わたしはかもめ2012年鴎の便り(5月)

便

5月9日

千葉ロッテ4−1北海道日本ハム(QVCマリン)

5回裏途中でコールドゲームとなり、ロッテが勝った。1回に井口の適時打、角中の二塁打などで3点を先行。3回にも福浦の右前打で加点した。渡辺俊は5回1失点で2勝目。日本ハムの先発ウルフは4失点と役割を果たせなかった。

123456789R
北海道日本ハム000011
千葉ロッテ30100x4
西村監督
「今までは足を絡めた攻撃が初回からできていなかったが、岡田が出てくれて、そういう攻撃ができた。後のバッターも打ってくれましたしね。サブローのヒットで一、三塁をつくれましたからね。いけるところでは、ドンドンいってもらいたいということです。(先発の渡辺)俊介はヒットを打たれていたが、良く抑えてくれた。今年は(俊介が投げる時は)雨が多いですね。でも、勝ってくれて良かったです。何度も中断したが、あのタイミングで(本格的に降り出してくれて)良かった。(対日本ハムは2勝6敗だが)今の成績は関係ないでしょ。シーズンは長いですしね。でも、今日勝てたのは大きいですね。このカードは1勝1敗ですからね。明日じゃないですか。斎藤佑樹が先発?全員で打って勝たないといけない。打撃の状態は良くなっている。今江(敏晃)なんかも不振が続いていたが、ここのところ良くなっている。」

◇ロッテのコールド勝利に謎のマスクマン

謎のマスクマンが現れた。コールド後、清田のユニホームを着たプロレスマスク姿の男がベースランニングを開始。二塁に到達すると、続いて本物の清田が登場。“W清田”スライディングショーを披露した。

“ニセ清田”の正体は2安打の角中。「マスク?どこからともなく出てきました」と爆笑パフォーマンスにニヤリ。

◇3度中断、ロッテ・渡辺俊が“完投”

悪条件を克服して、ロッテ・渡辺俊が2勝目を挙げた。降雨のため、2回終了後に15分、5回表終了後に33分中断。5回裏1死に3度目の中断となり、9分後にコールドゲームが宣告された。5回1失点の“完投”を「2回の中断までは経験があったので、3回となると未知の領域。(再開したら)ちょっとキツかったですね」と話した。

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雨天3度中断も…ロッテ渡辺俊集中の2勝[ニッカン]

「雨×無風=集中力」。ロッテ渡辺俊介投手(35)が導き出した方程式がピタリとはまり、5回降雨コールドで昨年6月11日の広島戦(QVC)以来となる完投勝利をマークした。「体の疲労は5回分だけど、精神的には9回分ですね」と、神経をすり減らした58球を振り返った。

天気予報通り、開始直後から雨が降ったりやんだりする不安定な空模様だった。2回裏終了後、5回表終了後、5回裏途中の3度、計57分間も中断した。「3度の中断は初めて。きつかった」と漏らした。2度の中断までは気持ちを切らさないよう、ロッカー室に戻らずベンチで待機した。だが、3度目は「ダブルヘッダーのつもりで新たに気持ちを入れ直した」と、ブルペンでキャッチボールを開始。その9分後にコールドゲームが成立した。

足場が悪い悪天候に加え、試合開始直後は風速0メートルと言うQVCマリンでは珍しい状況だった。「より低めに、より慎重にならないといけなかった」。いつものセンターからバックネットに当たって跳ね返る投手有利な風は使えない。降雨コールドも視野に入れながら、初回から全力で低めに投げ切った結果だった。西村監督も「何回も中断になると調整が難しくなる。よく抑えてくれた」と、地の利を生かしたベテランの投球を評価した。

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ロッテ・俊介、雨に笑う!58球で勝った[サンスポ]

ロッテは9日、日本ハム8回戦(QVCマリン)で、3度の降雨中断の末、5回裏1死コールドで4−1で勝利。先発の渡辺俊介投手(35)は7安打を浴びながらも、合計57分間の中断に集中を切らさず2勝目(1敗)。首位攻防第2ラウンドを制したロッテは、日本ハムに再び0.5ゲーム差に迫った。

さすが潜水艦。サブマリンは水に強かった。渡辺俊が、雨に笑った。

「3度の中断は厳しいですけど、2度までなら経験はあった。自分が投げているときは雨が強くなかったので…。中止にならない程度の雨で投げることはよくあるので、慣れています」。

1回、いきなり3点の援護をもらった。2回終了時に最初の中断。早く再開を…。15分の中断で無事再開。その後も雨は断続的に降り続けた。5回を投げ終えると、また中断。リードしており、裏の攻撃を待たずに試合は成立していた。コールドか?いやまだだ。33分の中断後、まさか?の“再再開”。結局1死二塁と進んだところで、3度目の中断。9分後ようやく試合が終わった。

5回の“再再開”で気持ちが切れてもおかしくない展開。だが、そこは、マリンの気まぐれな天気に慣れたベテラン。2006年4月29日の楽天戦では、降雨中断もあった試合で無安打無失点投球を続けながら、危険球退場で快挙を逸したこともある。酸いも甘いも知り尽くしている。

「1度、気持ちを切って、ダブルヘッダーに連投するつもりでいた」。中断の間も“まったりムード”のロッカーには極力入らず、一塁ベンチで集中力を持続させた。早く追いつきたい日本ハム打線の打ち気を利用して、7安打されながらわずか58球。待ち時間の方が長い試合で、光ったベテランの“水芸”。ロッテが再び首位に肉薄した。

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雨にも負けず風にも負けず、渡辺俊天候味方に好投[スポニチ]

ロッテの渡辺俊が5回1失点で2勝目。合計3度、57分間の降雨中断にもベテランらしく動じなかった。2回終了時には雨脚が強くなり15分間中断したが「ロッカーに帰るとそういう雰囲気になるから、ずっとベンチにいた」と気持ちを切らさなかった。

試合当初は無風だった風も、徐々に強まり、いつもの海風と逆向きに変化。「変化球が曲がらないし、高い打球が飛ぶ風。低めを意識した」と悪天候も計算に入れた投球が光った。

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俊介、雨に泣いて笑った2勝目…ロッテ[報知]

雨にも負けず、風にも負けず、渡辺俊が2勝目を挙げた。悪天候で試合は2回裏と5回表終了後、さらに5回裏1死二塁後と計3度、57分間の中断を経た末の雨天コールド勝ち。「2回までならあったけど、3回の中断は初めて。新たな境地ですね」。

試合は無風状態で始まったが、降り出した雨とともに2回裏の中断後には6メートルの風が舞った。雨が降ると浜風が逆になるQVC。上空は打者にとって追い風となるが、マウンド上はバックスクリーンから跳ね返って、投手にとって追い風となる。通常は向かい風を利用して変化球を操るサブマリンも「(変化球が)曲がらない。ボクを助ける風じゃない。より低め低めを意識しながら投げた」と風攻略の秘訣を明かした。

5回にホフパワーから一発を浴びたが、7安打で最少失点に日本ハム打線を抑え込んだ。中断の間には「ロッカーに帰ると(中止になるという)空気が違う。気持ちを切らさないようにベンチにいた」という。QVCを知り尽くしたベテランの余裕が漂っていた。

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58球の完投劇!ロッテ・渡辺俊、集中切らさず[サンスポ]

5回途中降雨コールドゲームとなった首位攻防戦。ロッテの渡辺俊がわずか58球の“完投劇”で、今季2勝目を挙げた。

「1試合で2度の(雨天)中断は経験あるけど、3度目は新たな境地。ロッカーに帰ると緊張が切れるので、ずっとベンチにいました」と悪天候の中でも最後まで集中力を切らさなかった。

1回に3得点した打線の援護に背中を押された。「先に点を取ってくれたので、シングル(安打)やソロ本塁打ぐらいだったら打たれてもいい、という気持ちでどんどん勝負した」。その言葉通り、日本ハムのホフパワーに無走者で一発を浴びただけ。「よく投げてくれた」と西村監督は粘投をねぎらった。

2008年以来2ケタ勝利はなく、背水の陣で臨む35歳。今季は出だしから雨天中止の影響などで初登板が4月19日にずれ込み、難しい調整を強いられたが焦りはない。

「(勝利を重ねる他投手を)慌てずに追いかけたい」。復活を期すベテランの踏ん張りで、ロッテが再び首位日本ハムに0.5ゲーム差と肉薄した。

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渡辺俊5回1失点今季初完投[ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(35)が5回1失点に抑え、降雨コールドにより今季初完投をマークした。失点は5回のホフパワーに浴びたソロ1本だけ。初回から低めに丁寧に投げきった。不安定な天候のため2回裏終了後、5回表終了後、5回裏途中の3度、計57分間も中断した。「3度の中断は初めて。きつかった」と漏らしたが、最後まで集中力は切らさなかった。

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4試合ぶり安打!ロッテ・井口が先制適時打[サンスポ]

ロッテの井口が4試合ぶりの安打を放った。1回、1死三塁で三塁手の右を抜ける先制適時打に「久しぶりの安打がいいところで出て良かった」とコメントした。

ロッテはさらに角中の右翼線への適時二塁打、今江の中犠飛と畳み掛け、この回計3点。日本ハムに対してはこの試合まで1勝6敗と苦手としているだけに、井口は「先手、先手で進めたい。1回はいい攻撃ができた」と話した。

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雨…「難しいコンディション」[ニッカン]

ロッテ西本聖投手コーチ(55)が、5回1失点と好投する先発渡辺俊についてコメントした。「初回に糸井の盗塁をアウトに出来たのが大きかった。クイックも出来ていたが、里崎(捕手)のおかげだね。雨の中、中断もあり、難しいコンディションだけど集中力を切らさず投げて欲しい。調子はいいと思う」。

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福浦「援護でき良かった」[ニッカン]

ロッテ福浦和也内野手(36)が貴重な追加点を挙げた。3−0で迎えた3回、2死三塁からカーブをうまくとらえて右前へ運んだ。4月19日楽天戦以来の打点をマークした。「こういう天候で、中断があったりピッチャーの調整は難しいと思う。俊介(渡辺)がリズムよく投げてくれているから、援護できて良かった」と話した。

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角中適時二塁打「狙った通り」[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(24)が初回に適時二塁打をマークした。1点を先制してなおも1死一、三塁から、ウルフのツーシームを強い当たりで右翼線へ運んだ。「犠牲フライでもいいと思ったので、高めのボールを狙っていました。狙っていた通りのバッティングが出来ました」と話した。

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井口15打席ぶり安打が先制打[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(37)が初回に先制適時打を放った。1死三塁から左前へ適時打をマーク。4日の西武戦第3打席以来15打席ぶりの安打となった。「久しぶりのヒットがいいところで出て良かった。昨日は中盤に相手バッターにやられたから、今日は先手先手で優位に進めたい」と話した。

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