks 20 years“All for CHIBA”シリーズ」を開催。その一環としてファン、県民に向けて「千葉、心つなげよう」という曲を作った。6日よりマリーンズ・オフィシャルショップで発売する。