わたしはかもめ2012年鴎の便り(7月)

便

7月13日

福岡ソフトバンク4x−3千葉ロッテ(ヤフードーム)

ソフトバンクが今季初のサヨナラ勝ち。3−3の延長10回無死一、二塁から松田が左翼線安打を放った。10回を抑えた森福が今季初勝利。8回に2点差を追いついたロッテだが、走塁ミスも目立ち、引き分けを挟んで今季初の4連敗。

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千葉ロッテ10000002003
福岡ソフトバンク0100002001x4x

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唐川球宴辞退も…右肘張りで登録抹消[ニッカン]

ロッテ唐川侑己投手(23)が近日中に出場選手登録を抹消され、20、21、23日の球宴を辞退することが13日、濃厚になった。ハーラートップタイの8勝目を挙げた5日の楽天戦で右肘の張りを訴えた。その後、次回登板を決めず、遠征に同行しながら回復を確認。だが「少しずつ、よくなっているけど、思ったほど回復していない」と表情は晴れなかった。そしてこの日、福岡に移動後、首脳陣が離脱を決断した。

西村監督は「回復具合が思わしくなかった。抹消します。球宴も無理はさせられないでしょう」と明かした。球宴を辞退することになると野球協約第86条の規定により、球宴後の10試合に出場できない。出場可能となるのは8月5日のオリックス戦以降と、1ヶ月近くの離脱を強いられることになる。球宴が重ならなければ、より早い時期に復帰できたが、不運としか言いようがない。6月も右肩の張りで3週間離脱しており、再びローテーションから名前を消すことになった。

ここまで首位を堅持してきたチームは7月に入り、失速気味。この日のソフトバンク戦も延長10回サヨナラ負けし、引き分けを挟んで今季ワーストの4連敗を喫した。交流戦終了時はAクラス圏の3位に8ゲーム差をつけていたが、今や3位楽天まで3.5ゲーム差と追い上げを許している。

開幕序盤からローテーションを回してきたルーキー藤岡、ベテラン渡辺俊が不振で2軍落ち。6勝のグライシンガーも背中の張りを抱え、今カードは回避する。11日の日本ハム戦でベテラン小野、この日は上野がともに今季初先発で好投した。だが軸となる投手で万全なのはエース成瀬だけと、手薄になった感は否めない。台所事情は苦しくなるが、試合は待ってはくれない。唐川不在の今を辛抱強く、戦うしかない。

野球協約第86条(出場選手の自動抹消)
オールスター試合に選抜された選手が、オールスター試合出場を辞退したとき、その選手の出場選手登録は自動的に抹消され、所属球団のオールスター試合終了直後の年度連盟選手権が10試合を終了する翌日まで、再び出場選手登録を申請することはできない。オールスター試合前から出場登録を抹消されていた場合も同様の扱いとする。

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首位ロッテ、今季初4連敗…終盤の拙攻響く[スポニチ]

ロッテは終盤の拙攻がたたってサヨナラ負け。引き分けを挟んで今季初の4連敗を喫した。

同点の9回に先頭の代打・福浦が左前打で出塁。しかし、代走・早坂が牽制死し結局3者凡退に終わった。延長10回にも先頭の根元が四球を選んだが、盗塁死。勝負どころで無死一塁の走者が2度アウトになったことに西村監督は「牽制死と盗塁死でしょう。ともに無死からの走者だったから痛かったね」と厳しい表情だった。

上野
「初先発にしては落ち着いて投げられた。ようやくスタートラインに立てた。これからもっと力になれるように頑張りたい。」(今季初登板で6回4安打1失点)

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ロッテ・上野、初登板で好投も「まだまだ」[サンスポ]

ロッテの上野が、今季初登板で丁寧な投球を見せ、6回1失点と好投した。昨季4勝を挙げた期待の右腕も、今季はなかなかチャンスをつかめなかった。「ようやくスタートラインに立てた。落ち着いて投げられたが、まだまだ」と控えめに喜んだ。

藤岡、渡辺俊が2軍落ちし、投手陣の台所事情は苦しい。明るい材料に、西本投手コーチは「初登板で力むかと思ったが、腕をよく振っていた」と評価した。

大谷
「打たれたら駄目でしょう。」(延長10回に1死も取れず敗戦投手)
薮田
「任された場所で抑えるのが仕事なのに、申し訳ない。」(7回に登板し、2失点)
西本投手コーチ
「疲れはみんなある。疲れている中でやっていく訳だから。」(救援陣の不調に)

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10回の盗塁死「痛かった」[ニッカン]

ロッテが拙攻で自滅した。8回に同点に追いついたが、9回無死一塁で早坂が牽制死、10回無死一塁では根元が盗塁死した。引き分けを挟み今季ワーストの4連敗を喫した西村徳文監督(52)は「ともにノーアウトのランナーだったから、あそこは痛かった」と話した。

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上野好投6回1失点も反省[ニッカン]

ロッテ上野大樹投手(25)が今季初登板初先発で6回1失点と好投した。2回に無死二、三塁とピンチを招いたが、犠飛による1点でしのぐと、そこから粘り強い投球を展開。5回には投直を好捕するなどフィールディングもさえた。6回から球が浮き出し、この回で降板したが、4安打1失点と試合をつくった。それでも「今季初登板だったのですが、自分で納得できる投球ではなく、何とか試合を壊さずに済んだ感じです。結果的に1失点だったが、初回に先制点をとってもらった後に同点に追いつかれ、チームの勢いを止めてしまった。そういう所をしっかり抑えないと勝てないピッチャーだと思うので、しっかり投げられる投手になりたい」と反省の弁を残した。

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角中が先制打[ニッカン]

ロッテ角中勝也外野手(25)が先制打を放った。初回1死から3連続四球と乱れたソフトバンク先発山田に対し、直球をセンター前へはじき返した。「満塁のチャンスだったから、何とか先制点につなげたかった。最低犠牲フライと思っていたが、ヒットで先制点を取ることができて良かった。追い込まれていたが、ファウルで粘って、最後に甘いボールをしっかり、とらえることができました。いいヒットが打てました」と振り返った。

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西本C上野に「テンポ良い」[ニッカン]

ロッテ西本聖投手コーチ(56)が今季初先発の上野の立ち上がりについて好評価した。「立ち上がりからテンポよく投げている。今季初登板、初先発で少し力むかと思ったけど、しっかり落ち着いて投げることができている。2回は少しカウントを不利にして失点してしまったが、最少失点で抑えることができた。低めに集めることができているし、このまま今の感じで投げていって欲しい」と期待した。

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