わたしはかもめ2012年鴎の便り(5月)

便

5月17日

中日3−3千葉ロッテ(ナゴヤドーム)

延長10回で引き分け。ロッテが1点を追う9回にサブローの中犠飛で追い付いた。中日は2−2の5回2死から荒木、森野、和田の連続安打で勝ち越したものの9回に岩瀬が打たれた。10回は2死満塁としたが、谷繁が二ゴロに倒れた。

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千葉ロッテ00020000103
中日10101000003

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サブロー「抜群の読み」岩瀬打ちでドロー[ニッカン]

サブロー外野手(35)の抜群の読みがロッテを値千金のドローに導いた。4回1死二塁。雄太の初球を狙っていた。初回1死一、三塁で併殺打に打ち取られた内角高めの、まっスラを。「来ると思っていた。(前打者の)井口さんにも同じ攻め方をしていた。それをファウルにするつもりだった」。鋭い当たりのファウルを放ち、同じコースに投げにくくさせようと考えた。

だが、思惑以上の結果となった。芯の近くに当てつつ、打球を詰まらせる。ギリギリまで球を引きつけてミートポイントを体の近くに置き、そこから腰を鋭く回転させる。「芯に当たったら打球が(ファウルへ)切れる。芯詰まりだから、切れずにあそこまで飛んだ」。4月21日の西武戦以来の2号同点2ランは、自画自賛の1発でもあった。

野球以外のことにも読みを働かせる。3月11日、自宅でテレビ朝日系列の「報道ステーション」の震災特番を見た。古舘キャスターが原発問題について「もし圧力がかかって番組をきられてもそれは本望です」と発言。それを見て「何でこういうことを言ったのか、発言したことで、どういう影響があるのか、物事の裏を読みたくなる」。普段から思いを巡らせている。

1点を追う9回には無死一、三塁から飛距離十分の中犠飛。「逆転しなきゃいけない勢いだから、ヒット狙いだった。最低限の仕事」。納得はしなかったが、2度のビハインドを追いつく4番の働きに西村監督は「ベテランで4番打者としてチームのためにやってくれている」と、たたえた。

6連勝はお預けとなったが、昨季まで交流戦10連敗だったナゴヤドームで1勝1分け。「はっきり言って負けゲームだった。いいチームになってきたよね」。パ・リーグ首位の力を、4番サブローは実感していた。

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ロッテ・サブロー、同点弾に同点犠飛3打点[サンスポ]

ロッテは岩瀬を攻略して引き分けに持ち込んだ。1点を追う9回に根元、井口の連打で無死一、三塁のチャンスを作り、サブローが同点中犠飛。4番の仕事を果たし「安打を狙ったけど最低限の仕事はできた。いいチームになってきた」と納得顔。4回の左越え同点2号2ランには「内角球なので芯に当たっていたらファウル、いい感じで詰まったからスタンドに入った」と自画自賛した。

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サブロー、執念の同点犠飛!一発含め全3打点叩き出す[スポニチ]

4番がチームの全得点を叩きだした。ロッテは1点を追う9回無死一、三塁でサブローが中犠飛を打ち上げた。土壇場で同点に追いつく執念の一打。

「安打で一気に逆転したかったけど。最低限だね」。相手の守護神を攻略し、劣勢だった試合を引き分けに持ち込んだ。0−2の4回にも左越え同点2ラン。初球の内角直球を運び、「狙っていた。攻め方を見て内側に来ると思っていた。ファウルでもと思ったけど、詰まったので切れずに本塁打になってくれた」と振り返った。交流戦では10連敗中だったナゴヤドームでの戦いを1勝1分けで終えた。西村監督は「勝負事は負けないのが1番。セ・リーグの首位相手に敵地で追いついたのは評価しないと」とうなずいた。

「力んでしまったけど、0点に抑えられたのは良かった。」(昨年8月の右肘手術から復帰。1回無失点)

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「燃えた」ロッテ・益田がピンチしのいだ![サンスポ]

9回から登板したロッテの新人右腕、益田が延長10回に2死満塁のピンチをしのいだ。一打サヨナラの場面だったが「燃えた」と谷繁に140キロ台後半の直球を連投。6球目の146キロで二ゴロに打ち取った。

チーム最多の19試合目の登板で、今や中継ぎのエース格だ。「ああいうところで投げるのが自分の役割。今日は真っ直ぐが良かった」と落ち着いて話した。

渡辺俊
「追い付いてもらったのに申し訳ない。3点目が痛かった。」(今季最短の4回2/3で降板)
「力んでしまった。ゼロに抑えられてよかった。」(今季初登板)

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ロッテ、4番サブローの3打点で引き分け[サンスポ]

ロッテはサブローが0−2の四回に2号2ラン、2−3の9回にも中犠飛と勝負強さを発揮した。本塁打は4月21日以来で「攻め方を見ていて内側に来ると思っていた。ファウルを打つつもりが、詰まったので切れずに飛んでいった」と振り返った。

4番の3打点で引き分けに持ち込み、交流戦では2006年以来白星のなかった名古屋での戦いを1勝1分けで終えた。西村監督は「勝負事は負けないのが1番。セ・リーグの首位相手に敵地で追いついたのは評価しないと」と話した。

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ドロー呼んだ、益田の直球[ニッカン]

ロッテ益田直也投手(22)が絶体絶命のピンチを乗り切り、貴重な引き分けを呼び込んだ。9回から登板。最速148キロの直球で押し、10回は2安打と1四球で2死満塁のピンチを迎えたが、谷繁をニゴロに打ち取った。「今日はストレートが良かった。あそこの場面が自分の役割」と納得していた。

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乗れない渡辺俊5回3失点降板[ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(35)が5回降板に悔しさをにじませた。初回は2死一、二塁から打ち取った三ゴロを今江が失策する形で先制点を許した。3回は無死一、三塁から併殺打の間に2点目。味方が4回に同点に追いついたが、5回に2死までこぎつけたが、3連打で3点目を許し、小野と交代となった。「野手の人に追いついてもらったのに…。申し訳ないです。追いついてくれた後の4回はいい感じで投げることができたので、あのまま乗って行きたかったのですが、ああいう形でマウンドを降りてしまい悔しい、そして残念です」と話した。

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サブロー同点2ラン[ニッカン]

ロッテ・サブロー外野手(35)が4回に同点2ランを放った。1死二塁から、内角高めのボールをレフトスタンドへ運んだ。4月21日の西武戦以来となる2号2ランだった。「打ったのはマッスラ。早い回に追いつく事ができて良かった。昨日、交流戦のナゴヤドームでは久しぶりの勝利だったけど、まだまだ名古屋のマリーンズファンは物足りないでしょう。今日も負けられない。チームの雰囲気もいいから、早く勝ち越しといきたいね」と話した。

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