西武の石井が8回2/3を5安打無失点の力投で今季初勝利を挙げた。9回にピンチを招き5年ぶりの完封は逃した。打線は6回、中村の適時二塁打で唯一の得点を挙げた。ロッテは9回に3安打を集めたが伊志嶺のバント失敗が響いた。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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埼玉西武 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 0 | 1 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
ロッテは痛恨の「ダブルミス」で同点機をつぶし、首位から陥落した。1−0の9回、先頭の根元が右翼線二塁打で出塁。続く伊志嶺が初球に犠打を試みたが、内角高めのボール球に手を出して捕飛。飛び出した根元も帰塁できずに最悪の併殺となった。
直後に連打が出る悪循環に、西村監督は「ノーアウト二塁。バント。フライ上げる。走者が飛び出す。ダブルのミスをしてはいけないということですよ」とあきれ顔だった。
ロッテは9回の同点機が、ミスで一瞬にして消えた。無死二塁で伊志嶺のバントは捕手への小飛球となり、飛び出した走者の根元も帰塁できずアウトに。直後に連打が出ただけに、西村監督は「二重にミスをしてはいけない。状況判断が1番大事」と渋い表情を見せた。
1失点で完投した成瀬は、8回1失点だった13日のソフトバンク戦に続いて勝利を逃した。好投が報われないが「野球なので勝ち負けはある。こういう投球をしていれば流れは来る」と話した。
ロッテ成瀬善久投手(26)が孤軍奮闘の投球だった。6回2死二塁から中村に適時二塁打を浴びた。だが失点はそれだけで、後は打線の援護を待ちつつ、粘り強く今季初完投した。最終回のチャンスも得点できず0−1の接戦を落としたが「そこまで調子はよくも悪くもなかった。要所要所を締められた。完投は次につながる」と前を向いた。
ロッテは9回の同点機が、ミスで一瞬にして消えた。無死二塁で伊志嶺のバントは捕手への小飛球となり、飛び出した走者の根元も帰塁できずアウトに。直後に連打が出ただけに、西村徳文監督(52)は「二重にミスをしてはいけない。状況判断が1番大事」と渋い表情を見せた。
1失点で完投した成瀬善久投手(26)は、8回1失点だった13日のソフトバンク戦に続いて勝利を逃した。好投が報われないが「野球なので勝ち負けはある。こういう投球をしていれば流れは来る」と話した。
ロッテ荻野貴司外野手(26)が21日のイースタン・リーグ西武戦(ロッテ浦和)で約1年ぶりに実戦復帰することが決まった。昨年5月13日の楽天戦で右ひざを痛め、手術を2度受けるなど長期離脱していた。また昨年8月に右肘クリーニング手術を受けた内竜也投手(26)も22日の同西武戦で復帰登板する予定。