球団 | 試合 | 12年 | 11年 | 前年比 |
---|---|---|---|---|
DeNA | 18 | 17715 | 15373 | +15.2 |
ヤクルト | 18 | 17541 | 15366 | +14.2 |
巨人 | 16 | 38291 | 36890 | +3.8 |
中日 | 18 | 28317 | 29648 | ▲4.5 |
阪神 | 18 | 38972 | 42118 | ▲7.5 |
広島 | 20 | 17697 | 22276 | ▲20.6 |
セ合計 | 108 | 26041 | 26675 | ▲2.4 |
ソフトバンク | 17 | 30546 | 27737 | +10.1 |
ロッテ | 18 | 15579 | 15542 | +0.2 |
楽天 | 16 | 15876 | 16927 | ▲6.2 |
日本ハム | 20 | 25849 | 27929 | ▲7.4 |
西武 | 14 | 21045 | 23888 | ▲22.1 |
オリックス | 21 | 16383 | 21039 | ▲22.1 |
パ合計 | 106 | 20843 | 22235 | ▲6.3 |
12年 | 11年 | 前年比 | ||
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セ | 全試合 | 3:07 | 3:09 | ▲2分 |
9回試合 | 3:04 | 3:11 | ▲7分 | |
パ | 全試合 | 3:08 | 3:06 | +2分 |
9回試合 | 3:07 | 3:04 | +3分 |
リーグ戦で首位を快走するロッテが交流戦に向けて爆弾材料を抱えた。今江敏晃内野手(28)が15日の練習を腰痛で回避し、治療に専念した。今日16日からの交流戦開幕カードの中日戦出場は微妙。5月に入り、打率3割9分5厘と絶好調の主将を欠くと大きな戦力ダウンになる。
練習開始早々に今江は室内練習場を引き揚げた。全体練習後には腰にコルセットを巻いて姿を現した。中日戦出場は「分かりません」と言葉少な。西村監督は「疲労から来ている。今日は大事を取った。(中日戦は)スタメンの方針だが、明日にならないと分からない」と慎重だった。
中日戦は鬼門だ。昨季リーグ3位をキープし臨んだ開幕カードで連敗。そこから失速、交流戦は10位に沈み、再開後のリーグ戦にも響いた。対中日は10年日本シリーズを除き、6連敗中で、特にナゴヤドームでは10連敗中と苦闘している。
今江は4月は打率1割7分1厘と低調だったが、5月に入り好調。13日のソフトバンク戦では3番も任された。キーマンを欠くとなると痛い。西村監督は「相性は去年までと今年は違う。ポジティブに考える」とドッシリ構えた。今江の状態が交流戦の行方を左右する。
5月に入って打率.395と好調なロッテ・今江が15日、腰痛を訴えて全体練習をキャンセル。16日の中日との交流戦初戦(ナゴヤドーム)の出場も「分からないです」と話した。一方、左太もも裏痛で13日のソフトバンク戦を欠場した井口は「完治したので、もう試合に出られる」と宣言。この日から内、ロサ両投手が1軍に合流し、6年ぶりの交流戦優勝を狙う。
ロッテが交流戦に向けて内竜也投手(26)とカルロス・ロサ投手(27)を1軍に昇格させる。15日、2人はQVCマリンでの1軍練習に合流して調整を行った。昨季はセットアッパーを務めた2人だが、内が昨夏に右肘手術、ロサは今季開幕直後の不振により2軍で調整していた。だがイースタン・リーグで結果を出し、中継ぎ補強で上に呼ばれた。内は「思ったよりも早く治った。チームも調子がよく、特にあせりはなかった」と話した。
ロッテの主将・今江が腰痛を訴え、16日の中日戦(ナゴヤドーム)でスタメンを外れる可能性が出てきた。
この日のQVCマリンの全体練習は別メニュー。腰にコルセットを巻き「明日?分からないです」と言葉少なだった。今江は4月終了時点で打率.171と不振。だが、5月に入り11試合で38打数15安打、打率.395と状態を上げていた。西村監督は「疲れがたまっている。大事をとって休ませた」と説明した。
昨年8月に右肘手術を受けたロッテの内が1軍復帰する。
4月22日のイースタン・リーグ・西武戦(ロッテ浦和)で手術後初登板すると、2軍での6試合で6回無失点。この日、QVCマリンの全体練習に合流し「直球もスライダーも感触はよくなっている」と意気込んだ。西村監督は「勝ちパターンで使います」とセットアッパーの復帰を喜んだ。また、ロサの昇格も決定した。
セ、パ両リーグは15日、開幕から13日までの観客動員数と平均試合時間を発表した。昨年の同試合数で1試合平均の観客動員数を比較すると、セは634人(2.4%)減の2万6041人、パが1392人(6.3%)減の2万843人でともに減少した。
球団別の主催試合ではDeNA(昨年は横浜)が2342人(15.2%)増で12球団で最も増加。逆にオリックスが4656人(22.1%)減と最も減少した。ただし、昨年は東日本大震災による4月中の東京電力・東北電力管内でのナイター自粛や開催球場変更などが影響。セ・リーグ運営部の杵渕和秀課長は「特殊な事情もあって比較は難しい」と話した。また、平均試合時間(全試合)はセが3時間7分で前年比2分短縮。逆にパは3時間8分で、前年より2分長くなった。
プロ野球のセ、パ両リーグは15日、交流戦前の13日までの入場者数を発表し、昨季の同じ主催試合数を消化した時点との比較で、セは1試合平均で2.4%減の2万6041人、パは6.3%減の2万843人だった。セでは広島が20.6%、パはオリックスが22.1%と大幅に減少した。
セの最多は阪神の3万8972人(7.5%減)、パがソフトバンクの3万546人(10.1%増)。東日本大震災の影響で昨季は4月のナイター開催を自粛したヤクルトが14.2%、DeNAが横浜時代の昨季から15.2%と大幅に増え、本拠地の東京ドームを使用しなかった巨人も3.8%増加した。
大震災があった昨季の1試合平均をセ、パともに下回り、セで今季から導入した予告先発も観客増につながる材料とはなっていない。セ・リーグは「昨季(の数字)は交流戦も入っており、比較は難しい。予告先発で当日券は伸びるが、逆に前売り券が出ないという声もある」としている。
延長戦を含めた平均試合時間は、昨季の全試合平均と比べてセが2分短い3時間7分、パが2分長い3時間8分だった。