オリックスが点の取り合いを制した。1回に5連打などで4点を先取し、2回にも3点。8−7と追い上げられたが8回に加点し、9回に李大浩、T−岡田の連続本塁打で突き放した。ロッテは7回無死満塁を逃し、3連勝でストップ。
1 | 2 | 3 | 4 | 5 | 6 | 7 | 8 | 9 | R | |
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オリックス | 4 | 3 | 0 | 0 | 1 | 0 | 0 | 1 | 2 | 11 |
千葉ロッテ | 1 | 0 | 2 | 1 | 3 | 0 | 0 | 0 | 0 | 7 |
ロッテ・グライシンガーが今季最短となる2回9安打7失点でKO。チームの連勝は3で止まった。
初回に5連打で4失点、2回にも4連打で3失点。試合前までリーグ2位の防御率1.68の安定感を誇った右腕だったが「今日はコメントが出てこない。しようがない。気持ちを切り替えるだけ」と肩を落とした。打線は最大6点ビハインドから5回の里崎の3ランなどで一時は1点差まで反撃。西村監督は「何とか追い上げたけど1、2回で7点取られては…」と厳しい表情だった。
5回に里崎の左越え5号3ランで1点差に詰め寄り、7回には無死満塁の好機をつくった。西村監督は「打線は一打逆転まで追い上げたし、よくがんばった。(敗因は)1、2回の7失点ですね」と悔しさをにじませた。その先発グライシンガーは今季最短の2回7失点で降板し、「今日はコメントが出てこない」とショックを隠しきれなかった。
ロッテは先発グライシンガーがつるべ打ちに遭った。球威を欠き、1回に5連打、2回に4連打で計7失点。今季最短の2回でノックアウトされ、試合前までの防御率1.68は2.40にまで下がった。「言葉が出てこない」とショックを隠せなかった。
5回に里崎の3ランで1点差まで迫ると、帰りかけた観客も足を止めたが、最後は一発攻勢で突き放された。西村監督は「1回と2回の7点が痛かった」と言葉少なだった。
ロッテが雨中の乱打戦に敗れた。先発グライシンガーが2回7失点。一時は里崎の5号3ランで1点差まで迫ったが最後は突き放された。西村徳文監督(52)は「何とか一打逆転というところまで追い上げたんですけど。2回の3点ですよね。1点を取り返したところで…」とグライシンガーについてコメント。雨の影響について問われると「まあ、いつもと違うのでこういう結果になったんでしょうけど。次は頑張ってくれると思います」とだけ話した。
ロッテ里崎智也捕手(36)が流れを大きく変える5号3ランを放った。2回までに7点を奪われたが徐々に反撃し、4点差で迎えた5回2死一、三塁で寺原のストレートを左翼席まで運んだ。1点差に詰め寄る1発は4日楽天戦以来の通算101号。「振ったら入りました。打った瞬間はファウルと思ったのですが、戻ってきてくれました。この雨の中、応援してくれているファンのためにもいい試合を見せないとね」とコメントした。
ロッテのセス・グライシンガー投手(36)が2回7失点でKOされた。1回に1死から5連打と犠飛でいきなり4失点。2回も1死から4連打で3失点と立ち直れず、この回を投げ終えたところで降板を命じられた。今季3試合に登板し防御率0.43だったオリックス戦でまさかの炎上。試合前にリーグ2位の1.68だった防御率は2.40に跳ね上がった。降板後には「今はコメントが出てこない。ショウガナイ。気持ちを切り替えるだけ」と話した。