日本ハムが両リーグ一番乗りで20勝目を挙げた。0−1の6回に稲葉の2点二塁打など5連打や、ホフパワーの代打3ランなど9安打を集める猛攻で一挙8点を奪った。ロッテは5回まで無失点だったグライシンガーが急変した。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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北海道日本ハム | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 8 | 0 | 1 | 0 | 9 |
千葉ロッテ | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 1 | 3 | 1 | 7 |
ロッテのグライシンガーが6回に5連打や3ランを浴びるなど突然崩れた。
開幕から4試合で1失点と安定感抜群の右腕。この日も5回までは3安打無失点と快調だった。それだけに首位攻防の緊迫した試合を期待していたファンもあっけに取られる変調ぶり。本人も「理由を探しているが、相手打線がいい仕事をしたとしか言いようがない。いい投球で、失投は数球しかないんだが」と首をひねっていた。
ロッテのグライシンガーが6回に5連打や3ランを浴びるなど突然崩れた。
開幕から4試合で1失点と安定感抜群の右腕。この日も5回までは3安打無失点と快調だった。それだけに首位攻防の緊迫した試合を期待していたファンもあっけに取られる変調ぶり。本人も「理由を探しているが、相手打線がいい仕事をしたとしか言いようがない。いい投球で、失投は数球しかないんだが」と首をひねっていた。
ロッテのセス・グライシンガー投手(36)が大炎上した。5回まで3安打無失点と好調だったが、6回に集中砲火を浴びた。小谷野から5連打を食らうなど4失点。さらに1死一、二塁から代打ホフパワーに3ランを浴びて計7失点で降板した。
「調子は良かったし、5回までしっかり投げることができた。6回も大量点を取られてしまったが、感じよく投げることはできた。しかし、相手バッターにしっかりとらえられてしまった。ゴロに打ち取ったヒットなどマリーンズにとってアンラッキーだった。もし、1、2球やり直すことができたら、もう少し違ったピッチングになっていただろう」とコメントに後悔をにじませた。
ロッテ西本聖投手コーチ(55)が、5回まで5回まで3安打無失点に抑えているグライシンガーの安定感を評価した。「先頭に死球を当てたときはどうなるかと思ったけど、その後は今までと同じように安定した立ち上がりをしてくれた。今日は少し風もあるから、早く感覚をつかんで自分のピッチングをして欲しいね」とコメントした。
ロッテ根元俊一内野手(28)が首位攻防戦で先制適時打を放った。3回1死二、三塁から外角高めの球を逆らわずにはじき返した。この試合前まで得点圏打率3割4分8厘とリーグ5位の勝負強さを発揮した。「(打った球は)多分ツーシームだと思います。先制点が欲しかったので、チャンスで打てて良かったです。オカ(岡田)がしっかり送ってくれたからね。得点に結びつけることができて良かった。外のボールをうまく打つことができましたね」とコメントした。