わたしはかもめ2012年鴎の便り(6月)

便

6月5日

千葉ロッテ4−2横浜DeNA(QVCマリン)

ロッテが競り勝ち3連勝。1−2とリードされた直後の6回、1死一塁から角中の右中間三塁打で同点とし、続く今江の犠飛で勝ち越した。8回にも大松の内野安打で1点を加えた。DeNAは打線がつながらなかった。

123456789R
横浜DeNA0000020002
千葉ロッテ00100201x4
西村監督
「(逆転を許した)6回は色々考えた上での継投で、結果、逆転されてしまいました。あそこは私のミスです。(その直後の再逆転については?)角中がよく打ってくれました。その後の場面でも、浅いフライだったのによく走り、良いスライディングをしてくれました。ホントに助けられました。チームには、地力がついています。よくひっくり返してくれました。」

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角中、同点三塁打&Vホーム[ニッカン]

ロッテの窮地を救ったのは、またしても角中勝也外野手(25)だった。逆転を許した直後の6回だ。1死一塁。追い込まれながらも、振り抜いた。きれいな放物線が右中間に伸びる。同点に追いつく三塁打。「何とか食らいつこうと思った」。必死な気持ちが殊勲打につながった。

この日はこれだけにとどまらない。勝ち越しのホームも角中の技術から生まれた。三塁打の直後、今江の浅い右飛でホームを狙った。「滑り込む前にもうキャッチャーが捕ってたので、回り込むしかないと思いました」。黒羽根のタッチをすかすように、勝ち越しの1点をもぎ取った。

5月、チームを牽引したのは角中だった。5月の全ての試合で出塁し、勝利打点はチームトップタイの5を記録。里崎ら主力も「あいつ取れますかね」と月間MVPの受賞を期待していた。この日の発表で名誉は李大浩にさらわれたが、不動の5番に成長した男は、変わらぬ仕事ぶりを見せた。

勝負強さはゴジラ級だ。松井秀喜とは同じ石川県出身。お墨付きももらっている。少年野球教室でのことだ。96年、本塁打王を取った直後の山崎武司にスイングを見てもらった。「君はゴジラになれる」と絶賛された。その才能が今、花開きつつある。

これで打点を挙げた試合は13連勝。不敗神話が続く。「打点を挙げた時、もしかしたらって意識した」。勝利の予感は裏切らなかった。早めの継投が裏目に出て、逆転を許したロッテだったが、角ゴジラが勝利を引き寄せてくれた。

角中好調メモ
4月21日西武戦から打点を記録した試合は13連勝。4月26日日本ハム戦から28試合連続出塁を継続している。ここまで勝利打点5は井口と並びチームトップ(出場試合は井口より13少ない)。5月の月間打率3割3分8厘は今江(ロッテ。3割6分)明石(ソフトバンク。3割4分)に次ぎパ・リーグ3位。規定打席に16足りないが首位打者を争う可能性を秘めている。

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ロッテ勝利の使者、角中!打点挙げれば13連勝[サンスポ]

ロッテは5日、DeNA3回戦(QVCマリン)に4−2で逆転勝ちした。角中勝也外野手(25)が1点を追う6回、右中間に同点適時三塁打。角中が打点を挙げれば13連勝だ。「スライダーに必死に食らいついた。打点を挙げて(勝利を)意識しました」。

今季初打点を挙げた4月19日の楽天戦こそ敗れたが、同21日の西武戦から角中が打てばチームは必ず勝つのだ。四国アイランドリーグ・高知時代から、主食は牛丼などのファストフード。「いまでも1人で食べます」。私生活は“質素”だが、試合ではスポットを浴び続けている。

「よく打った。角中に助けられた」と西村監督も絶賛する。首位ロッテの原動力。角中が打点を稼いで“不敗神話”を継続する。

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角中神話継続中「打点挙げれば」ロッテ13連勝だ[スポニチ]

ダイヤモンドを疾走するロッテ・角中に予感があった。「これで勝てるかな」と。打球は右中間を深々と破り、一塁走者のサブローが悠々と同点のホームを陥れた。「打点を挙げてちょっと意識した。つなごうと思ってたけど、うまく振れるところへ来た」。

1点を追う6回1死一塁だった。角中は1ボール2ストライクからDeNA・藤井の低めカーブをコンパクトなスイングで捉える。会心の同点三塁打。「打点を挙げれば負けない」神話が頭をよぎった。それは続く今江の右犠飛でまたも現実となる。浅い飛球だったが、捕手・黒羽根の背後を巧みに回り込むスライディングで勝ち越しのホームイン。「タックルは怖いから。回り込むつもりで行った」と笑った。

これで角中が打点を挙げた試合は、4月21日の西武戦(QVCマリン)からなんと13連勝。6回表に好投の渡辺俊から継投が乱れて逆転を許していただけに、西村監督も「逆転されたのは監督のミス。角中がよく打って走った」と絶賛だ。

独立リーグの四国IL・高知からドラフト7巡目で入団して6年目。四国時代は夜も公園でバットを振ってきた。「絶対にプロに行くと決めていたから苦労とは思わなかった」。そんな苦労人がつくる神話だから、チームには弾みになる。貯金も今季最多の14に伸ばし、交流戦優勝も射程圏内。「それが目標です」と言い切った。不敗神話は続く。交流戦の優勝、そしてペナントレース優勝まで。

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ロッテ・角中が同点打!打点挙げた試合13連勝[サンスポ]

1点リードされた6回1死一塁、ロッテの角中が「食らいついていった」と右中間へ同点の適時三塁打。続く今江の右翼への飛球で好走塁を見せ、勝ち越しのホームを踏んだ。

角中が打点を挙げた試合はこれで13連勝。この日は、1点リードの6回2死一塁の場面で、無失点と好投していた渡辺俊を交代。後続が打たれて逆転されていただけに、西村監督は「結果的に(継投)ミス。角中に助けられた」と感謝した。

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ロッテ・渡辺俊、6回途中1失点に抑える[サンスポ]

ロッテの渡辺俊が6回途中まで1失点にまとめた。「制球もリズムも良かった。納得のいく投球だった」。最も遅い球速表示が89キロの球でDeNA打線のタイミングを外した。1−0の6回2死一塁で交代を告げられ、後続の投手が打たれて勝利投手の権利を失った。早めの継投について、西村監督は「色々考えた中での策」と多くを語らなかった。

大松
「苦しんで、どうしようかという思いで過ごしてきた。チームのいい流れに自分も乗っていきたい。」(2季ぶりの1試合3安打)

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角中が6回に魅せた!逆転で3連勝…ロッテ[報知]

ロッテが競り勝ち3連勝。1−2とリードされた直後の6回、1死一塁から角中の右中間三塁打で同点とし、続く今江の犠飛で勝ち越した。8回にも大松の内野安打で1点を加えた。DeNAは打線がつながらなかった。

プロ6年目の25歳、角中が嫌な流れを断ち切った。6回、DeNAに逆転を許した直後だった。「必死で食らい付いた」とファウルで粘った7球目。打球は右中間を深々と破る同点三塁打同点打を放って出塁すると、犠飛で生還した。

続く今江の浅い右飛では、迷わず本塁へ突入。タイミングはアウトだったが「うまく回り込むことができた」と捕手のタッチをかいくぐり、勝ち越し点を挙げた。

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渡辺俊の勝ち星消えても笑顔[ニッカン]

ロッテ渡辺俊介投手(35)が無失点のまま5回2/3で降板したものの、後続が打たれ失点。勝ち投手の権利も消えた。それでも勝負を焦ることなく、丁寧に投げ、10日ぶりと間隔が空いた影響も感じさせなかった。「今日は全体的に良かったです。納得のいく投球ができました。チームも勝ったしね」と笑顔だった。

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角中がタッチかいくぐり逆転[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(25)が6回1死一塁、同点に追いつく三塁打を放った。追い込まれながらもスライダーを強振。打球は右中間を割った。続く今江の犠飛で逆転のホームも踏んだ。タイミングはアウトだったが「うまく回り込むことができました」とタッチをかいくぐった。

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