わたしはかもめ2012年鴎の便り(4月)

便

4月29日

千葉ロッテ2−1福岡ソフトバンク(QVCマリン)

ロッテが連敗を3で止めた。唐川は8安打1失点にまとめ、今季2度目の完投で4勝目。1回にサブローの左犠飛で先制。4回は角中の1号ソロで加点した。ソフトバンクは9回の1点のみで、8回2失点の岩崎を援護できなかった。

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福岡ソフトバンク0000000011
千葉ロッテ10010000x2

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ロッテお値打ち角中V弾!年俸1000万[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(24)が「下克上弾」で連敗を3で止めた。開幕2軍スタートだったが、昇格後の打撃好調が認められ、この日から5番に昇格。4回1死から右翼ポール直撃の約4年ぶりの本塁打を放った。この2点目が結果的に決勝点となり、2位に再浮上。年俸1000万円(金額は推定)でクリーンアップを任される12球団でも屈指の格安男だが、働きぶりは値千金だった。

お立ち台を期待する「角中コール」が本拠地にこだましているころ、殊勲の男は病院にいた。24日の西武戦で帰塁した際に右手親指を負傷。連日のようにアイシングをし、練習も控えめに振ったが「試合になったら痛みを忘れていた」。この日は試合中に痛みを訴え、途中交代して病院へ。携帯電話で自分の一打が決勝点となったことをチェックし「よかったです」と喜びをかみしめた。検査の結果も幸い、捻挫と軽かった。

負傷を感じさせない一振りだった。4回1死、岩崎の143キロ直球を上から強くたたいた。08年4月16日の楽天戦以来となる4年ぶり通算2本目の放物線が右翼ポールに直撃。「本塁打としては4年前の方が嬉しい」と言うが、初本塁打より上回った部分もある。この日は父稔さん(53)母久美さん(48)が1年に1度の観戦。「両親の前でヒットも打ったことがない」。最高の親孝行となった。

5番に成り上がった。昨季は150打席以上で打率2割6分6厘。だが今季はオープン戦3打席だけで2軍に降格した。それでも「楽しくやっていた」と試合に出られる喜びを感じて2軍で3割8分8厘の成績を残して、14日に昇格。打率3割を維持しながら7番、1番、6番と打順を上げ、この日、ついに年俸1000万円で5番に入った。今季は12球団でも800万円の広島会沢が5番に入っただけ。「間違いなく安いでしょう。でも打撃スタイルは何番でも変えない」と冷静だ。

成り上がりぶりは月給13万円の四国独立リーグから入団の野球人生が象徴している。「勝てるように貢献したい」。下克上を目指すチームに似合う実直な5番になれる。

角中勝也(かくなか・かつや)
1987年(昭62)5月25日、石川県生まれ。日本航空第二高からトライアウトを経て06年に四国独立リーグ・高知で1年プレー。同年ロッテ7位指名。昨季までの通算は93試合で打率2割2分2厘、1本塁打、14打点。180センチ、80キロ。右投げ左打ち。

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ロッテ・唐川が4勝目、ハーラー並んだ![サンスポ]

ロッテ・唐川が今季2度目の完投でリーグトップに並ぶ4勝目。完封目前の9回1死二、三塁から江川の犠飛で失点。なお2死一、二塁と苦しい場面が続いたが、最後は山崎の高いバウンドの打球を冷静につかんで、一塁へ送球した。チームは9連戦中で「なるべく1人で、という思いで投げた。結局最後はバタバタしてしまった」と苦笑い。今季初の完封こそ逃したものの、ピンチでギアを上げる投球術がさえた。

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最長3秒…唐川、じらし牽制でソフトBの“足封じ”[スポニチ]

芸は身を助ける。ロッテ・唐川侑己投手(22)が29日のソフトバンク戦で1失点完投でハーラートップタイの4勝目を挙げた。試合の流れを変えたのは初回に牽制で一塁走者を刺したプレー。牽制に至るまでの3段階の間合いの変化で走者を欺き、自らピンチを断った。ただ投げるだけではない。5年目右腕は「勝つ投手」への階段を着実に上っている。

初回無死一塁。今季7盗塁と快足の明石を走者に出して神経を消耗する場面だったが、唐川は全く動じなかった。

続く長谷川の打席。初球の前にセットポジションに入ってから0.9秒で牽制。その後カウントは2ボール1ストライクになった。犠打、ヒットエンドラン、盗塁と仕掛けやすい状況で唐川はなかなか打者に投げない。2回目の牽制は2.8秒。勝負は次の3回目だった。セットポジションで静止したまま時がたつ。3秒がたった瞬間、素早いターンから一塁へ矢のような牽制。じれたように逆を突かれた明石のヘッドスライディングは間に合わなかった。

ソフトバンクは25試合で両リーグトップの37盗塁。唐川は「元々ソフトバンクは走ってくるチーム。明石さんは足が速いのでカウントとか状況に応じて(牽制するまでの長さを)考えた。走者が走ってくれたらくれたで、チャンスだから」と振り返る。一方の明石は「(左)肩が入ってないんだけど、一瞬入ったように見えた」。唐川の長い球持ちによって目の錯覚を起こしたかもしれない。そして素早い牽制。唐川は前楽天監督の野村克也氏が「世界一うまい」と評価する先輩の小野から学んでいる。

さらに牽制は走者を刺すことだけが目的ではない。牽制するまでの球持ちで自分の間合いに引き込みスタートを遅らせれば、盗塁成功率も下がる。相手先発の岩崎が初回無死一塁の同じ局面でモーションを盗まれて盗塁を許し、先制されたのとは対照的だ。「試合のポイントだった。牽制もうまくなったし、ゲームの流れを読む余裕がある」と西本投手コーチ。唐川は21日の西武戦(QVCマリン)でも二走・原を絶妙の牽制で刺した。今季5試合で4勝目(1敗)。数字は必然の結果といえる。

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角中、4年ぶり一発、突き指抱え強行出場実った[スポニチ]

右手親指の突き指を抱えて強行出場したロッテ・角中が4回に右越え1号ソロ。患部に痛みを感じたため、7回の守備から途中交代して病院に向かった。

08年4月16日楽天戦(千葉マリン)以来4年ぶりの一発に球団を通じて「親が観戦に来ていたので良いところを見せることができて良かった。素直に嬉しい」とコメント。打率.324と好調の24歳に、西村監督は「(投手の)左、右関係なく良い打撃をしてくれる」と目を細めた。

サブロー
「前の3人がチャンスをつくってくれて、安打が出れば良かったけど最悪1点になってくれて良かった。」(初回無死満塁で先制の左犠飛)

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唐川、完投でトップタイ4勝も9回失点に苦笑い…ロッテ[報知]

苦笑いを浮かべた。1点リードの9回2死一、二塁。本塁打が出れば一打逆転の場面で、唐川は高くはずんだ投ゴロを左手を必死に伸ばして捕球し、体勢を崩しながら反転して一塁へ送球した。「体に力が入った。最後はバタついてしまったので疲れました」。139球1失点完投でハーラートップタイの4勝目。ソフトバンクからは今季2勝(0敗)を挙げ、昨年から通算4連勝となった。

22歳とは思えない老かいなマウンド裁きだった。初回先頭の明石に左前打を許したあとだ。間合いに強弱をつけながら3度、牽制球を投げた。「相手は足を使ってくるチームなので、(走ってくることは)頭にあった」と、牽制死でピンチの芽を摘み取った。

メリハリをつけた。直球のスピードは常時130キロ前後。だが5回2死二、三塁の場面では「力を入れて」この日最速の139キロで明石を三振に仕留めるなど、状況に応じたピッチングを披露。西本投手コーチは「粘りながら自分で(試合の)流れを作れるようになってきた。球持ちがいいので、ボールもスピードガン以上に(打者は)速く感じているはず」と好評価を与えた。

チームの連敗は3で止まり2位に浮上。「早く先制点を取ってくれて守備でもいつも助けてられているので、次はきっちり抑えたい」と背番号19。次こそは今季初完封で決める。

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サブロー大声援「心に届いた」[ニッカン]

ロッテ・サブロー外野手(35)が先制犠飛で勝利打点を挙げた。1回無死満塁で追い込まれながらレフトへ犠牲フライを上げた。「ヒット狙いだったけど、最低でも犠牲フライが打ててよかった」。試合後には巨人から復帰後、初めてお立ち台に呼ばれた。大声援に「僕の心に十分に届いています!」と応えていた。

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ロッテ・唐川、完封逃すもリーグトップ4勝目[サンスポ]

ロッテの唐川が今季2度目の完投でリーグトップに並ぶ4勝目をマークした。完封目前の9回1死二、三塁から犠飛で失点し、なお2死一、二塁と苦しい場面が続いた。だが、最後は山崎の高くバウンドした打球を冷静につかんで、一塁へ送球した。

チームは9連戦中で「なるべく1人で、という思いで投げた。結局最後はバタバタしてしまった」と苦笑い。今季初の完封こそ逃したものの、ピンチでギアを上げる投球術がさえた。

西村監督
「何とか最後まで投げきってもらいたかった。球数は多くなったが、中継ぎを休ませられた。」(唐川に)

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ロッテ・角中、4年ぶりの一発「嬉しい」[サンスポ]

好調な打撃を買われ、5番で起用されたロッテの角中が、1−0の4回に貴重なソロを放った。岩崎の速球にタイミングを合わせ「高めに浮いてきた球を強くたたくことができた」と143キロを強振。打球が右翼ポールを直撃し、4年ぶりのアーチとなった。

四国アイランドリーグから、2007年にロッテ入りした24歳。「久しぶりのホームラン、素直に嬉しい」と笑顔を見せたが、24日の日本ハム戦で指を痛めたこともあり、大事を取って途中交代した。

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唐川、今季2度目の完投で4勝!連敗3で止める…ロッテ[報知]

ロッテが連敗を3で止めた。唐川は8安打1失点と好投して、今季2度目の完投で4勝目。1回にサブローの左犠飛で先制。4回は角中が右翼席へ放った1号ソロで加点した。

ソフトバンクは8安打を放つも9回の1点のみで、8回2失点の岩崎を援護できなかった。

唐川は完封目前の9回1死二、三塁から犠飛で失点し、なお2死一、二塁と苦しい場面が続いた。だが、最後は山崎の高くバウンドした打球を冷静につかんで、一塁へ送球した。

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角中、起用に応えた4年ぶりのアーチ「素直に嬉しい」[スポニチ]

好調な打撃を買われ、5番で起用されたロッテの角中が、1−0の4回に貴重なソロを放った。

岩崎の速球にタイミングを合わせ「高めに浮いてきた球を強くたたくことができた」と143キロを強振。打球が右翼ポールを直撃し、4年ぶりのアーチとなった。

四国アイランドリーグから、2007年にロッテ入りした24歳。「久しぶりのホームラン、素直に嬉しい」と笑顔を見せたが、24日の日本ハム戦で指を痛めたこともあり、大事を取って途中交代した。

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トップタイの完投も反省、唐川「スッキリした勝ち方をすると言ったのに…」[スポニチ]

ロッテ・先発の唐川は、139球を投げ、8安打1失点の完投勝利でハーラートップタイの4勝目を挙げた。

「(完封を)意識した」と振り返るように、8回まで完投ペースだったが、9回に2連続安打でピンチを作ると、江川の左犠飛で得点が入り、完封勝利が消えてしまった。

「前回のお立ち台でスッキリした勝ち方をすると言ったのに、できませんでした」と前回に次いで反省の弁。「初回に野手が打ってくれて、いいプレーもあったので、流れに乗ることができた」と、周りの援護に感謝した。

「今回の反省を生かして1人できっちり投げ抜きたい」と力強く語った唐川。その頼もしい姿に、ロッテファンからも大歓声で称えられていた。

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角中が値千金の4年ぶり弾[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(24)が値千金の約4年ぶり本塁打で追加点を挙げた。4回1死から真ん中高めの143キロ直球を振り抜き、右翼ポール直撃の本塁打を放った。08年4月16日楽天戦以来の本塁打にベンチもお祭り騒ぎ。「今日は親が見に来ているので、いい所を見せることができてよかったです。久しぶりのホームラン、素直に嬉しいです」とコメントも喜びにあふれていた。

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