わたしはかもめ2012年鴎の便り(5月)

便

5月10日

ロッテ工藤「死ぬかと…」打撃練習中にケージ倒壊…突然の暴風雨&ヒョウ[デイリー]

明るい日差しに包まれていたQVCマリンの上空が、突然真っ黒い雲に覆われた。雷、そして大粒の雨と直径1センチのヒョウが降る。「風速2メートル」の表示は、ものの数分間で「18メートル」に変わる。旗の支柱は大きく左右にしなった。その時だった。

大音響。打撃練習を終えて引き揚げるロッテ・工藤が振り向いた。次に打撃を行う予定の塀内は目を見開いた。視線の先には信じられない光景が映る。重さ300キロの打撃ケージが一瞬浮いて、豪快に倒れたのだった。

「死ぬかと思った。打っているときも、竜巻みたいになっているのが見えましたから、危ないと思っていた」。九死に一生を得た工藤は、興奮気味に明かす。塀内も「打っていたら、下敷きになってましたよ」。あわや大惨事を免れてほっとした表情を見せた。

千葉県内ではこの日、3度の竜巻注意情報が出された。球団は14時50分に早くも中止を決定した。今季初先発予定だった小野は次戦以降は中継ぎに回る。それだけに「やりたかったですね」とガッカリ。雨空を見つめて「こればっかりはね」と恨めしそうに話した。

西村監督が「風速の計測表示方法が変わってから18メートルというのは見たことがない」と驚くほどの強風。「テレビを見ても雷や竜巻注意情報が出ている。仕方ないでしょう。お客さんもあることだし」。勝てば首位に立つ1戦は水入りとなった。

◇ロッテ・藤岡が母の日勝利を誓う

母の日(13日)に登板予定のロッテの新人・藤岡貴裕投手が10日、チームメートの唐川侑己投手、女優の武井咲とともにロッテ本社主催の母の日イベントに参加した。

唐川が披露した「プロ2年目に初完封したのが母の日。1番のプレゼントになった」というエピソードに触発され、藤岡も「勝ってウイニングボールをプレゼントできたらいいと思う」と誓った。

西村監督
「(すごい天候だったが?)見てないんですよ。すごいことになっていたようですね。夕方まで降り続く予定だったんでね。雷、竜巻の注意報も出ていましたしね。仕方ないですよ。お客さんのことも考えないといけない。ゲージが倒れたことはないでしょ。最近で(風速)18メートルまでいったのを見たことない。(小野晋吾が1番残念だった?)そうですね。初登板だったんでね。これも仕方がないですよ。明日は成瀬ですしね。(今後は)中継ぎでやってもらう。(中を厚くするため?)経験もありますからね。先発でも投げられるくらいですから。内(竜也)も下で投げていますし、ロサも良くなってきている。交流戦から後半に向けて貴重になってきます。今は先発が安定していますからね。中が6人で小野を入れれば7人になりますから。交流戦は(先発は)5人で回せますからね。セントラルの球場ではピッチャーを打席に立たせないといけない。代打要員も必要になってくる。まぁ、それよりも明日からの3試合を考えていかないといけないですよ。」

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突風で300キロケージ転倒、ロッテ危機一髪[ニッカン]

ロッテナインが危機一髪の突風と雹に襲われた!10日、QVCマリンで日本ハム戦が予定されていたが、午後2時20分過ぎからの突然の暴風雨で中止となった。

ロッテの練習中、空がみるみるうちに暗くなった。「あと6分で降ってくるぞ!」。首脳陣の冗談のような一言が、現実となった。特打を切り上げてから1分後、音を立てて、つむじ風が吹き始めた。推定300キロある打撃ケージの1つが前のめりに倒れ、隣のケージは強風で5メートル動いた。スコアボードの風速2メートルの掲示は5分もしないうち18メートルをマーク。約1センチの雹がグラウンド一面に降り注いだ。

もし、あのまま練習が続いていたら…と考えるとゾッとするようなシーンだった。寸前まで打撃練習をしていた工藤は「危ない。あのまま打っていたら死んでいた」と青ざめた。倒れたケージ側で打撃投手を務めていた山中バッテリーコーチは「九死に一生だよ」と胸をなで下ろした。

あまりに物珍しい光景に携帯電話で写真を撮ったり、グラウンドに出て雹を体感する選手もいたほど。午後3時には早々と中止が決定。開始時刻の同6時にはすっかり快晴となったが、突然の暴風雨の後では仕方のない決定だった。

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工藤、あわや!!ケージ横倒し…ロッテ[報知]

ロッテ・日本ハムの首位攻防第3ラウンドが天候不良のため、中止となった。ロッテの早出組の打撃練習終了後の午後2時すぎ、竜巻のような突風がグラウンドを襲った。重さ推定300キロの打撃ケージがなぎ倒され、選手達はぼう然。幸いケガ人は出なかったが、つい1分前まで打撃練習していた工藤は「こんなの見たことない。ホントに危なかった」と冷や汗をぬぐった。

球場の風速表示は最大18メートルを計測。さらに約1センチ大の雹が大量に降り出し、グラウンドは真っ白に染まった。午後2時50分に中止が決定。異様な光景を選手は携帯カメラに収め、テレビ局のロッテ担当記者はニュース番組用のリポートを始めるなど大わらわ。西村監督は「最近(風速が)18メートルなんて見たことない」と驚きを隠せなかった。

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ロッテ・工藤“間一髪”…風で300キロのゲージ倒れる[スポニチ]

10日に行われる予定だったロッテ−日本ハム戦(QVCマリン)は、関東各地を襲った暴風雨の影響もあり、天候不良のため中止となった。

試合開始約4時間前の午後2時20分。ロッテの練習中に、突如つむじ風が発生。ベンチから「危ない!」と声が飛んだ直後、2つ並んだ打撃ケージの1つが浮き上がるように動き、そのまま倒れた。

まさに間一髪。倒れるわずか1分前まで、ケージ内では工藤が打撃練習を行っていた。工藤は「ベンチに戻っているときに後ろで倒れた。打っているときから竜巻みたいなものが見えていた。あのまま打っていたら死んでいた」と言葉を失った。ケージの重さは約300キロ。一歩間違えば大惨事だった。

この日の関東地方は気象庁から一時、竜巻注意報が出されるなど、各地で暴風雨が吹き荒れた。QVCマリンのスコアボードの風速表示は18メートル。東京管区気象台によれば千葉市周辺では最大瞬間風速22.9メートルを観測した。結局、アクシデントの30分後、午後2時50分に天候不良のため中止が決定。西村監督も「大変な騒ぎになっていたし、この天気では仕方ないですね」と納得の表情だった。

JR横浜駅では通路が冠水
この日は、日本上空に強い寒気が流れ込み、東日本で大気の状態が不安定に。関東甲信地方を中心に落雷、突風、降雹が見られた。横浜市西区のJR横浜駅では、地下にある中央改札口付近に階段から雨水が流れ込み、改札口前の通路が深さ数センチにわたって一時冠水した。

◇QVCマリンでの珍事

強風中止
95年4月23日のオリックス戦で、最大瞬間風速37.5メートルを記録して中止になった。97年5月8日のオリックス戦(同30.1メートル)、02年4月17日の西武戦(29.8メートル)も。
雪で中止
01年3月31日のオリックス戦。首都圏はすでに桜が満開だったが、強い寒気が流れ込み降雪に見舞われた。
濃霧コールド
05年10月22日、阪神との日本シリーズ第1戦。ロッテが10−1とリードを広げた7回裏1死、濃霧で視界不良となったため。

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暴風雨に雹…ロッテvs日本ハム戦中止[サンスポ]

青空の下で、QVCマリンではいつもと変わらぬ打撃練習が行われていた。午後2時を過ぎたあたりから暗い雲が空を覆うと、突然の豪雨。ロッテナインは一塁ベンチへ退散したが、グラウンドに残っていたら…、あわや大惨事となるところだった。

穏やかだった風が瞬間的に威力を増し、風速18メートルの突風に。大きな音とともに2つあった打撃ケージの1つが倒れ、もう1つは風でズルズルと動く。直径約1センチの雹まで降り出す大荒れの空模様。試合開始まで3時間以上あったが、2時50分には雨天中止が発表された。

「(ケージが倒れた瞬間は)見ていないけど、すごい騒ぎだったし、(試合は)厳しいですよね。風速18メートルはなかなかないですよ」。西村監督は1992年の千葉マリン(現QVCマリン)元年から同球場を知っているが、“これほどとは”と驚いた様子。現場で負傷者が出なかったことが幸いだった。

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ロッテ・小野、悪天候で初登板流れる[サンスポ]

ロッテの先発予定だった小野の今季初登板が流れた。球場の風速表示は18メートルに達し、練習用の打撃ケージが倒れた。雹が降る荒れ模様に中止決定前から「これは無理そうだな」と苦笑いだった。

西村監督は先発要員だった小野を中継ぎに回す方針を明らかにした。「経験があるし、長いイニングを投げられる。交流戦は先発5人で回せる」と説明した。

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井口初体験ヒョウにびっくり[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(37)が、暴風雨による中止を驚いた。10日、QVCマリンで予定されていた日本ハム戦は、午後2時20分すぎから降り始めたヒョウと突風により中止。メジャーで様々な天候を経験している井口にとっても「ヒョウは経験したことがない」とビックリ。ただ疲労がたまりやすい時期なだけに「タイミング的にはいい休みです」と話した。

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西村監督小野は「中に回って」[ニッカン]

ロッテ西村徳文監督(52)が10日、小野晋吾投手(37)を中継ぎで1軍に帯同させる方針を示した。当初はこの日の日本ハム戦で今季初先発する予定だったが、雨天中止。来週は交流戦に入り、先発ローテも6人から1人減らすため、指揮官は「中に回ってもらう。経験がモノを言ってくる」と中継ぎでの働きに期待した。

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小野「無理そう」初登板流れる[ニッカン]

ロッテの先発予定だった小野晋吾投手(37)の今季初登板が流れた。球場の風速表示は18メートルに達し、練習用の打撃ケージが倒れた。ヒョウが降る荒れ模様に中止決定前から「これは無理そうだな」と苦笑いだった。

西村監督は先発要員だった小野を中継ぎに回す方針を明らかにした。「経験があるし、長いイニングを投げられる。交流戦は先発5人で回せる」と説明した。

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工藤危機一髪、暴風雨パニック[ニッカン]

ロッテ−日本ハム戦が予定されていたQVCマリンに、10日午後、暴風雨が直撃した。ロッテの練習中に突如、つむじ風が吹いて打撃ケージが倒れるなどして練習が中断。風速15メートル以上となり、ヒョウが降るなどし、両球団の関係者が対応に大あわてで奔走するなど、パニック状態に陥った。ちょうど約1分前まで打撃練習をしていた工藤隆人外野手(31)が「危ない。あのまま打っていたら死んでいた」と、青ざめていた。

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野球博物館、ファンクラブ会員を無料招待[サンスポ]

野球体育博物館は10日、12球団のファンクラブ会員を対象とした「無料招待デー」を開催すると発表した。球団ごとに東京ドームで試合が行われる日に招待日が指定されており、当該球団のファンクラブ会員証を提示すれば入場が無料になる。館内では当該球団の日本シリーズの映像などが上映される。日程は次の通り。

17日
オリックス
27日
巨人
31日
楽天
6月8日
西武
10日
ロッテ
24日
ヤクルト
28日
日本ハム
7月1日
中日
2日
ソフトバンク
8日
阪神
12日
広島
26日
DeNA

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プロ野球実行委員会で統一球を再検証へ[サンスポ]

14日に開かれるプロ野球実行委員会で、統一球の再検証が議題に上がっていることが10日、分かった。日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)が4月24日に、日本野球機構(NPB)と12球団に対して検証と見直しを申し入れたことを受けたもの。

統一球導入で昨年の総本塁打数は939本と2010年から合計666本も減り、1試合平均では1.86本から1.09本に。今季は9日現在で計158本、平均0.81本とさらに落ち込んだ。選手会は「このままでいいのか、という意見が野手だけでなく投手からも出ている」(新井会長)と表明している。

12球団とNPBは来季以降の見直しの可能性も含めた検証を約束し、14日から議論を始める。すでに阪神など一部の球団が、見直しを支持する方向だ。NPBと統一球を製造するミズノ社とは今季終了までの2年契約。球界関係者は「来季の使用球の工程を見直すとすれば、夏までに議論をまとめる必要がある」と話している。

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