6日の西武戦でプロ最短の4回途中8安打4失点KOされたロッテD1位・藤岡(東洋大)は7日、ランニングなどで汗を流した。西本投手コーチは「頑張りすぎて余裕がない。マウンドでは冷静になった方がいい」と指摘。左腕は「打たれたらどうしようという気持ちがある。自分が思う以上に冷静にならなくてはいけない」と“心の投球”を目指す。
ロッテ・ドラフト1位左腕の藤岡が、球宴のファン投票用紙にノミネートされる見通しとなった。
ここまで6試合に登板し3勝1敗、防御率3.23。球団関係者は「内容がいいし、印象に残る活躍をしている」と評価。エースの成瀬、リーグトップタイの5勝をマークしている唐川とともに、先発投手3枠に滑り込む形になった。この日はQVCマリンで調整。6日の西武戦(西武ドーム)は4回途中で降板しており「無駄な球が多かった。次は早いカウントで追い込みたい」と課題を挙げた。
開幕からファームで調整していたロッテの小野が7日、1軍に合流。QVCでの先発投手の練習に参加した。4日に2軍落ちしたペンに代わっての昇格となる。ファームでは登板5試合で3勝0敗、防御率はトップの0.87。8日からの日本ハム3連戦(QVC)に先発予定だ。渡辺俊と先発6番手を争い、2軍でスタートしたベテランは「チームの調子がいい時にいられなくて、歯がゆかった。やれる準備はやってきた」と意気込んだ。
ロッテのセス・グライシンガー投手(36)が警戒心を高めて8日の日本ハム戦に臨む。7日はQVCマリンで最終調整。4月24日の前回対戦時は8回途中1失点と好投したが「2回目はしっかり研究して対応してくる。とてもタフな試合になるだろう」と油断なく臨むつもりだ。
ロッテ藤岡貴裕投手(22)がムダ球を削除する。7日、QVCマリンでランニング、キャッチボールなどで軽めの調整。前日6日の西武戦はプロ最短降板を喫したことに「無駄な球が多いなと思った。早いカウントから有利に追い込みたい。内角の球が入りすぎてボールというのがあった。そこをしっかり修正したい」と課題を挙げた。
日本野球機構(NPB)は7日、昨年に戦力外通告を受けた選手と現役を引退した選手の合計146人の進路調査結果を発表し、調査を始めた2007年以降ではともに最高となる60%、88人が選手やコーチ、職員などプロ野球の12球団内に残ったことが分かった。
内訳は支配下選手が20人、育成選手39人、コーチ8人、職員・スタッフ21人だった。毎年、半数以上が12球団内に残っており、今回も傾向は変わらなかった。
独立リーグや海外のプロ野球などNPB以外の野球関係に進んだのは21人で、受け入れ態勢が整ってきたBCリーグには2010年の1人から9人に増えた。一般企業への就職、自営業への転身は計5人にとどまった。
日本野球機構(NPB)は7日、昨年限りで戦力外通告を受けた選手と現役を引退した選手(日本人選手146人)の進路調査結果を発表した。
146人のうち球団職員などNPBに残ったのは調査を開始した07年以降、過去最多の88人(60%)。ロッテ、巨人で活躍しBCリーグに移籍した藤田宗一、元西武でイタリアの国内リーグに移籍したG.G.佐藤ら日本の独立リーグ(13人)、外国プロ野球(4人)を含めると76%に当たる111人が野球関係に進んだ。一般企業や自営業への転身は5人にとどまった。
フレッシュオールスター(7月19日、新潟)に出場するイースタン・リーグの候補選手選考会議が7日、都内のホテルで開かれ、リーグ7球団の2軍監督が各チームの推薦選手を提出した。
1軍登板しているロッテ・藤岡、巨人・宮国、DeNA・国吉、筒香らは球団から推薦されなかった。DeNAの山下2軍監督は「最大限協力するが、1軍でプレーしている選手は難しい」と説明した。全イースタンの候補選手は全ウエスタンとともに今月18日に発表される。