わたしはかもめ2012年鴎の便り(4月)

便

4月6日

千葉ロッテ3−6北海道日本ハム(QVCマリン)

日本ハムは斎藤がテンポの良い投球で7回2失点と好投し、開幕2連勝。打線は6回に稲葉の中犠飛で勝ち越し、8回は稲葉の適時打、9回は糸井の2ランで加点した。ロッテは救援陣が踏ん張れず、開幕からの連勝が4で止まった。

123456789R
北海道日本ハム0011010126
千葉ロッテ0011000013

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サブロー「こういう投手が1番腹が立つ」[ニッカン]

歴史的な開幕連勝街道を突き進んでいたロッテが斎藤の術中にはまった。捉えられそうで、捉えきれない。適時打を放ったサブロー外野手(35)の言葉が物語っていた。「全ての球が打てそう。でもストライクからボールになる球を打たされる。こういう投手が1番、腹が立つ」と首を何度もかしげた。

3回に里崎が今季チーム第1号となるソロ本塁打を放ち、攻勢を開始。そして4回、3連打で同点とし、なおも1死一、二塁の好機だった。だが今江は甘い変化球をミスショットし、捕邪飛。大松も外角低めに沈む変化球で三振した。5回も岡田が牽制死した後に連打が出たが最後は井口が左飛に終わった。結局4回から3イニング連続で得点圏に走者を進めたが、ノラリクラリとかわされた。

斎藤の印象が昨季から大きく変わった訳ではない。だが微妙な変化を感じ取っていた。今江は「ストレートの割合が増えた」と言い、伊志嶺は「スコアラーから『ボールに角度がついている』と言われた」と釈然としない表情だった。はっきりしているのは、60年ぶりの開幕4連勝で迎えた本拠地開幕戦で初黒星。「気持ちを切り替えてやるだけ」と西村監督。斎藤の残像を消し去り、再出発する。

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西村監督「何がええか分からない」斎藤打てず悔しがる[スポニチ]

ロッテは斎藤を攻略しきれず、本拠地開幕戦で今季初黒星を喫した。開幕からの連勝は4で止まった西村監督は「チャンスで同点止まりだった。あそこで点を取っておけば」と、4回にサブローの適時打で2−2とし、なお1死一、二塁で今江、大松が倒れた場面を悔やんだ。

日本ハムの斎藤をあと一歩で攻略できず、サブローも「説明が難しいけど何がええか分からない。全ての球が打てそうだからボールにも手を出してしまう。彼の術中にはまった」と腹立たしそうだった。

今江
「いつも通り、打てそうで打てない。」(斎藤に無安打)
伊志嶺
「ピンチになるとコントロールが良くなる。」(斎藤について)
成瀬
「もっと粘らないと。(QVCマリンでは珍しく本塁から三塁方向への強風に)イメージと違う感じ。(スライダーが)曲がらなかった。」(7回5安打3失点で今季初黒星)

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ロッテ拙攻8残塁…西村監督「切り替える」[サンスポ]

打線は10安打したものの8残塁の拙攻が響いた。3回、斎藤から左中間に同点1号ソロを放った里崎は「来た球を打っただけです。自分の打撃はできているけど、斎藤については何も言うことはない」と悔しさを押し殺した。西村監督は「チャンスでもっと得点しておけばよかったけど切り替えるしかない」と拙攻に頭を抱えていた。

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ロッテ・成瀬、佑ちゃんの投球術べた褒め[サンスポ]

ロッテは開幕からの連勝が4でストップした。開幕戦に続き、本拠地開幕戦でも先発した成瀬は7回3失点。チームの快進撃を止めた責任を一身に背負った。

「チームが連勝中で、そしてホーム開幕だった。(中継ぎに)いい形でつなげなくて悔しい」。1952年以来の開幕7連勝(球団記録)はならず、エース左腕は唇をかんだ。制球に苦しみ、7回までに117球を費やした。中後、ロサの救援陣も打ちこまれた。海風を味方につけて好投した斎藤に潔く脱帽した。

「ツーシームなどが微妙に動いて打者はとらえにくい。自分とは逆のタイプで、投球技術が素晴らしかった」。“背負っている男”に投げ負けたが、リベンジの機会は必ずくる。仕切り直しで白星を積み上げてみせる。

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成瀬7回3失点も佑の引き立て役…ロッテ[報知]

1度もリードを奪うことは出来なかった。先発・成瀬が7回5安打3失点。常に先行される内容に「悪いなりにゲームは作れたけど、もっと粘りのピッチングをしなくてはいけなかった」。60年ぶりの開幕ダッシュは、4連勝でストップした。

勝ちたかった相手の引き立て役に回ってしまった。登板前日には「“背負っている男”には勝ちたいですね」と話していたが、結果的に敗戦。「相手のピッチャーにいい粘りをされた。自分とは違うタイプだけど、こういうのも勝ちのピッチングなのかなと思った」と素直に脱帽した。

収穫もあった。いつもと違う風向きに惑わされたが、4、6回の失点はいずれも犠飛。「勝負どころで犠飛2本はそんなに悪くない。もう切り替えてます」。ボールがイメージと違う軌道を描いたが、試合の中で修正。敗戦の中で得た感覚を次回の投球に生かす。

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ロッテ・成瀬「いずれ負けると思っていた」[サンスポ]

ロッテの成瀬はストライクとボールがはっきり分かれ「ボールの軌道がいつもと全然違った」と首をかしげた。何とか7回を3失点で持ちこたえたが、チーム今季初の敗戦投手となった。

3月30日の楽天との開幕試合で勝利投手になり、60年ぶりの開幕4連勝が始まった。この日のホーム開幕戦に「2度も開幕戦で投げられる」と意気込んでいたが、連勝はストップ。「いずれ負けると思っていた。たまたま僕で負けた」と残念そうだった。

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ロッテ、佑ちゃん攻略できず連勝止まる[サンスポ]

ロッテはホーム初戦を飾れず、開幕からの連勝は毎日オリオンズ時代の1952年にマークした7に次ぐ4で止まった。

西村監督は「チャンスで同点止まりだった。あそこで点を取っておけば」と、4回にサブローの適時打で2−2とし、なお1死一、二塁で今江、大松が倒れた場面を悔やんだ。日本ハムの斎藤をあと一歩で攻略できず、サブローも「ストライクからボールになる球を打たされ、術中にはまった。全ての球が打てそうだからボール球でも振ってしまう」と腹立たしげだった。

今江
「いつも通り、打てそうで打てない。」(斎藤に無安打)
伊志嶺
「ピンチになるとコントロールが良くなる。」(斎藤について)

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「全ての球打てそうだから…」[ニッカン]

ロッテはホーム初戦を飾れず、開幕からの連勝は毎日オリオンズ時代の1952年にマークした7に次ぐ4で止まった。

西村監督は「チャンスで同点止まりだった。あそこで点を取っておけば」と、4回にサブローの適時打で2−2とし、なお1死一、二塁で今江、大松が倒れた場面を悔やんだ。日本ハムの斎藤をあと一歩で攻略できず、サブローも「ストライクからボールになる球を打たされ、術中にはまった。全ての球が打てそうだからボール球でも振ってしまう」と腹立たしげだった。

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連勝止めた成瀬「切り替えて」[ニッカン]

ロッテ成瀬善久投手(26)が7回3失点と粘投したが、チームを勝利に導けなかった。左中間方向へ吹く約8メートルの風が「いつもと違う球の軌道だった」と微妙な制球に苦しんだ。4回の失点は守備のミスもあり、不運な面もあった。チームが60年ぶりに開幕4連勝を挙げている中での登板だったことに「意識はしていなかった。皆さんが変なプレッシャーをかけるから(笑)。切り替えてやります」と冷静だった。

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サブロー落球直後に適時打[ニッカン]

ロッテ・サブロー外野手(35)が汚名返上の同点適時打を放った。4回1死から稲葉の右中間への大飛球に対し、追いついていたが落球。記録は三塁打だったが、そこから日本ハムに2点目を許した。だがその裏に1死一、二塁からセンター前へタイムリーを運んで、すぐさま同点にした。「前の回に守備でミスをしているからね…。前のバッターがいい流れでチャンスを作ってくれたから、積極的に初球から打ちにいった。試合前のファンの声援が嬉しかった。それだけに、何とかしたい気持ちが強かった」と振り返った。

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里崎1号「ファンの気持ちが」[ニッカン]

ロッテ里崎智也捕手(35)が、チームの今季第1号本塁打を放った。3回1死から外角高めの134キロ直球を、バックスクリーン左に運んだ。開幕4戦は本塁打が生まれなかったが、本拠地開幕戦で里崎が放った。「マリンでの初打席だったから何とかしたい気持ちだった。ファンの気持ちがスタンドまで運んでくれた」とコメントした。

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超カワイイ!長沢まさみ始球式[ニッカン]

QVCマリンで行われたロッテ−日本ハム1回戦で女優長沢まさみ(24)が始球式を行った。ボールはノーバウンドで捕手里崎を越えた。

長沢(ながさわ)まさみ
本名同じ。1987年(昭62)6月3日、磐田市生まれ。12歳だった00年の第5回「東宝シンデレラ」で3万5153人の中から最年少のグランプリに選ばれる。父はサッカー磐田の初代監督、長沢和明氏(54=浜松大監督)。家族は両親と兄。168センチ。血液型A。

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カネやん「10戦まではお祭り」[ニッカン]

ロッテ元監督で400勝投手の金田正一氏(78)がチームの激励に訪れた。球団取締役でもある金田氏は、本拠地開幕戦を訪問。試合前に西村徳文監督(52)ら首脳陣と談笑した。60年ぶり開幕4連勝のチームについて聞かれ「まだ始まったばかり。10試合まではお祭りみたいなもの。連勝もあれば、連敗もあるのが野球だ」と豪快に笑っていた。

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