6月18日6月18日ロッテが角中勝也外野手（25）を7月の球団ポスターに起用することが18日、分かった。球団関係者は「開幕2軍の選手が起用されるのは記憶にない。大抜擢」と説明。4月から毎月、主将の今江から成瀬、唐川と起用も、4番・サブローや新人・藤岡らを抑えての登場となった。
4月14日に1軍昇格した角中は、持ち前の打撃力で不動の5番に座った。31試合連続出塁、打点を挙げると試合は14戦連続不敗など、主軸で活躍した。さらに打率は規定打席に7不足ながら3割割3分1厘。順調なら来週中にも到達する見込みだ。
球団各部署からの推薦で6月上旬に起用が決定。本人は「独立リーグのときも経験はない。本当にビックリ」と話す。ポスターは6500枚が作成され、千葉県内の商店街や駅などに貼られる予定。球団は新たな角中グッズの商品化も検討中だ。
6年目のロッテ・角中が球団の「顔」になる。打撃好調の25歳は、千葉県内各地で使用される7月の球団ポスターへの起用が決定。
角中は現在、規定打席に7打席不足も打率.331。5番としての好成績が評価された形だ。4月は今江、5月は成瀬、6月は唐川と主力が同ポスターとなっており、球団関係者は「勝負強い打撃で活躍している。球団として売り出したい」と抜擢の理由を説明。開幕2軍からはい上がってきたシンデレラボーイは「ポスターに起用されるのは初めてですし、光栄です。ファン、球団の期待に応えられるようにもっと頑張りたい」と話していた。
ロッテは18日、QVCマリンで先発投手陣が練習を行った。交流戦最終戦となる19日のヤクルト戦（神宮）で先発予定の渡辺俊介投手（35）らがキャッチボールなどで調整。引き分けた17日の阪神戦で7回途中2失点だった成瀬善久投手（26）は「昨日は自分も含めて、リリーフ陣にも課題が見えた試合だったと思う。今後に生かしていければいい」などと話した。
ロッテは18日、球団OBで千葉県香取市（旧佐原市）出身の城之内邦雄氏（72）が26日の西武戦（QVCマリン）で始球式を務めると発表した。同氏は千葉県立佐原第一高校から社会人を経て62年より巨人で活躍。74年にロッテ・オリオンズでプレーし、その後ロッテのコーチ、スカウトを務めた。同氏は「パ・リーグの首位を走る千葉ロッテマリーンズの始球式に呼んでいただき、本当に光栄に思っています。当日は千葉の誇りを胸に、千葉ロッテの優勝を願い、ボールを投げたいと思っています」と意気込んだ。