わたしはかもめ2012年鴎の便り(7月)

便

7月6日

千葉ロッテ8−5オリックス(QVCマリン)

ロッテが逆転勝ち。2回に4点を先制されたが大松や井口の適時打などで追い上げ、4−5の7回に根元が5号2ランを放った。8回には荻野貴の2点二塁打で加点した。大谷が今季初勝利。オリックスは4回以降、追加点がなかった。

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オリックス0410000005
千葉ロッテ01100222x8

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根元「無の境地」で5号逆転弾[ニッカン]

ロッテの伏兵、根元俊一内野手(29)が「無の境地」で貴重な逆転2ランを放った。7回、1死二塁から吉野の内角直球を右翼席へ放り込んだ。ファウルで3球粘ってカウント3ボール2ストライクとした後の内角球を完璧にとらえた。「追い込まれてからストライクゾーンを広げた。感触は最高でした」と振り返った。

今年から「無欲」をテーマに打席に入るよう心掛けている。「打ちたいと思って打ったことがない。力んで凡退することが多い」と自己分析する。そこで打ちたい気持ちを抑えるために、打席に入る前のルーティンとして全身の力を入れて1度しゃがむことを取り入れた。そうすることで自然と力が抜けて、打席では力まずにバットが出るようになったという。

「打席に入れば技術だけじゃなくてメンタルも大きいと思う」と、自らをコントロールして大仕事をやってのけた。8日の29歳の誕生日を前に、最高の前祝いとなった。

これで一時は最大4点差つけられた“負け試合”をひっくり返した。西村監督は「昨日負けているだけに今日は勝たないといけない試合だった。大きなホームランだった」と価値ある1発をたたえた。

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ロッテ、首位固め撃ち!今季最大5差[サンスポ]

バースデーイブ弾だ! ロッテは7日、オリックス10回戦(QVCマリン)に8−5で逆転勝ち。根元俊一内野手が7回に右越え5号逆転2ランを放ち、29歳の誕生日を前祝い。チームは2位日本ハムとのゲーム差を今季最大の「5」に広げ、独走態勢に入った。

28歳最後の試合で根元が豪快な一発をたたき込んだ。1点を追う7回1死二塁。左腕吉野の131キロの内角低め直球に反応。打球は雨を切り裂き、ロッテファンの待つ右翼席に消える逆転2ランとなった。

「明日(8日の誕生日)は打てないので、前祝いということでよかった。本当にたまたまなので、期待しないでください」。主役はヒーローインタビューで自虐的な予告を交えつつ(?)も自画自賛。昨季は2本塁打、打率.228に沈んだが、今季は早くも5本塁打、打率.286と開幕から快音を響かせている。

好調の秘訣はメンタルコントロール。打席に入る直前、全身に力を入れてしゃがむ。「力を抜こうとすると、力が入る」。逆に力むことで打席には自然に入れ、スイングに無駄な動きがなくなるという。西村監督も「今年はチームのために本当にいい打撃をしている」と首位快走の立役者をたたえた。

8日は29歳の誕生日で、試合には両親と今年3月に誕生したばかりの長男を初めて球場に招待する。「嫁さんの両親も来ます。息子はまだ4ヶ月なので、試合を見ても分からない。でも励みにはなりますから」。

公私とも充実の根元の活躍で、チームは勝利数でも2位日本ハムを上回り、今季最大の5ゲーム差をつけた。2年ぶり日本一へ突っ走る。

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「7」には縁、根元が7月7日の7回に逆転弾[スポニチ]

満員のロッテファンが待つ右翼スタンド。そこに打球が吸い込まれる前に、根元は「ヨッシャー!」と叫んでいた。1点を追う7回1死二塁から逆転2ラン。8日に29歳の誕生日を迎える根元が、前祝いの祝砲を自ら打ち上げた。

「感触もよく完璧に打つことができた。まさか本塁打なんて信じられない。まだ興奮している」。フルカウントから左腕・吉野の131キロ直球を仕留めた。内角低めに反応し、最短距離でバットを出した。チームは序盤に4点差をつけられる苦しい展開から反撃。劣勢を勝利へ導く一発に、西村監督は「打ってくれると期待していたけど本塁打とはね」と称えた。

プロ7年目の根元だが、昨季まで通算7本塁打だった。それが早くも今季5号。チームでは井口の8本に次いでサブロー、里崎と並ぶ数字だ。体重を昨季の73キロから77キロにアップさせたことで飛距離が増した。「キャンプからウエートをしっかりやってきた。いい角度でバットが出ている」と統一球に負けない肉体に手応えを示す。

1メートル77、77キロと7に縁がある。そんな根元が7月7日の7回に本塁打を放ったのだから絵になる。試合前。QVCマリンの正面入り口の七夕飾りに多くのファンが短冊をつるした。少年ファンからの「ねもとせんしゅ ホームラン!」の願い事をかなえてみせた。

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始球式でプロポーズ、ノーバウンド投球で見事成功[スポニチ]

ロッテとブライダルリング専門店「アイプリモ」とのコラボ企画で「始球式プロポーズ」が行われた。

多数の応募者の中から選ばれた馬場信成さん(30)がマウンドに上がり、交際相手の安東宏実さん(28)が見守る中で「ストライクが取れたら僕と結婚してください!」と宣言して投球。打率トップの角中を相手に見事なノーバウンド投球で空振りを奪った。宏実さんは「感激しました。ずっと一緒にいてください」と笑顔を見せ、幸せそうに婚約指輪を受け取った。

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統一球導入後最多、12チーム得点合計70点[スポニチ]

7日に行われたプロ野球6試合は軒並み打撃戦となり、12チームの得点合計が70点(1チーム平均5.83点)となった。

統一球が導入された昨季以降、1日の総得点の最多は昨季開幕戦(4月12日)の60点。これまで一度も超えることがなかった導入初日の数字を、この日、大幅に上回った。ちなみに直近の最多得点は10年8月25日の76点。

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逆転呼んだ!大谷今季初勝利[ニッカン]

ロッテ大谷智久投手(27)が今季20試合目の登板で初勝利を挙げた。2−5で迎えた6回に3番手で登板すると、2回を1安打無失点に封じて、味方の逆転を呼び込んだ。「勝ちにこだわらずにやってきているが、やっぱり勝てて嬉しいです」と笑顔で話した。西村監督も「中郷と大谷の頑張りが大きかった。昨日負けているので、この勝ちは大きい」と話した。

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渡辺俊5失点でKO[ニッカン]

ロッテの渡辺俊介投手(35)が2回0/3を投げ8安打5失点でKOされた。「立ち上がりを意識してマウンドに上がったんですが…。打たれたボールは全て同じ高さ。野手の人が点を返してくれた3回は3人で抑えて、いいリズムを作りたかったが、ああいう形になり申し訳ないです」と肩を落とした。

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根元逆転5号「感触は完璧」[ニッカン]

ロッテ根元俊一内野手(28)が7回に逆転2ランをマークした。1点を追うこの回、1死二塁から吉野の直球を右翼席へたたき込んだ。今季5号が貴重な一撃となった。「追い込まれていたので、粘っていこうと思った。感触は完璧でした。28歳最後の試合で打てて良かった」と、8日の29歳の誕生日の前祝いとなった。

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井口つないでタイムリー[ニッカン]

ロッテの井口資仁内野手(37)が3回に適時打を放った。1−5で迎えたこの回、1死一、二塁から左前適時打をマークした。「打ったのはスライダー。しっかりランナーを返して、次につなげられた。みんなが自分の仕事をして、どんな形でもいいから最後に1点、相手より多く取っていればいい」と話した。

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大松反撃タイムリー[ニッカン]

ロッテの大松尚逸内野手(30)が2回に適時打をマークした。4点を追うこの回、2死二塁からフィガロの149キロ直球を左前へはじき返した。「先制された直後だったので、何とか1点でも返したかった。次につないでランナーを返していくしかない。徐々に追い上げて最後は逆転といきたい」と話した。

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キャンプで田植えの新人米配布[ニッカン]

ロッテの新人が田植えした「新人米」が、10グラムずつ小分けされて観客2万人に配布された。春の石垣島キャンプ中に新人が田植えをした米が収穫され、6月5日に球団に600キロの玄米が届けられた。今年のルーキーの活躍にあやかって「新人米」として配布を決めた。鈴木大地内野手(22)は「インフルエンザで田植えを欠席したので、僕は何にもしてないんですけど…。試合に出たら活躍できるように頑張ります」と控えめに話した。

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サブロー、唐川が小学生招待[ニッカン]

ロッテのサブロー外野手(36)と唐川侑己投手(23)が、一塁側ベンチ上の企画シート「319シート」に、仙台市内の少年野球チームの小学生35人を招待した。試合前に唐川が全員にロッテのお菓子をプレゼント。「遠くから来てもらったので楽しんで欲しい。僕は投げないけど、サブローさんが打ってくれると思う」と話した。

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角中空振りでプロポーズ成功![ニッカン]

試合前に行われた「始球式プロポーズ」が成功した。未婚カップルが登場し、プロポーズする男性がマウンド上から「角中選手からストライクが取れたら結婚して下さい」と宣言。見事に空振りを奪い大成功。ファンからの拍手が起こる中、ホームベース付近でガッチリと抱き合った。角中勝也外野手(25)は「僕を指名してくれたようなので、しっかり空振りしました。幸せになって下さい」と笑顔で話した。

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