マリン6連戦の初戦が中止となり、チームにとっては恵みの雨となった。2軍降格したルーキー藤岡の代わりに、この日小野が1軍に合流。「先発6番目の男」のはずだったが、5連戦となったことで中継ぎに回ることになった。西村監督は「最近、中継ぎが点を取られるケースが何回かあったので、小野が中に入ることはチームにとっても大きい」と話した。4日は成瀬がスライド登板で8勝目を狙う。
2日に出場選手登録を抹消され、初めて2軍落ちしたロッテのドラフト1位・藤岡貴裕投手(22)が、“無期限調整”で1軍復帰を目指すことになった。楽天戦(QVC)が雨天中止となった3日、西村監督は新人左腕について「1度、リフレッシュさせないといけない。期限も決めてない。また自分の力ではい上がって来てくれればいい」と今後の見通しを語った。
さらに、西本投手コーチは「カーブでストライクが取れなかったし、制球が悪かった」と指摘した。復帰についても「次の(1軍での)登板がいつ、ということは決めてない。(20〜23日の)オールスター以降が大事になってくる訳だから、その時に力になってもらいたい」と説明。課題だった制球難を解消するまで、じっくりと調整させる方針を明かした。
藤岡は今季の新人最速で初登板初勝利を挙げるなど5月までに4勝も、6月以降は4連敗だった。6月30日のオリックス戦(京セラD)では2回1/3で3安打4四球の3失点と、自己最短KOで5敗目。防御率は3.73まで悪化した。7月1日の同カードの試合後、西村監督から2軍落ちを通告され、「今の状態でやっても結果は同じ。考えるいい機会にして切り替えていきたい」と話していた。
エース・成瀬も「自分で自分のカベを乗り越えて欲しい。将来はチームの中心になっていかないといけない投手」と期待を込めた左腕。貯金12で首位を走るチームだが、黄金ルーキーの1日も早い復活が待たれる。
ロッテは3日、16日の楽天戦(QVC)で「イオン プレゼンツ にっぽんをうたおう。みんなのゆかたデー」を開催すると発表した。ゆかた着用の方を対象にした日本テレビ「世界の果てまでイッテQ」内の60秒CMの撮影会を行うほか、WAONガールゆかた始球式、ゆかた抽選会、マリーンズキャラクターとの写真撮影会、Mスプラッシュゆかたコレクションなどが行われる。詳細は球団HPまで。
ロッテは、3日の楽天戦(QVC)が雨天中止となり、エース成瀬善久(26)が4日の楽天戦にスライド登板することになった。肩を作る前の午後3時45分に中止が決まり調整は問題ないという。「長いイニングを投げたい。球数を少なくというより無駄な球をなくして、いい形で次につなげたい」と、ハーラートップの8勝目を狙いにいく。西本投手コーチも「早い段階で決まったので問題ないでしょう」と全幅の信頼を寄せた。
ロッテの西村徳文監督(52)が、オールスター戦に特別枠で出場する「最後の1人」を選ぶファン投票で、打率3割3分と打撃好調な角中勝也外野手(25)への投票を呼び掛けた。
球宴には選手時代に5度出場した西村監督は「他球団の選手と話して勉強できる。一回りも二回りも大きくなれる」と“オールスター効果”を期待する。もっとも、角中本人は「日程もきついので、休みになれば。休みの計画もしている」と気乗り薄だった。
再任の決定が持ち越されているプロ野球の加藤良三コミッショナーは3日、「コミッショナーの任免はオーナー会議の問題」と話し、12日に開かれるオーナー会議まで推移を見守る姿勢を示した。
加藤コミッショナーの任期は6月末までだったが、持ち回りの決議でパ・リーグの複数球団がコミッショナーの選任方法の明確化などを求め、再任を承認しなかった。任期については、12日までとすることが12球団で確認されている。
再任の決定が持ち越されているプロ野球の加藤良三コミッショナーは3日、「コミッショナーの任免はオーナー会議の問題」と話し、12日に開かれるオーナー会議まで推移を見守る姿勢を示した。
加藤コミッショナーの任期は6月末までだったが、持ち回りの決議でパ・リーグの複数球団がコミッショナーの選任方法の明確化などを求め、再任を承認しなかった。任期については、12日までとすることが12球団で確認されている。