わたしはかもめ2012年鴎の便り(4月)

便

4月18日

千葉ロッテ7−3東北楽天(QVCマリン)

ロッテが3連勝。3回に福浦の犠飛と今江の3ランで4点を先制。7回にも福浦が3点二塁打して突き放した。ペンが7回4安打1失点で今季初勝利を挙げた。楽天は先発の塩見が3回途中で降板し3連敗を喫した。

123456789R
東北楽天0000010023
千葉ロッテ00400030x7

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ロッテの「顔」今江、福浦の7打点で首位[ニッカン]

ロッテが顔ソックリ?の今江敏晃内野手(28)と福浦和也内野手(36)の2人で全7打点をたたき出し、楽天に完勝した。3回、今江の今季1号3ランが飛び出すと、7回には福浦の走者一掃の適時二塁打で勝負を決めた。2人とも「全然似ていない」と否定するが、遠征先の鉄板焼き店では店主が福浦のことを今江と勘違いして接客したというエピソードもあるほど。ロッテの「顔」ともいえる2人が、ここ1番で結果を出した。

新キャプテンの今江は、開幕から結果を残せずに苦しんだが、この日はソフトバンク内川仕様のグリップが太いバットで操作性を高めて左翼席中段へ運んだ。「左投手にはいいみたい。徐々に上がってきた」と手応えを示した。福浦も満塁機で3度打席に立ち、4打点。「これで打たなきゃ怒られるでしょ」と存在感を見せた。前カードのソフトバンク戦から入れ替えた新打線が機能し、今季2度目の3連勝でチームは首位に浮上した。

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ロッテ2年ぶり奪首!今江だ福浦だ7点爆勝[サンスポ]

主将の一発で首位だ! ロッテは18日、楽天4回戦(QVCマリン)に7−3で勝利。今季から主将に就任した今江敏晃内野手(28)が3回、今季1号となる3ランを放ち3連勝に導いた。この1勝で、オリックス5回戦(京セラドーム)に敗れたソフトバンクを勝率でかわし首位に浮上。一昨年の日本一から昨年最下位となったチームを、新主将が“V字回復”へと導く。

殊勲の一打に今江の笑顔がはじけた。3回、1点を先制しなおも1死一、二塁の場面で、楽天・塩見の初球、甘く入ったスライダーを完璧にとらえた。打球は左翼席上段へ消え、推定120メートルの3ラン。今季1号に、ほっとした表情でベースを回った。「今まで調子が悪すぎた。やっと普通の打者に戻ってきた。これをいいきっかけにしたい」。

新主将の一打をきっかけに、チームは今季最多の7得点で3連勝。2010年6月4日以来の単独首位に浮上した。

この日まで打率.222。不振打開へ“内川バット”を取り出した。昨季、親交のあるソフトバンク・内川からもらったものだ。これを参考に、グリップの太い新バットを作成。確実性の高い打撃を目指した。

春季キャンプで使いこなすまでにいたらず、従来の細いグリップのバットでシーズンを迎えていた。15日のソフトバンク戦(ヤフードーム)で「気分転換」と“解禁”するや3安打。この日は早出特打で約30分打ち込み、感触を手になじませた。

昨季は空席だった主将に指名した西村監督は「期待しているし、期待も大きい。状態が悪い中でも打って、チームを引っ張ってくれている」と目を細めた。

同じように前年に低迷していた西岡を主将に据え、日本一に輝いた一昨年の再現を願う西村監督。指揮官の思いをくんだ今江は「まだ始まったばかり、僕もこれからです」と意を新たにしていた。

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ロッテ・福浦、4打点!先制&ダメ押し[サンスポ]

今江に負けじと5番の福浦も4打点を挙げた。3度も満塁で打席を迎え、1回は三振だったが、3回は右犠飛で先制点をもたらし、7回には左中間へ走者一掃の適時二塁打で勝負を決定づけた。「投手もがんばっていたし、3度目の正直で打ててよかった」とホッとしていた。

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ロッテ首位再浮上!藤岡だけ目立つな!!今江1号V弾[スポニチ]

なかなか勝てなかった本拠地で、やっと勝てた。ロッテは18日、今季から主将に就任した今江敏晃内野手(28)の1号3ランなどで7点を奪い3連勝。ソフトバンクが敗れたため今月6日以来12日ぶりに首位に再浮上した。これまで本拠地ではわずか1勝と外弁慶ぶりを発揮していたロッテだが、唯一の課題も解消し、その勢いはさらに加速しそうな気配だ。

快音が響いた。高々と上がった打球は左翼席中段まで届いた。3回1死一、二塁で、今江が塩見の投じた初球118キロのスライダーを強振。「出合い頭ですよ」と謙遜したが、今季51打席目の1号は序盤で勝負を決める3ランとなった。

「チームに大迷惑をかけてきたので、少し貢献できて良かった」。左胸のキャプテンマークが少し誇らしげだ。好調のチームだが、なぜか本拠地では1勝4敗。今江自身も18打数1安打と地元では打てなかった。この日も初回2死満塁で回ってきた第1打席では二ゴロ。この3ランが今季、本拠地での初打点だった。

昨オフ西村監督から「チームにとっても今江自身にとっても力になるように」と、西岡のメジャー移籍後は空席だった主将に指名された。しかしPL学園以来となる大役は、あまり望んでいなかった。1年夏こそ4番で出場した甲子園も、自身が主将を務めた代には出ていない。「あのPLで出場しなかった学年」。そう言われ続けたことが重荷となり、自然と避けてきた。だが、元来はリーダータイプ。「状態が悪くても(チームに)声をかけてくれていた」と西村監督も満足の主将ぶりだ。

主将に刺激され、19年目のベテラン福浦も続いた。初回1死満塁の場面こそ三振に終わったが、3回の満塁機で右犠飛。7回1死満塁では走者一掃の左中間二塁打。3度の満塁機で計4打点と貫禄を見せた。「3度目の正直で打ててよかった」。こちらも心強い復調ぶり。開幕から新人がチームを支えた。ドラフト1位左腕の藤岡は、すでに先発で2勝。4位の益田はチームトップの7試合に登板、2位の中後も6試合に登板している。だが、いつまでも1年生におんぶに抱っこでは格好がつかない。

ソフトバンクが敗れ、チームは4月6日以来12日ぶりの首位に返り咲いた。今江は言った。「その位置(首位)にいけるというのが嬉しい」。 若手とベテラン、そして投打がかみ合い始めた。前年は日本一からの最下位転落を味わった。屈辱をバネに01年の近鉄以来となる最下位からの優勝。そのミラクルをロッテは狙っている。

◇日本一になった05年以来の吉兆データ

ロッテが3連勝。ソフトバンクが敗れたため6日以来の単独首位に立った。この日は先発のペンが7回1失点で今季初勝利。これで開幕からチーム8勝全て先発投手に白星がついた。ロッテでこうしたケースは日本一になった05年に10勝まで続けて以来7年ぶりになる。ここまでグライシンガー、藤岡が各2勝とチーム半数の勝利をマーク。新旧投手陣の歯車もかみ合っている。また、今季ロッテの先発投手が6イニング以上、自責点3以下に抑えたクオリティースタート(QS)は13試合中12試合。チームのQS率は92%に達し、パではオリックスの79%を上回り最も高い。

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ペンひげそり効果で?すっきり1勝!「顔が軽くなった」[スポニチ]

ロッテのペンが7回4安打1失点で今季初勝利を挙げた。

前回4月12日のオリックス戦(QVCマリン)では好投しながら負け投手となった。気分を変えるため、顔半分を覆っていたトレードマークのひげをそり上げ臨んだ試合。「顔が軽くなった」と冗談を飛ばして上がったマウンドで最速148キロ。打線の援護もあり、試合後は「みんなが仕事しているので、自分の仕事に集中した」と笑みを浮かべていた。

金澤
「気持ち良く投げられるような配球を心掛けた。」(右上腕部の負傷で欠場した里崎に代わってマスク)

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福浦、満塁一掃打!今江1号!3連勝で首位浮上!…ロッテ[報知]

誰よりも打席に飢えていた男のプライドを込めたひと振りだった。3点リードの7回1死満塁。福浦はこの日3度目の満塁の場面で、力みなくバットを振り抜いた。左中間へ走者一掃の3点適時二塁打だ。「3度目の正直で打てて良かった。本当は初回にもっと大量得点できたと思うけど」。今季初のお立ち台で、まず口を突いたのは、初回に見逃し三振した反省の弁だった。

今季は開幕から代打で起用。ブログでも「プレーボールから、ゲームセットまでグラウンドに立つことは、諦めてません」と綴っていた。14日のソフトバンク戦(ヤフーD)で今季初のスタメンを勝ち取ると、この日の4打点を含め3試合で計7打点。3連勝の立役者となった。

試合前まで打率2割2分2厘と不振にあえいだ主将・今江の1号3ランも飛び出した。打席ごとにバットを替えることもあったが、ソフトバンク・内川モデルのバットで一発を放ち「やっと普通の打者になれた」と復調へ手応えを見せた。

打線は今季最多の7得点、ペンが今季初勝利と先発陣は好調を維持。投打ががっちりとかみ合い、首位に浮上した。「先発陣が試合をつくってくれているし、1つずつ勝っていけたらいい」と殊勲の福浦。ベテランがチームを引っ張る。

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不振脱却へ!ロッテ・今江、バット変えて3ラン[サンスポ]

打撃不振にあえいだ主将の一打がチームを首位へと導いた。ロッテの今江が3回1死一、二塁で左翼席へ特大の今季1号3ラン。リードを4点に広げる一発に「出合い頭でも嬉しい。やっと普通の打者になれた気がする」とほほ笑んだ。

前日まで打率は.222と不振を極めた。「とにかく数を打っていい感じを見つけたい」と練習に早出し、打撃投手相手の特打に汗を流した。さらにこの日はバットを変えた。これまでグリップの細いタイプを愛用したが、今季は昨年史上2人目の両リーグ首位打者に輝いたソフトバンク内川の、グリップの太いタイプのバットも用意。

慣れないうちはバットコントロールに苦しんだが、15日のソフトバンク戦では太いタイプで帆足、岡島の両左投手から3安打した。「今日の楽天の先発も左腕の塩見。ならば太いバットで」というひらめきも会心の一打につながった。

西村監督の指名で今季から主将に就任。「今日は(バットで)主将の仕事をきっちりしてくれたが、打撃の状態が悪いときでも他の選手に声をかけてくれた」と、指揮官はリーダーとしての働きぶりを認める。 「これまでは周りがカバーしてくれた。みんなの調子が悪いときは僕がしっかりしないと」。かつてのミスターロッテ・有藤の背番号8を受け継ぐ男が力強く誓った。

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ロッテ3連勝!新打線で首位浮上[サンスポ]

ロッテが首位に浮上した。不振だったホワイトセル、大松を外してサブロー、福浦を4、5番で起用するなど打線を組み替えてから3試合で計16点を挙げて3連勝した。

ただ、西村監督は9回にロサが3四球で降板したこともあり、新打線には「(機能した)ということ」と言葉少な。チームリーダーのサブローも「まだ順位は関係ない。ただ、ベンチの雰囲気が良くて打席に気持ち良く向かえる」と話した。

ペン
「チームが守備でもり立て打撃で援護してくれた。」(初勝利)
福浦
「初球から積極的にいこうと思っていた。満塁で3度も打席が来て点が取れてよかった。」(4打点)
長嶋打撃コーチ
「みんなが自分の長所を出している。つながりが出て、今後に生きる。」(今季最多の7得点)

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西村監督がロサ2軍降格示唆[ニッカン]

ロッテ西村徳文監督(52)が完勝にも、試合後は機嫌が悪かった。というのも7−1で迎えた9回、抑えにロサを起用したが、3四球と大乱調で降板。その後、敵失で2失点と締まらなかった。開幕前は勝利の方程式の一角として中継ぎで起用させる考えもあったが、6日の日本ハム戦で9回に登板させて2失点。防御率は7.71まで下がった。「ロサを何とかさせたいと思って登板させたが、この結果では厳しい」と2軍降格も示唆した。

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福浦走者一掃の適時二塁打[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(36)が7回、1死満塁から走者一掃の適時二塁打をマークした。この日3度目の満塁機で最後に結果を出した。「みんながつないでくれたチャンスで、サブローが3度とも四球を選んで回してくれた。打たないと怒られるよ。いい追加点になったと思う」と笑顔で話した。

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今江初球打ち!1号3ラン[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(28)が、3回に今季1号3ランをマークした。この回、無死満塁から福浦の犠飛で先制。なおも1死二、三塁から、初球スライダーを左翼席中段へ運んだ。「初回のチャンスで凡退していたので何とか打てて良かった。ここまでチームに大迷惑をかけてきたので、少しチームに貢献できて良かったです」と笑顔で話した。

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里崎右上腕まだ痛みと腫れ[ニッカン]

ロッテ里崎智也捕手(35)はスタメン出場せず、ベンチで待機スタートが濃厚となった。試合前の練習では打撃練習を行わず、外野をランニングしただけ。13日のソフトバンク戦で守備中に打球を受け右上腕部を打撲した影響から、まだ痛みと腫れが残っている。復帰メドについて「明日かもしれないし、1年後かもしれない」と、独特の里崎節でけむに巻いた。

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