わたしはかもめ2012年鴎の便り(6月)

便

6月24日

東北楽天4−4千葉ロッテ(Kスタ宮城)

ロッテが逃げ切りに失敗して、延長11回で引き分けた。4−3の9回1死二塁で遊撃手の根元が悪送球して同点とされたのが痛かった。楽天は2度、同点に追い付く粘りをみせたが、あと1本が出ず、勝ち越せなかった。

1234567891011R
千葉ロッテ021000001004
東北楽天000102001004

ページトップ

根元痛恨の悪送球でドロー、抑えデビューの内にSつかず[スポニチ]

ロッテは痛恨のミスで引き分けた。1点リードの9回1死二塁で代打・草野のゴロをさばいた根元が一塁へ悪送球。ファウルグラウンドを転々とする間に走者の生還を許した。佐藤内野守備走塁コーチは「あれぐらいはしっかりスローしてくれないと。練習するしかない」と注文をつけた。

交流戦終了後、薮田に代えてセットアッパーの内を抑えに配置転換。内はセーブがつく場面で初登板だったが、逃げ切りに失敗した。これでリーグ戦再開後は2敗1分け。首位はキープしているが、西村監督は「(9回は)先頭を出してしまったのがね…」と厳しい表情だった。

ページトップ

ロッテ・吉見は反省「慎重になり過ぎた」[サンスポ]

ロッテの吉見が今季初登板で6回途中まで3失点と、まずまずの投球を見せた。3回まで走者を許さず「立ち上がりはいい感じで、調子も良かった」と話す。

だが、3−1とリードして勝利投手の権利のあった6回にボールが先行する。2死一、二塁でフェルナンデスに3ボールから2点二塁打を浴びて降板。12年目の左腕は「慎重になり過ぎて、不利なカウントで打たれてしまった」と反省の弁だった。

角中
「球はそれほどいいとは思わなかったがタイミングが取りづらい。」(釜田から適時打2本)
サブロー
「面構えがいいね。パ・リーグのいい投手が大リーグに抜けたから、これから対戦が楽しみ。」(釜田について)
鈴木
「第1打席で安打が出て楽になった。調子も良かった」(プロ初の3安打)

ページトップ

ロッテ、痛恨の失策で勝利逃す[サンスポ]

ロッテは9回の守りで勝利を逃した。1点リードの1死二塁で代打草野の緩い遊ゴロを、根元が一塁へワンバウンドの送球。これを塀内が捕球できず、球がファウルゾーンを転々とする間に同点の走者が生還した。

痛恨の失策に、佐藤内野守備走塁コーチは「きちっと送球してもらわないと困る。走者二塁での悪送球は、一塁手が捕球を捨て、体に当てて前に落とさないと。一、三塁で再開すればいい」と、遊撃手と一塁手の両者に苦言を呈した。

ページトップ

ヒットが点に結びつかない…[ニッカン]

ロッテのリーグ再開シリーズは1分け2敗に終わった。個々の打者の調子はまずまずで、この日も13安打を放った。だが延長10回も1死二塁のチャンスをつくりながら、勝ち越し点を奪えないなど4得点止まりだった。西村徳文監督(52)は「この3連戦はヒットの数は多かったけど、点に結び付かないといけない」と振り返った。

ページトップ

サブロー「次もいい感じで」[ニッカン]

ロッテ・サブロー外野手(36)が2安打3四球1打点と6打席中5打席で出塁した。楽天ルーキー釜田に対して抜群の選球眼を見せ、3四球を選んだ。9回には2死三塁からラズナーの低めの直球をライト前へ運び、一時は勝ち越しとなる適時打を放った。「最近、チャンスで打てていなかったので今日はよかった。次もいい感じでいけるように」と話した。

ページトップ

ルーキー鈴木大地が初の猛打賞[ニッカン]

ロッテのルーキー鈴木大地内野手(22)がプロ入り初の猛打賞を放った。二塁手の井口の休養日でスタメンに抜擢。1打席目に右前打、3打席目に中前打で、4打席目には右翼線への二塁打を運んだ。本来は遊撃手、三塁が定位置だが、二塁の守備も併殺プレーなど無難にこなした。「出るために自分のことをやらないと、いつ落とされるか分からないので」と気を引き締めていた。

ページトップ

吉見初先発「踏ん張りきれず」[ニッカン]

ロッテ吉見祐治投手(34)が今季初登板初先発したが、5回2/3を4安打3失点で勝利投手にはなれなかった。緩急をつけた投球で最初の3回をパーフェクトピッチング。4回に1失点したが、2点リードのまま5回をクリアした。だが6回2死一塁から適時打を放っていた松井をストレートの四球。さらにフェルナンデスにも3ボールからストライクを入れにいった変化球を右翼線に運ばれ、2者が生還。同点に追いつかれて、ここで降板となった。「今季初登板、初先発だったが、立ち上がりはいい感じで入ることができました。調子自体も悪くなかった。最後は慎重にならなくてはいけない場面だが、より慎重になりすぎて、カウント不利で打たれてしまった。いい立ち上がりだっただけに悔しいです。チームの勝利に何とか貢献したかったのですが、踏ん張りきれませんでした」と悔しがった。

ページトップ

角中“後輩”釜田から先制打[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(25)が先輩の威厳を見せつける先制打を放った。2回無死一塁から外角低めのフォークを巧みに拾い、レフト線へ二塁打。一塁走者のサブローが一気に生還して先制点を生んだ。同じ石川県出身の楽天ルーキー釜田をとらえ「ファウルかなと思ったけど、風で戻されて、ヒットになってくれた。ラッキーです。釜田君は同郷の石川で頑張って欲しいけど、対戦となれば別。初対戦でいいヒットが打てました」と振り返った。

ページトップ