わたしはかもめ2012年鴎の便り(7月)

便

7月15日

福岡ソフトバンク2−0千葉ロッテ(ヤフードーム)

ソフトバンクの大隣が球威のある速球を軸に2安打しか許さず、今季3度目の完封で7勝目を挙げた。打線は3回に高谷の犠飛で先制し、6回には松田の二塁打で加点した。ロッテは三塁を踏めず、引き分けを挟んで今季初の6連敗。

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千葉ロッテ0000000000
福岡ソフトバンク00100100x2

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首位ロッテ急失速6連敗[ニッカン]

首位ロッテが急失速で「混パ」の状況を招いた。先発陣が故障者続出で、中継ぎの大谷が中1日で今季初先発し、6回途中まで2失点と好投した。だが打線が貧打にあえぐ。昨年7月以来の2戦連続完封負けを喫し、今季ワーストの連敗が6まで伸びた。

大隣から放ったヒットはわずか2本。いずれも2死からでは突破口は切り開けない。左腕から140キロ台の直球に対し「ストレートを狙っても仕留められなかった」(角中)「いい時の大隣は手をつけられない。表示は140キロでも150キロに感じられる」(サブロー)と脱帽のコメントが並んだ。相手が好調だったこともあるが、悪循環にも陥っている。長嶋打撃コーチは「何とかしようという責任感が強すぎて、ボールに手を出したり、呼び込みすぎる」と不振の一因を見ている。

1分けを挟む7戦未勝利中はわずか9得点。西村徳文監督(52)はテコ入れを断行する。「明日からホワイトセルを呼ぶ。チームとして何かを変えないといけない。せっかく呼ぶのだから先発のつもりです」。開幕時は4番を務めていたが、不振で打線の流れを止めていた助っ人を3ヶ月ぶりに昇格させる。これを起爆剤に、再上昇を狙う。

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ロッテ、わずか2安打ワースト6連敗[サンスポ]

1分けを挟んで今季ワーストの6連敗。打線はソフトバンク・大隣の前に2安打と沈黙、完封を許した。2三振で4打数無安打のサブローは「いいときの大隣は手をつけられない。140キロの球速表示が150キロに感じた」と脱帽。2戦連続の零封負けとなった西村監督は、16日の楽天戦(QVCマリン)で「2軍からホワイトセルを合流させる」とテコ入れを明言した。

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ロッテ2安打で6連敗、テコ入れでホワイトセル昇格へ[スポニチ]

ロッテは大隣の前にわずか2安打。2試合続けて零敗を喫し、引き分けを挟んで今季ワーストの6連敗となった。

出した走者は4人。いずれも2死からで、ホームが遠かった。9回2死一、二塁で三ゴロに倒れたサブローは「スピードガンの表示は140キロだけど、150キロに感じた」。打撃好調の角中も「直球を狙っても仕留められなかった」と肩を落とした。7月に入って好調のチームを支えてきた藤岡、渡辺俊、唐川と先発陣が不調やケガで離脱。打線もこれで20イニング連続無得点と、投打ともに下降気味だ。西村監督は「チームとして何かを変えていかないと」とし、ホワイトセルを16日の楽天戦(QVCマリン)から3ヶ月ぶりに1軍昇格させる方針を明かした。前半戦首位ターンへ、今が踏ん張り時といえる。

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大谷、中継ぎから中1日で先発、好投も無援護で4敗目[スポニチ]

ロッテの大谷が13日ソフトバンク戦(ヤフードーム)の中継ぎ登板から、中1日で今季初先発。5回2/3を2失点に抑えたが、打線の援護なく4敗目を喫した。

本来先発予定だったグライシンガーが背中の張りを訴え回避。代役を務めた右腕は「立ち上がりから良かったし、中1日の疲れはなかった。チームを勝たせたい一心で腕を振った」。西村監督は「6回までよく頑張ってくれた」と評価した。

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泥沼6連敗!打線沈黙20イニング0点…ロッテ[報知]

ロッテが泥沼から抜け出すことができない。大隣の前に、わずか2安打と打線が沈黙。引き分けを挟み今季のワーストを更新する6連敗だ。西村監督は「相手投手が良かった部分もある」とかばったが、これで20イニング無得点が続いている。

中継ぎでサヨナラ負けの13日から中1日で緊急登板した今季初先発の大谷が6回途中2失点。登板前夜「明日つぶれてもいい」と語った決意の好投は報われなかった。

9連戦のラストは本拠地QVCに戻り、楽天と3連戦。連敗脱出へエースの成瀬が中5日で先発する。指揮官は「ホワイトセルを上げる。何かを変えないと。スタメン?そのつもり」と不振で2軍で調整中だった助っ人の昇格も明言。「千葉で負ける訳にいかない」。西村監督は強い覚悟を示し、球場を後にした。

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ロッテ・大谷、今季初先発「緊張したが」[サンスポ]

ロッテの大谷が今季初先発で6回途中まで6奪三振2失点と、まずまずの投球を見せた。昨季は交流戦から先発入りして3勝したが、今季は中継ぎで23試合に登板し、チャンスをつかんだ。

「始まる前は緊張したが、立ち上がりから良かった。テンポ良くストライク先行を心掛けた」と、内外角に速球、スライダーを投げ分け持ち味を出した。今後の起用法は未定だが「どんな形でもチームに貢献したい」と話した。

長嶋打撃コーチ
「何とかしようという責任が過剰になって、ボール球に手を出したり、呼び込みすぎたりしている。」(2安打の打線に)
高橋ヘッドコーチ
「あんまり気にすることはない。9連敗しても10連敗しても優勝することもある。」(引き分けを挟んで6連敗に)

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西村監督「ホワイトセル呼ぶ」[ニッカン]

ロッテが貧打で2試合連続完封負けを喫し、今季ワーストの連敗は6まで伸びた。ソフトバンク大隣の前にヒットは5回の大松の右翼フェンス直撃二塁打と9回の根元の中前打だけ。いずれも2死からでは、攻略に有効ではなかった。西村徳文監督(52)は「明日からホワイトセルを呼ぶ。チームとして何かを変えないといけない」と3ヶ月前に2軍落ちした助っ人を昇格させることを決めた。

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大谷が今カード2敗目[ニッカン]

ロッテ大谷智久投手(27)が今カード2敗目を喫したが、中1日での今季初先発で6回途中まで2失点と、まずまずの投球内容を見せた。立ち上がりから直球、スライダー、シュートなどで積極的に攻めた。3回に高谷に犠飛、6回に松田の右翼フェンス直撃の二塁打で失点したが、故障者続出で台所事情が苦しい中で先発投手の役割は果たした。「中1日とか言ってられる場合じゃない。2日前も負けがついていたので、取り返したかった。始まる前は緊張したけど、入りはよかった。先に点を取られたのは反省です」と振り返った。

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