わたしはかもめ2012年鴎の便り(7月)

便

7月31日

千葉ロッテ3−5北海道日本ハム(QVCマリン)

日本ハムがロッテと入れ替わり首位に立った。稲葉が4回に犠飛で同点とすると6回に勝ち越しの3ランを右翼席へ運んだ。武田勝は7回3失点で8勝目。ロッテは7回に荻野貴の2点二塁打で2点差としたが、反撃はそこまでだった。

123456789R
北海道日本ハム0001031005
千葉ロッテ0100002003

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ロッテ82日ぶり陥落も策は尽くした[ニッカン]

ロッテは故障者続出、打線と投手陣の不振と台所事情が苦しい。持てるコマの中で手は打った。試合前まで今季2勝8敗1分けと苦手の相手に策を講じた。グライシンガーの先発時は里崎が全試合でマスクをかぶってきたが、2番手捕手の田中を起用。巨人時代から相性に左右される助っ人右腕と未知数の田中を初めて組ませた。

里崎の休養目的もあるが、相手打線の目先を変えることにもなった。グライシンガーは前回対戦の5月8日、5回途中7失点を喫していた。その際、相手スコアラーが配球の偏りを見抜いていたことを証言。グライシンガーも「日本ハムは賢く狙い球を絞ってくる」と警戒していた。だが田中と組んだことで、リードの傾向が変わった。6回2死までは1失点と主導権はバッテリー側にあった。

打線もチーム唯一の3割打者、角中を5月2日以来でクリーンアップから外して6番に据えた。長嶋打撃コーチは「ホワイトセルが4番に入ると(井口とサブローを3、5番に置く)こういう形になるし、角中で走者を返す狙いもある」と説明。こちらも苦手の武田勝から3得点を奪った。

グライシンガーは「田中のリードはよかった」と良い感触を得ていただけに、「稲葉には内角の厳しいボールを打たれた」と紙一重の結果を悔しがった。打線も攻略の糸口はつかみかけていた。82日ぶりに追う立場になった西村徳文監督(52)は「まだ57試合ある。そこまで気にすることじゃない。後半戦1勝4敗でまだ2位にいる」とポジティブ。打つべき手を打っていけば、再奪取の機会は必ずくる。

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ロッテついに首位陥落、グライ背信の5失点KO[スポニチ]

ロッテは2位・日本ハムとの首位攻防戦初戦に逆転負け。5月11日から守ってきた首位の座から陥落した。

先発のグライシンガーが6回2/3を10安打5失点。1−1の6回2死から連打で一、二塁とされ、稲葉に右越え3ランを被弾。1ボール1ストライクから変化球のサインに首を振って直球を投じたが、内角高め134キロを捉えられた。「厳しいところをついてのけ反らせ、違う球種で勝負と考えていたが…」と肩を落とした。7月は7勝12敗2分けと貯金を5つ減らして終了。西村監督は「まだ57試合あるわけだから。そこまで気にすることはない。また明日から頑張ればいい」と8月からの戦いに向け、気持ちを切り替えていた。

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ロッテ首位陥落…西村監督はグライに嘆く[サンスポ]

ロッテが首位攻防の初戦を落とし、5月11日から守ってきた首位の座を日本ハムに譲った。

2回に大松の犠飛で先取点を挙げるまでは良かったが、先発グライシンガーが粘れずに7回途中5失点で降板。6月6日以来勝ち星がない右腕に対し、西村監督は「勝負どころで高めにボールがいってしまう」と嘆いた。

後半戦は1勝4敗1分けと苦しむが、指揮官は「まだ2位にいる。明日頑張ればいい」と気持ちを切り替えた。

グライシンガー
「全体的には感じよく投げられた。稲葉の本塁打は厳しいボールで、自分の投球はよかった。」(7回途中5失点で5敗目)

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ロッテ・グライ、また背信…白星遠ざかる[サンスポ]

ロッテのグライシンガーが7回途中5失点で降板した。1−1の6回、2死からの連打でピンチを背負い、稲葉に勝ち越しの3ランを許すと、7回も2死三塁で小谷野に右前適時打を浴びて交代を告げられた。

交流戦中の6月6日に6勝目を挙げて以降、白星から遠ざかる右腕は、この日もベンチの期待に応えられなかった。

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グライ5失点で4連敗[ニッカン]

ロッテのセス・グライシンガー投手(37)が、白星を飾れなかった。29日に誕生日を迎えて37歳の初マウンド。初のコンビ結成となった田中の好リードもあり、6回2死まで1失点に抑えた。だが糸井、中田に連打を浴び、稲葉に3ランを浴びて勝ち越しを許した。結局6回2/3を5失点で自身4連敗となった。「全体的に感じよく投げられていたが、中田にはカットボールをうまく拾われ、稲葉には内にのけぞらせる球を打たれた」と振り返った。

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首位陥落も「まだ57試合ある」[ニッカン]

ロッテが5月10日以来、首位から陥落した。セス・グライシンガー投手(37)が7回5失点、打線も武田勝から3得点を挙げたが、畳み掛けることはできなかった。西村徳文監督(52)は「まだ57試合ある。そこまで気にすることじゃない。明日から頑張ればいい」と前を向いた。

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NPBと選手会協議…第3回WBC参加問題[サンスポ]

来年3月の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の参加問題をめぐり、1日、日本野球機構(NPB)と労組・日本プロ野球選手会(阪神・新井貴浩会長)が都内で協議する。選手会は7月20日の臨時大会で不参加を全会一致で決議しており、NPBは再考を促す。

選手会はWBCを主催者するWBCI(MLBとMLB選手会の共同設立会社)に、代表チームのスポンサー権などの帰属を要求。NPBは、スポンサー収入については常設化された「侍ジャパン」を用いたマーケティング活動で補えることや、参加することで発言力を確保し、第4回以降に向けた交渉に臨むよう説得する。

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WBC問題、NPBが不参加表明の選手会を説得へ[スポニチ]

日本野球機構(NPB)と労組・日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)の事務折衝が1日、都内で行われる。NPBは来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への不参加を表明した選手会の翻意を求め、説得する構え。

選手会は大会運営会社・WBCインクが契約する国内からのスポンサー料などの日本への帰属を求めたが認められず、7月20日の臨時大会で不参加を決議した。

NPBは日本代表「侍ジャパン」が独自に契約するスポンサーから大会期間中でもWBCの権利を侵さない範囲で収益が得られる構造と、その収益を競技の底辺拡大にも役立てる方針をあらためて説明。WBC出場が「侍ジャパン」の価値を高めることを訴える。国際関係委員会の島田利正委員長(日本ハム球団代表)は「侍ジャパンの常設化によってスポンサーが集まれば、サッカーのようなしっかりとしたピラミッドができる」と意義を強調している。

加藤良三コミッショナー
「国際大会として出場する価値を見い出せるような話し合いになればいい。」

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