わたしはかもめ2012年鴎の便り(8月)

便

8月1日

千葉ロッテ4−5北海道日本ハム(QVCマリン)

日本ハムが終盤の点の取り合いを制し、2連勝。4−4の延長10回1死三塁で、陽岱鋼の投手強襲の二塁打で決勝点を挙げた。武田久が4勝目を挙げ、矢貫がプロ初セーブ。ロッテは7、9回に2度追い付いたが救援陣が粘れず3連敗。

12345678910R
北海道日本ハム00000300115
千葉ロッテ10001010104

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今季初先発のロッテ・阿部5回零封も…救援陣ブチ壊し[スポニチ]

今季初先発でプロ初勝利を目指したロッテ・阿部が5回無失点と好投。「自分の中では次につながる投球ができたと思います」と手応えを口にした。

しかし、リリーフ陣が3度勝ち越しを許し、3連敗。西村監督は「せっかく2度追いついたのに、その後の点はやっちゃいけない。ちょっと奮起してもらいたい」とご立腹だった。首位・日本ハムにはこれで2勝10敗1分けとなり、ゲーム差も1.5に広がった。

荻野貴
「滅多に出ない本塁打が、いい場面で打てて嬉しい。」(7回に自身通算2号となる今季1号ソロ)

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救援陣粘れず…ロッテ・西村監督「奮起して」[サンスポ]

ロッテは救援陣が粘れず、3連敗を喫した。西村監督は「こういう形が続いてしまっている。奮起してもらいたい」と力なく言った。

プロ初勝利を狙った阿部が5回無失点と好投し、リードを保ったまま救援陣にバトンを渡した。ただ、6回に古谷が逆転の3ランを浴びる。その後も3−3の9回に薮田が1失点。再び追い付いた延長10回にはロサが決勝点を献上した。首位を争う日本ハムに2勝10敗1分け。指揮官は「1つのチームに大きく負け越してはいけない」と厳しく言った。

荻野貴
「追い込まれていたので、何とか食らい付いていった。本塁打はたまたま。」(2年ぶりの一発が同点打)

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ロッテ・ホワイトセル先制打!阿部を援護[サンスポ]

ロッテのホワイトセルが1回に先制打を放った。「阿部の今季初先発だから、先に点を取って援護したかった」と4番打者は胸を張った。

1死から根元、井口の連打で一、二塁。続くホワイトセルは外角高めの133キロを逆らわずに左前にはじき返した。これで5試合連続安打とし「しっかり自分のスイングができた」と自画自賛していた。

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2度追いつくも救援陣粘れず[ニッカン]

ロッテの西村徳文監督(52)が延長戦で接戦を落とし、疲労の色をにじませた。「リリーフ陣がもう少し奮起して欲しい。2度同点に追いついただけに、その後の先頭打者を抑えないといけない」と険しい表情で話した。7回に荻野の今季1号同点ソロ、9回に鈴木のプロ初タイムリーで同点に追いつく展開だっただけに、悔やまれた。これで日本ハム戦は2勝10敗1分けと大幅に負け越した。指揮官は「1つのチームに大きく負け越してはいけない」と厳しく言った。

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阿部無失点もプロ初勝利ならず[ニッカン]

ロッテの先発の阿部和成投手(23)は今季初登板で5回無失点の好投だった。救援陣が打たれ、プロ初勝利こそ逃したが「自分の中で次につながる投球ができた」と手応えを口にした。

福岡・大牟田高出身の5年目。昨季は3度の先発を経験しただけに「落ち着いて投げられた」と言う。ピンチでも粘り強く低めを突く投球に、西村監督も「去年の経験が生きている」と評価していた。

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荻野同点弾「滅多に出ない」[ニッカン]

ロッテの荻野貴司外野手(26)が同点ソロをマークした。1点を追う7回裏、関西学院大の同級生の宮西の直球を左翼席ギリギリへ運んだ。10年3月26日の日本ハム戦以来2年ぶりのアーチとなった。「打ったのはストレート。追い込まれていたので、何とか食らい付いていった。抜けてくれと思いながら走った。滅多に出ないホームランですが、いい場面で打てて嬉しいです」と話した。

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角中「必死に打ちました」[ニッカン]

ロッテの角中勝也外野手(25)が5回に適時二塁打をマークした。2死一、三塁から、スライダーを左翼線へ運んだ。「カウント3ボール1ストライクだったので、甘い球だけ狙っていました。しっかりたたくことができました。先発阿部が頑張っていたので、必死になって打ちました」と話した。

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ホワイトセル「援護したかった」[ニッカン]

ロッテの4番ジョシュ・ホワイトセル内野手(30)が先制適時打をマークした。1回、1死一、二塁から左中間を破り、二塁走者・根元を迎え入れた。「打ったのはシュート。阿部が今季初先発だから、先に点を取って援護したかった。しっかり自分のスイングが出来たし、これからもチームに貢献したい」と話した。

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選手会、WBC不参加崩さず…3時間協議も平行線[サンスポ]

労組・日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神)と日本野球機構(NPB)は1日、東京都内での事務折衝で来年3月の第3回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場問題について協議したが、選手会は不参加を決議した要因のスポンサー権などの譲渡をあらためて主張し、話し合いは平行線をたどった。すでにWBCへの参加を表明しているNPB側は、3日の12球団代表者会議で対応策を話し合う。

話し合いは約3時間に及んだ。NPB側は巨人、阪神、日本ハム、楽天など7球団の代表クラスが出席。選手会は事務方の幹部が協議に臨んだが、進展はなかった。

NPBは、日本代表を常設することで収益を確保する「侍ジャパンプロジェクト」の意義などを再度説明した。しかし、選手会は7月20日の臨時大会で不参加を決議しており、その意思を変えることはなかった。

2009年の第2回大会は総収益約1800万ドル(約15億円)のうち、66%を米国(大リーグ機構と大リーグ選手会)が占め、日本への分配金は13%だった。

選手会は日本代表チームのスポンサー料や代表グッズ販売の権利までWBC運営会社(WBCI)に握られていることを問題視。これらの権利がNPBに帰属するよう、WBCIに求めているが、拒否されている。

NPBは「侍ジャパン」の常設化でWBC期間以外でもスポンサー収入を得られると説明し、選手会の譲歩を引き出そうとしたが、選手会から「我々が求めているものはそこではない」と突っぱねられた。

NPBの選手関係委員長を務める広島の鈴木清明球団本部長は「向こう(選手会)は強硬ですね。このままでは(参加が)なくなってしまう。何らかのアクションを起こさないと…」と危機感を口にし、NPBがWBCIと再交渉することも含めた善後策を練る姿勢を示した。12球団が集合する3日の代表者会議で打開策を模索する。

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WBC出場問題進展なし…NPBが運営会社と再交渉も[スポニチ]

日本プロ野球選手会(新井貴浩会長=阪神内野手)と12球団の代表者は1日、都内で事務折衝を行い、来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場問題について協議。選手会は不参加を決議した要因のスポンサー権などの譲渡をあらためて主張したため、進展はなかった。

12球団は既に大会参加を表明。3日の12球団代表者会議で今後の対応策を話し合うが、12球団の代表者が渡米し、大会を主催するWBC運営会社と再交渉に臨む可能性も出てきた。

12球団側は、日本代表の常設化で収益を確保する「侍ジャパンプロジェクト」の意義などを再度説明。だが、選手会は7月20日の臨時大会で、日本代表のスポンサー権などの譲渡を主催者側に認められない限りは不参加を決めている。12球団は選手会側からあらためて強い姿勢を示され、日本野球機構(NPB)の選手関係委員長を務める広島・鈴木清明球団本部長は「(選手会の姿勢は)強硬で、このままだと(参加が)なくなる。アクションの方法を協議する」と危機感を募らせた。

NPBの伊藤修選手会担当顧問(元中日球団代表)は「これから(参加問題を)解決していくなら(主催者側と)再交渉することも必要事項ではないか」と話し、3日の代表者会議で主催者側との再交渉を中心に善後策を練ることになった。

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選手会、スポンサー権譲渡は譲れない「不参加の意志固い」[スポニチ]

新井選手会長はヤクルト戦が行われた甲子園球場で事務折衝の報告を受け、12球団側が主催者側への対応をあらためて協議する姿勢を打ち出したことに「選手会側が苦渋の決断になったことを理解していただいた。期待しています」と前向きに捉えた。

ただ、選手会側が求めるのは、あくまで日本代表のスポンサー権などの譲渡。事務折衝に出席した選手会の松原徹事務局長は「(12球団には)不参加の意志が固いことを伝えた」と強固な姿勢を示した。

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WBC出場問題進展なし…12球団で協議へ[サンスポ]

日本プロ野球選手会と12球団側は1日、東京都内での事務折衝で来年3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)への出場問題について協議したが、選手会は不参加を決議した要因のスポンサー権などの譲渡をあらためて主張し、進展はなかった。大会への参加を表明している12球団側は、3日の代表者会議で対応策を話し合う。

12球団側は、日本代表の常設化で収益を確保する「侍ジャパンプロジェクト」の意義などを再度説明した。しかし、選手会は7月20日の臨時大会で、日本代表のスポンサー権などの譲渡が大会を主催するWBC運営会社に認められないことを理由に不参加を決めており、松原徹事務局長は「選手の意思が固いということを伝えた」と話した。

日本野球機構の選手関係委員長を務める広島の鈴木清明球団本部長は「(選手会の姿勢は)強硬で、このままだと(参加が)なくなる。アクションの方法を協議する」と危機感を口にし、12球団側が主催者側と再交渉することも含めた善後策を練る姿勢を示した。

日本プロ野球選手会・新井貴浩会長(阪神)
「選手会の決断を理解してくれて、向こうが対応を協議してくださるという報告を受けた。期待しています。」

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