わたしはかもめ2012年鴎の便り(5月)

便

5月27日

広島4−4千葉ロッテ(マツダスタジアム)

ロッテが1−4の9回に追い付き、引き分けた。1死満塁から里崎の中前打、牽制悪投、岡田の内野安打で3点を挙げた。広島は先手を取って優位に進めたが、救援のサファテが大乱調で、代わった今村も踏ん張れなかった。

123456789R
千葉ロッテ0000010034
福岡ソフトバンク0300001004
西村監督
「本当は勝てれば1番いいんだろうけど、よく同点に追いついた。変に時間稼ぎもしていないし、後ろの投手を考えればもう1イニングやりたいぐらいの気持ちだった。」(3時間31分の試合で引き分け)

ページトップ

ロッテ、9回3点差追いついた!勝ち同然のドロー[スポニチ]

ロッテは土壇場の9回に3点差を追いつく執念を見せ、引き分けに持ち込んだ。

相手守護神・サファテを攻めて1死満塁とし、里崎の中前適時打でまず1点。サファテを引きずり降ろすと、続く代打・工藤の打席で今村が二塁へ牽制悪送球。三塁走者が還って1点差とし、なお2死二、三塁から岡田の二塁内野安打で同点に。バットを折りながらの同点打に「良かった。次につなぐ気持ちだった」と岡田は胸を張った。7回まで大竹の前に井口のソロの1点だけ。攻略の糸口が見えなかっただけに勝ちに等しいドローで、西村監督は「負けなかったのが大きい。あの状況の中でよく追いついた」とうなずいた。

井口
「追い込まれていたけどうまく合わせられた。200号?本塁打を打つスタイルではないので。」(6回に左越え5号ソロ。通算200本塁打に王手)

ページトップ

ロッテは引き分けに笑顔「よく追い付いた」[サンスポ]

ロッテが驚きの粘りを発揮した。3点を追う9回にサファテを攻め立て、1死満塁で里崎が「直球1本で積極的にいった」と初球を中前へ。代わった今村の二塁牽制悪投で1点差に迫ると、なおも2死二、三塁として、岡田の二遊間への緩いゴロが内野安打となり追い付いた。

俊足を生かした岡田は「ああ、よかった。投手(の足元)を抜けた時点で一塁はセーフだと思った」と笑顔。敗色濃厚の試合を引き分け、西村監督も「あの状況でよく追い付いた」と上機嫌だった。

唐川
「ストライクとボールがはっきりしていた。(2回に許した)スクイズは走者が走るのが見えたが、どうするか決めていなかった。」(6回3失点)
長嶋打撃コーチ
「1番の要因はボール球を我慢して、サブローと大松が四球でつないだこと。」(9回の粘りに)

ページトップ

里崎サファテ引きずりおろした[ニッカン]

ロッテ打線が相手守護神を攻略して、引き分けに持ち込んだ。3点差の9回、先頭のサブローが四球で出塁すると、各打者がフォークを見極め、ジワジワとサファテを追い詰めた。サブローは「サファテとは去年も対戦してるけど、今日はそんなにいいとは思わなかった。打ちにいって、見極めることができた」と振り返った。1死満塁から、初球の直球を中前打した里崎は「荒れていたし、あれしかないでしょ」と会心の適時打で、守護神をマウンドから引きずり下ろした。

ページトップ

井口通算199号ソロ[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(37)が日本球界通算200号に王手をかけた。3点を追う6回2死走者なしの場面で、左翼席上段の壁にぶち当てた。完璧な当たりは今季5本目にして、日本では通算199号となるソロ。「この1本でチームがいい方向に向かってくれるといいね」と期待した。ちなみにメジャーでは44本の本塁打を放っている。

ページトップ