わたしはかもめ2012年鴎の便り(5月)

便

5月4日

埼玉西武2−3千葉ロッテ(西武ドーム)

ロッテの成瀬が開幕戦以来の2勝目を挙げた。先行を許す展開でも粘り強く投げ、2失点で完投した。打線は7回に同点とし、8回2死一塁から今江の左中間三塁打で勝ち越した。西武は3番手のウィリアムスが踏ん張れなかった。

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千葉ロッテ0001001103
埼玉西武0100010002

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ロッテ成瀬開幕戦以来の2勝目[ニッカン]

ロッテのエース成瀬善久投手(26)の執念が実った。3月30日の開幕戦(対楽天)以来35日ぶりとなる2勝目を、2失点完投で飾った。1点リードの9回には、この日最速となる140キロ直球を2球連続で投げ込むなど最後まで気迫が上回った。「今までチームが勝てなくて悔しかった。(登板前まで防御率1.67で)最低限の仕事はできていたと思うが、それではダメだと思って投げた」と、139球の力投を振り返った。投球スタイルを変えた。もともと制球力のある変化球主体だが、この日は直球主体の配球で勝負した。「半速球(スライダー)で打たれるより、四球でもいいから力でいった方がいいと思った」。2四球を許したものの、いつも以上の球威で後続を断ち切り、最少失点に抑えた。

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成瀬完投で2勝目「救援陣疲れていたし投げ抜きたかった」[スポニチ]

ロッテの成瀬が6安打2失点で今季初完投勝利を飾った。2回に味方の拙守で先制されたが、139球を投げ抜いて逆転勝利を呼び込んだ。3月30日の楽天との開幕戦(Kスタ宮城)以来の2勝目に「完投できたのが嬉しい。遠征帰りで救援陣も疲れていたし、1人で投げ抜きたかった」。

西本投手コーチは「さすがエース。これで一回りも二回りも大きくなる」と絶賛していた。

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今江牽制死の名誉挽回V三塁打、先輩・宮本の快挙励み[スポニチ]

執念の名誉挽回だ。ロッテの今江が同点の8回2死一塁で左腕・ウィリアムスの直球を振り抜き、左中間突破の決勝三塁打。5回に三塁走者として捕手の牽制球に刺されるミスを犯していただけに、「気持ちを切り替えなきゃいけないと思った。どうにか取り返したかった」と塁上で左手を突き上げた。

この日はPL学園の先輩・宮本が2000安打を達成。06年WBCのチームメートで右打ちの三塁手と共通点は多い。「大先輩でアドバイスを求めることもある。(三塁手の定位置をつかんだ)05年に“常に投手の足元を狙えば2割5分は打てる”という言葉をいただいた。今も心掛けてます」と感謝の念を口にする。

開幕から打撃不振が続いていたが、5月に入り4試合で14打数6安打、打率.429。長嶋打撃コーチから振り出す際に右手を投手に対して直線にではなく、二塁手方向に出すよう助言されてから、上体の開きを抑えられるようになり状態が上向いてきた。「感覚が戻ってきた。(宮本さんは)偉大な記録。僕も少しでも近づけるように頑張りたい」。大先輩の存在を励みにこれからも打ち続ける。

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フォーム修正で復調気配!ロッテ・今江が決勝打[サンスポ]

ロッテは8回、今江が左中間に適時三塁打を放って試合を決めた。2死から四球で出塁した里崎を迎え入れ「自分が決めなくてもつなごうと思った。たまたま長打になった」という。

打率1割台だった今江は、4月末に長嶋打撃コーチと体が開かないようフォーム修正に取り組んだ。5月は4試合で6安打と復調気配で「一時期に比べたら普通に振れるようになってきた」と明るい表情だった。

西村監督
「今日は最後まで投げきってもらおうと思っていた。最後まで託した。」(成瀬に)
里崎
「めちゃくちゃ良くはないが、悪くもない。変化球が低めにきて、ここというときに良かった。」(完投の成瀬に)

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成瀬2勝「鳥肌立つほど興奮」[ニッカン]

ロッテのエース成瀬善久投手(26)が、3月30日の開幕戦(対楽天)以来となる2勝目を挙げた。6安打、2四球で2失点完投。「最後に味方が点を取ってくれたので、どうしても1点を守りたかった。(スタンドの声援に)鳥肌が立つほど興奮した」と笑顔で話した。西村徳文監督(52)も「9連戦中で明日、明後日もあるので、中継ぎを休ませることができたし、よく投げ切ってくれた」と話した。

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今江決勝打「たまたま長打に」[ニッカン]

ロッテは8回、今江敏晃内野手(28)が左中間に適時三塁打を放って試合を決めた。2死から四球で出塁した里崎を迎え入れ「自分が決めなくてもつなごうと思った。たまたま長打になった」という。

打率1割台だった今江は、4月末に長嶋打撃コーチと体が開かないようフォーム修正に取り組んだ。5月は4試合で6安打と復調気配で「一時期に比べたら普通に振れるようになってきた」と明るい表情だった。

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角中が2戦連続のタイムリー[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(24)が4回に同点適時打を放った。1点を追うこの回、2死二塁から西武石井の直球をたたきつけ中前へはじき返した。「得点圏に走者がいたけど、気負わず楽な気持ちで、四球でもいいと思って打席に入った。少し詰まったが、しっかり振り抜けたので、抜けてくれた。いいところで打てて良かったです」と2試合連続適時打を振り返った。

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