雨天のため、試合開始時刻を予定の15時から15時30分に遅らせたが、15時20分試合中止。
打順 | 守備 | 名前 |
---|---|---|
1 | 中 | 清田 |
2 | 遊 | 根元 |
3 | 二 | 井口 |
4 | 左 | サブロー |
5 | 右 | 角中 |
6 | 三 | 今江 |
7 | 一 | 大松 |
8 | 捕 | 里崎 |
9 | 投 | 香月 |
打順 | 守備 | 名前 |
1 | 中 | ミレッジ |
2 | 二 | 田中 |
3 | 遊 | 川端 |
4 | 一 | 畠山 |
5 | 右 | バレンティン |
6 | 左 | 松井淳 |
7 | 捕 | 相川 |
8 | 三 | 森岡 |
9 | 投 | 石川 |
9日の東京ヤクルトと千葉ロッテの4回戦(神宮)は、試合前から降り続く雨のため中止となった。ヤクルトの先発は石川雅規、ロッテの先発は香月良仁の予定だった。
中止が決定すると、ヤクルト・三輪正義とロッテ・清田育宏が雨の中でのベースランニングパフォーマンスを見せた。足からスライディングした三輪に対し、清田はヘッドスライディングでファンを湧かせた。これを見守った小川淳司監督は「完敗だな」と笑った。
交流戦逆転優勝に向け、ロッテ・成瀬が首位・巨人を返り討ちにする。
現在2ゲーム差の2位で、10日からの巨人2連戦(東京ドーム)で連勝すれば勝率で上回って首位浮上。先陣を切るエースは「明日、明後日で交流戦は決まると思っている。空回りしないように投げたい」と気合十分。5月26日の同カードでは巨人の連勝を10で止めたが、完封目前の9回に長野に2ランを被弾。「長野さんは僕に対していいイメージがあると思う。しっかり抑えたい」と警戒した。
ヤクルト−ロッテ戦は午後3時の試合開始予定を30分遅らせたが、天候は回復せず中止となった。
試合を待っていた観客のため、ヤクルトベンチから三輪が飛び出しグラウンド1周。「脱臼癖があるから」と大事を取って足からスライディング。対するロッテ側もファンの名指しコールに応え、清田が登場。こちらは「(若手へ)見本を見せた」と二塁と本塁で2度ヘッドスライディングを決めて、大きな拍手を浴びていた。
ロッテ香月良仁投手(28)が9日、先発予定だったヤクルト戦(神宮)の中止を惜しんだ。前回5月28日の広島戦で2年ぶりに先発し、6回2/3を自責点0の好投で今季初勝利。勢いに乗っての登板だっただけに「雨でも投げるつもりでいたんで残念です。打者も打ちづらいだろうし」と無念そうに話した。それでも今後も先発で起用される方針とあって「また次があるんで、それに向けて頑張ります」と気持ちを切り替えていた。
ロッテの先発予定だった香月は中止に落胆を隠せなかった。
「ドーム球場より屋外の方が得意」という香月は、5月28日の広島戦(マツダスタジアム)で2年ぶりの勝利投手になっている。再び屋外球場の神宮での先発機会だっただけに「コンディションが悪いのは2軍で慣れている。相手打者は打ちにくいだろうし、自分にはラッキーだと思った」と残念そうだった。
ロッテは9日のヤクルト戦(神宮)が雨天中止となり、清田育宏外野手(26)が恒例のヘッドスライディングを披露した。午後3時予定だった試合開始を遅らせて待ったが、天候が回復せず同3時20分に中止が決定。スタンドからの「清田コール」を受けて登場すると、二塁打を打った想定でまず二塁へ滑り込み、牽制されて帰塁、その後に本塁へ生還と3度にわたって派手に水しぶきを上げた。中止の際の「お約束」だけに「見本、見せてやりました」と慣れたもの。引き揚げる背中に「お疲れさま!」というファンの温かい声援が飛んでいた。