わたしはかもめ2012年鴎の便り(6月)

便

6月2日

千葉ロッテ9−0中日(QVCマリン)

ロッテの成瀬が変化球を低めに集め、今季初完封でリーグトップに並ぶ6勝目。打線は1回に角中の適時二塁打などで3点を先行、5回は井口、7回は里崎のソロなど計11安打で9得点。中日は投打に精彩を欠き、連勝が5で止まった。

123456789R
中日0000000000
千葉ロッテ30101013x9
里崎
「完璧でした。久しぶりの感触です。(100本塁打まであと1本?)98本目から2ヶ月近くかかっているからね。まあ、そのうち打てるでしょう。ホームランよりチームの勝利。成瀬もいい投球で頑張ってくれているから、残りをしっかり守りたいね。」(7回3号ソロ)
角中
「ライトフライかなと思いましたが、意外と伸びてくれました。先制した直後だったので、いい流れで打てたし、自分で止めたくなかった。前の試合でヒットが打てていなかったので、最初の打席で1本出て良かったです。」(1回適時二塁打)
サブロー
「打ったのはシュート。甲子園では悔しい戦いだったけれど、上手く気持ちを切り替えて臨んでいるよ。久しぶりのマリンでの試合だけど、やっぱりマリンはいいね。成瀬が初回にいいリズムを作ってくれたから、いい形で攻撃に入れたね。」(1回先制適時打)

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ロッテ・成瀬、ハーラートップタイ6勝目[サンスポ]

チーム初完封だ!ロッテは2日、両リーグ首位対決となった中日3回戦(QVCマリン)に9−0で完勝。先発した成瀬善久投手(26)が、3安打完封でハーラートップに並ぶ6勝目を挙げた。試合中、上空を舞う曲芸飛行の爆音に耐えて、中日打線を沈黙させた。

ひたすら集中した。里崎のミットだけを見た。成瀬は5連勝で6勝目。初完封勝利を飾れたからこそ笑い飛ばした。「事前に(アクロバット飛行が)あるとは聞いていましたが、すごくうるさかった。嫌がらせかと思いましたよ(笑)」。

6回だ。上空に1機のアクロバット飛行機が出現し垂直降下など曲芸飛行を敢行。2万9425観衆の大歓声がかき消されるほどの大爆音で、約10分間、試合を“ジャック”した。

本拠地QVCマリンに隣接する、幕張海浜公園内で開催された「ビッグビーチフェスティバル2012」のイベントの1コマだった。たまらず6回1死、成瀬は2度プレートを外し、打席の森野も球審にタイムを要求するほど。捕手の里崎もこう証言した。「突然間近に飛行機が現れたら目が行きますよ。あの状況で集中するのは難しいですね」。

だが、“珍事”にも負けず散発3安打、122球で6三振を奪った。得点圏に走者を背負った2、4回以外は安定感たっぷり。スライダーとチェンジアップをコーナーいっぱいに決めて、中日打線のタイミングを狂わせた。

前回先発の巨人戦(5月26日、QVCマリン)は完封目前で降板。「9回1死から2点を取られた。(今日は)悔しさもあって1人で投げ抜こうと思った。中日と巨人を倒さないと交流戦の優勝は見えない」。エース左腕がセの強豪を封じ、チームを6年ぶりの優勝に引き上げる。

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ロッテ・井口、完璧8号ソロ!5試合で4発[サンスポ]

井口が5回に左翼席へ8号ソロ。最近5試合で4本塁打と量産し、「完璧。うまく上からたたけた。変な空振りをしないようにコンパクトに振った結果です」と自画自賛した。5月31日の阪神戦(甲子園)で空振りをした際に左肩を痛めて途中交代したが、この日の3安打1四球で不安を払拭。西村監督は「しっかり3番打者の仕事をやってくれている」と評価した。

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成瀬、四球恐れず完封「トータル的には100点」[スポニチ]

ロッテの成瀬が昨年7月8日のソフトバンク戦(ヤフードーム)以来となる完封で自身5連勝。リーグトップタイの6勝目を挙げた。直球、スライダー、チェンジアップだけでの快投に「(切れがあれば)3つの球種で勝てる。これからもこの3つで勝負する」と自信をみなぎらせた。

四球も怖がらなかった。昨季はリーグトップの与四球率0.90。一方で被本塁打は同ワーストの15本。四球を嫌い、ストライクを欲しがって打たれるケースも目立った。今季もここまで9試合で8四球だったが、この日は3四球。「四球はもったいないが、厳しいところを狙った。四球があったから完封できたという部分もあったのでトータル的には100点」と振り返った。

球場近くの幕張海浜公園ではビッグビーチフェスティバルが開催され、マウンドの上空でアクロバット飛行を繰り返す飛行機のエンジン音が響いた。6回は成瀬も空を見上げたが「(打席の)森野さんはタイムも取っていた。打者の方が嫌だったのでは…」と集中力が途切れることはなかった。「セ・リーグ首位の中日だったので絶対に負けられないという気持ちだった」。交流戦でも中日と並び2位に浮上した。

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井口“ケガの功名”?最近8戦5発だ猛打賞だ[スポニチ]

ロッテの井口が5回に左翼席へ8号ソロを叩き込んだ。「完璧。しっかりと上から叩けた」と自画自賛の一撃で、最近8試合で5発と量産態勢だ。5月31日の阪神戦(甲子園)では空振りをした際に左肩に違和感を覚え、途中交代していたが、この日は3打数3安打。「(左肩のこともあって)変な空振りをしたくなくてコンパクトに振ったのが良かった」と、ケガの功名を口にしていた。

角中
「右飛かなと思ったけど、意外と伸びてくれた。自分の打撃をすることだけ。今はそれしか考えていない。」(初回の右越え適時二塁打など2打点。角中が打点をマークするとチームは12連勝中)

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ロッテ・井口が8戦5発、左肩の不安一掃[サンスポ]

ロッテの井口が5回、左翼席に8号ソロを放り込んだ。甘い直球を仕留め「完璧。うまく上からたたくことができた」と自画自賛した。最近8試合で5本塁打と量産態勢に入っている。

この日は3打数3安打1四球。5月31日の阪神戦では空振りをした際に左肩に違和感を覚え、途中交代していたが、不安を吹き飛ばす一発に「変な空振りをしたくなくてコンパクトに振っているのが、逆に好結果につながっている」と説明した。

西村監督
「今日は何もありません。地元に戻ってしっかりやってくれた。」(快勝に)
角中
「自分の打撃をするだけ。打ててよかった。」(2打点)

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成瀬自身5連勝6勝目[ニッカン]

ロッテ成瀬善久投手(26)が今季初完封勝利で自身5連勝でハーラートップタイの6勝目を挙げた。2回2死満塁のピンチも谷繁を右飛に打ち取ると、安定感のある投球を見せた。9回を3安打3四球6奪三振で最後まで投げきった。「3四球は反省点だけど、ヒットを打たれていたら流れが悪くなっていたかも」と納得。登板が多かった救援陣にも前日のオフを含めて連休を与え「自分の役割をまっとうできた」と話した。

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「今日は何もありません」笑顔[ニッカン]

ロッテ西村徳文監督(52)も大満足の圧勝だった。会見の開口一番は「今日は何もありません」だった。エース成瀬が今季初完封勝利で救援陣を休ませ、打線も今季最多タイの9得点。「初回の3点で成瀬も楽に投げられた。(甲子園での阪神戦で1分け1敗も)たまにはああいうこともあるし、選手もしっかり気持ちを切り替えていた」と評価。簡潔に会見も終わり「だから今日は何もありません、と言ったでしょう」とニッコリだった。

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里崎100号王手「そのうち」[ニッカン]

ロッテ里崎智也捕手(36)が、100号本塁打に王手をかけた。5点リードの7回、先頭打者でカウント3−1から高めの直球を、狙い澄ましたようにレフトスタンドへ運んだ。「完璧です。久しぶりの感触です。98本目から2ヶ月近くかかっているからね。まあ、そのうち打てるでしょう。ホームランよりチームの勝利です」と話した。

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井口8号ソロ「完璧だね」[ニッカン]

ロッテ井口資仁内野手(37)が、左肩痛の不安を一掃する8号ソロ本塁打を放った。5回2死から高めの直球をレフトスタンドへひっぱたたいた。5月31日の阪神戦で空振り三振した際に左肩に違和感を覚え、途中交代したが、ここ5戦で4発目となる本塁打で回復ぶりをアピール。「完璧だね。肩も問題ないよ。交流戦も後半に入り、中日はうちの上にいるチームだから負けられない。今日はマリーンズらしい野球が出来ているね。いい流れを大事にしていきたい」と話した。

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角中が適時二塁打で追加点[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(25)が、追加点となる適時二塁打を放った。初回1死一、二塁から、右翼手の頭上を越す打球を打ち返した。8試合ぶりの打点で「ライトフライかなと思ったが、意外と伸びてくれました。先制した直後だったので、いい流れで打てたし、自分で止めたくなかった。前の試合でヒットが打てていなかったので、最初の打席で1本出て良かったです」と胸をなで下ろした。

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サブロー1日遅れ誕生日適時打[ニッカン]

ロッテ・サブロー外野手(36)が、1日遅れのバースデータイムリーを放った。初回1死一、三塁から中日山内の併殺打狙いのシュートが真ん中低めに入ったところを、レフト前へはじき返した。前日1日は36歳の誕生日。「甲子園では悔しい戦いだったが、うまく気持ちを切り替えて臨んでいるよ。久しぶりのマリンでの試合だけど、やっぱりマリンはいいね。マリンの応援が1番だよ。成瀬が初回にいいリズムを作ってくれたから、いい形で攻撃に入れたね」と振り返った。

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