5月21日5月21日ロッテ藤岡貴裕投手（22）が22日のヤクルト戦で「ダブル初体験」に挑戦する。オープン戦も含めてセ・リーグ球団との対戦は初めて。これまで登板した7試合は全てデーゲームのためナイターも初となる。21日はQVCマリンで調整。ここ２試合は勝利から遠ざかるが「（交流戦で）雰囲気は違うけど、チームの流れがいいので流れを止めないようにしたい。ナイターはサインが見づらいかもしれないので、サインミスをしないように」と意気込んだ。
22日のロッテ戦で先発するヤクルト七條祐樹投手（27）が、1番の敵、雨を気にした。「中止になったら今季3度目です。今までは雨男ではなかったのに…。てるてる坊主でも作ろうかな」と空をにらんだ。この日、神宮外苑でショートダッシュなどのメニューをこなし、今季初登板への準備は万全だが、相手先発のロッテ藤岡も「雨男」。雨天中止濃厚かもしれない。
ロッテは21日、本拠地の千葉移転後の記録などの知識を問う「千葉ロッテマリーンズ検定」を7月16日に千葉県浦安市内のホテルで実施すると発表した。
問題は4択の70問で、7割以上の正解者に合格認定カードを送り、成績上位10人は後日、試合前に表彰するという。問い合わせは同検定事務局、電話03（3233）4808。
22日のヤクルト戦に先発するロッテのドラフト1位・藤岡が「初もの尽くし」に挑む。
ここ2試合は打ち込まれて白星なし。オープン戦でもパ・リーグ相手の登板しかなく、初のセ・リーグ相手に「色々な投手がいる。投げ合うのが楽しみ」。加えて今季7度の先発は全て3連戦の3戦目で、流れをつくるカード初戦を任されるのは初めてだ。登板日も全てデーゲームだったため、ナイターも初体験。「サインが見づらいかもしれない。ミスのない投球をしたい」と引き締めた。球宴のファン投票用紙にもノミネートされた左腕は、夢舞台に近づくためにも3つの試練を突破する。
7月16日に東京ベイ舞浜ホテルで「千葉ロッテマリーンズ検定」を実施する。
92年の本拠地・千葉移転後の球団史、選手成績、記録などチームに関する問題が出題され、マークシート70問（4択式）で70％以上正解で合格。後日、成績上位10人をQVCマリンでの公式戦前に表彰する。球団関係者は「マリーンズの歴史が分かります。ぜひ腕試ししてみては」と話した。詳細は球団ホームページで。
22日のヤクルト戦に先発するロッテ・藤岡は、デビュー以来初めて中8日もの間隔が空いた。「長くても短くてもいやだなと思う。（ここ2試合）勝てていないので、勝ちをつけたい」と4月30日以来の4勝目に挑む。ナイター登板も初めてで「サインが見づらいのでミスをしないように。雰囲気も違うし重要な試合になる」と緊張気味だった。
DeNAは21日、19日のロッテ戦でラミレスが放った左翼ポール際への飛球がファウルと判定された件について、審判員の技術向上を要望する意見書をセ・リーグに提出した。ビデオ判定でファウルとされた打球が本塁打だったとする映像のDVDが添えられ、「審判はしっかり見て判定して欲しい」などと意見した。判定が覆ることはないが、連盟は映像を見て検証する。