わたしはかもめ2012年鴎の便り(7月)

便

7月22日

ロッテ藤岡、左肩に違和感[ニッカン]

2軍調整中のロッテ藤岡貴裕投手(23)が左肩を痛め、復帰にしばらく時間がかかることが22日、分かった。同投手は再調整のため2日に1軍登録抹消され、10日のイースタン・リーグ、DeNA戦(浦和)に先発したが2回10失点と炎上した。その時に左肩を痛めた。西村監督は「違和感があるということでもう少し時間がかかる。9月の大事な時期に万全の状態で戻ってきてくれれば」と語った。数日前からキャッチボールを再開しているが、1軍昇格のためには2軍での登板実績が必須条件となる。

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藤岡が心配…ロッテ球団社長が2軍練習視察へ[スポニチ]

異例の「授業参観」だ。ロッテ・中村家国球団社長(66)が、2軍調整中の藤岡を直接激励する。藤岡は2日に出場選手登録を外れ、10日のイースタン・リーグ・DeNA戦(ロッテ浦和)では2回0/3を10失点と打ち込まれた。

同社長は新人左腕のことが気がかりな様子で「2軍を見に行こうと思っている。他の新人は3人とも上でやっていて、1人でやっているから」と異例の直接視察を決めた。「私は(藤岡の)新人王を諦めていない。後半戦はまたよーいドンでスタートだから」と期待した。

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ロッテ・大嶺、1年3ヶ月ぶり1軍練習参加[スポニチ]

ロッテ・大嶺が昨年4月以来1年3ヶ月ぶりに1軍の全体練習に参加した。

右肩故障もあって昨季はわずか1試合の登板。この日はシート打撃に登板し打者6人に4安打された。唐川が右肘、藤岡が左肩に張りを訴えて復帰に時間がかかる状況。2軍から6投手を呼び、シート打撃に登板させた西村監督は「大嶺は自分の目で見たかったので。もう少し下でイニングを投げてもらう」と話した。

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今江の恩師が甲子園決めた[ニッカン]

ロッテ今江敏晃内野手(28)が22日、PL学園時代にコーチだった藤原監督率いる佐久長聖(長野)の甲子園出場を喜んだ。QVCマリンで練習中に優勝したことを知ると、「(監督就任)1年目からすごいですね。甲子園を見る楽しみが増えました」と笑顔で話した。高校時代は兄貴分のような存在だったという藤原監督とは、今でも年賀状のやりとりを続けている。「いい投手がいると聞いています。頑張って欲しい」とエールを送った。

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WBC日本不参加に米サイト「大会として自殺行為」[スポニチ]

日本プロ野球選手会が13年の第3回WBCに不参加を表明した問題について、米サイト「MLBリポーツ」が、「大会として自殺行為」と日本不在のダメージの大きさを表現した。

同サイトの設立者であるコラムニストのジョナサン・ハコエン氏が、ファンの質問に答える形で持論を展開。日本が出場しない場合の優勝候補には「私ならドミニカ共和国かベネズエラに賭ける」と予想した。

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元選手会会長の岡田監督「何度も話し合いをせなアカン」[スポニチ]

日本プロ野球選手会によるWBC不参加表明に関し、オリックス・岡田監督は今後の話し合いの必要性を説いた。

「(不参加表明は)ビックリした。でも“出ませんよ、ハイ分かりました”では済まないやろ。何度も話し合いをせなアカンと思うよ」。現役時代は日本プロ野球選手会の会長を務めた経験もあるだけに、決着までには時間がかかる可能性も指摘していた。

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日本ハム代表「WBC出てこそ侍ジャパンの価値も上がる」[スポニチ]

NPBの国際関係委員長を務める日本ハムの島田利正球団代表がこの日、「WBCに出てこそ、侍ジャパンとしての価値も上がっていく」という持論をあらためて口にした。

選手会が不参加の理由としている参加国のスポンサー権が認められていない問題などについても、8月1日に予定している選手会側との折衝で再度説明。粘り強く交渉を進めていく姿勢を示した。

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張本氏、選手会に「あっぱれ!よく決断したと思う」[スポニチ]

日本プロ野球選手会のWBC不参加表明に「あっぱれ!」だ。スポニチ本紙評論家の張本勲氏(72)が22日、TBS系列の「サンデーモーニング」に出演。ご意見番として登場すると「(選手会は)あっぱれ!これは理不尽すぎますよ。よく決断したと思う」と話した。

米国側に偏った利益配分システムに疑問を呈し「日本のファンは日本の選手会を応援してもらいたい」と訴えた。また、09年の第2回WBCで投手コーチを務めた山田久志氏(63)は「ファンの応援とか、期待にどう応えるか。(WBCに)出なきゃダメ」との意見を述べた。

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WBC参加へ裏技!「侍マネー」で選手会説得!![報知]

WBC参加への“ウルトラC”!? 来年3月の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)に日本プロ野球選手会が不参加を決めた問題で、日本野球機構(NPB)の国際関係委員長を務める日本ハム・島田利正球団代表が22日、選手会を説得する方法があるとの見方を示した。大会期間中でも、WBCのロゴなどを一切使わずに、「侍ジャパン」応援に限定すれば、スポンサー料がNPBに入るというもの。今後の話し合いで、選手会の理解を求める構えだ。

選手会説得の切り札になる「裏技」の存在が判明した。島田委員長は札幌Dで取材に応じ、持論を展開した。「大会のスポンサー権やグッズなどの販売化権が、全て主催者側に入るといわれているが、WBCのロゴや文字を使わなければいいこと。大会期間中でも『WBC』とうたわずに、『頑張れ、侍ジャパン』『侍ジャパンを応援します』というCMやグッズなら、主催者には関係なく、NPBの収入になる」。

当然、大会期間外でもWBCの3文字を使った“商売”は、原則的には認められない。しかし、逆に大会期間内に「WBC」を一切使わず、日本代表(侍ジャパン)単体の支援をスポンサーに求めるというのは、盲点を突いた新しいアイデアだ。

選手会側は20日の臨時総会で、第3回WBCへの不参加を決めた。最大の理由は、大会期間中の代表チームのスポンサー権と関連グッズの商品化権をすべて主催者のWBCインク(WBCI)が持っていること。日本代表を応援するためのスポンサー料なども、全て主催者に入ってしまう構造に猛反発した。NPBは今年から「侍ジャパン」を常設し、WBC期間以外のスポンサーを募っている。まだ探している段階だが、WBCで収益を得られないため、ようやく本腰を入れ始めた。

島田委員長はNPBの代表者として、選手会にすでに“ウルトラC”を提案しているが、今後さらに理解を求める必要がありそうだ。「(選手会は)大会中のヘルメットとユニホームの袖のスポンサー料が日本側に入るように求めているけど、果たして、どれほどの金額になるか。大会期間外のスポンサー料はNPBに入る訳だから。まず、WBCに出場するメリットの方が大きい。そういう説明も選手会側にはしている」と明かした。

「WBC」の3文字が仮になくても、侍ジャパンとして収入を得られる。島田委員長はそう解釈するが、出場している大会とスポンサーが無関係だという主張は、やはり無理がある。単なる「侍ジャパン」を応援するスポンサーがもくろみ通り現れるかは不透明。権利をめぐってWBCIともめる可能性も当然、出てくる。

8月1日にはNPBと選手会との協議が持たれる。ファンの期待も背負い、「WBCに出ない」とする選手会を翻意させる手腕が問われる。島田委員長は「WBCに出場してこそ、侍ジャパンの価値が高まる。8月1日は、その参加意義を選手会側に訴えていきたい」と、秘策と誠意をもって話し合いに臨む構えだ。

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