わたしはかもめ2012年鴎の便り(8月)

便

8月2日

千葉ロッテ12−2北海道日本ハム(QVCマリン)

ロッテが快勝し、連敗を3で止めた。1−2の5回にホワイトセルの満塁本塁打などで5点を奪い逆転。8回には鈴木や角中の適時打など6安打を集め、6点を追加した。小野は8回2失点で2勝目。日本ハムは投手陣が打ち込まれた。

123456789R
北海道日本ハム0001100002
千葉ロッテ01005006x12

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五輪と言えば鈴木大地ロッテ首位に0.5差[ニッカン]

「鈴木大地」がプールではなく、グラウンドで躍動した。ロッテのルーキー鈴木大地内野手(22)が、2試合連続適時打など2安打3打点で勝利に貢献した。まずは1点を追う5回1死一、三塁から、141キロ真ん中直球を引っ張り、一、二塁間を破る貴重な同点適時打を放った。さらに8回にはダメ押しの2点適時打を中前へ運んだ。

「2番遊撃」の根元がケガで抹消され、急遽代役を任された。プロ入り後は二塁の練習が中心だったが、5度の守備機会をノーミスでこなした。西村監督も「十分に代わりをやってくれている。同点打は大きかった」と感謝した。

五輪パワーが後押しとなった。前夜は体操、競泳のメダルラッシュを深夜までテレビ観戦した。「内村選手の演技に思わず見入っちゃいました。競泳?見てますよ」と照れ笑いした。幼少の頃は病院で名前を呼ばれるのが恥ずかしかったというが、今では誇りとなっている。

姉有華さん(31)はスケート佐藤有香、兄辰徳さん(28)は巨人原監督にあやかった名前だ。それでも同姓同名の鈴木大地が1番目立つ。「金メダルを取るのはすごいこと。光栄です」と目標にした。まさに“金メダル級”の活躍でチームの連敗を3で止め、首位日本ハムに0.5ゲーム差と詰め寄った。

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ロッテ・ホワイトセル初満弾「日本で初めて」[サンスポ]

ロッテは2日、日本ハム14回戦に12−2で圧勝。同点の5回に今季ヤクルトから移籍したジョシュ・ホワイトセル内野手(30)が決勝の2号満塁弾を放つ活躍で、連敗は3でストップ。首位の日本ハムに再び0.5差と肉薄した。「(満塁弾は)日本で初めてだし、最高の結果に興奮している。2008年の3A以来かな。昔のことで忘れているよ」。

5回に1点差を追いつき、なおも1死満塁。谷元の低めの変化球を拾い、ロッテ応援団の待つ右翼席に突き刺した。日本球界3年目で初の満塁弾。春先は不振で4月に2軍落ちし、7月中旬に1軍に合流した助っ人が大仕事。今季最多タイ12得点の起爆剤となった。

「今日は5回ですね。(同点打の鈴木)大地が打って、ホワイトセルの(一発)が大きかった」。西村監督もご満悦の勝利。ロッテが再上昇に向け、きっかけをつかんだ。

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ホワイトセル、興奮満塁弾「1軍の力になりたかった」[スポニチ]

ロッテ・ホワイトセルが日本球界3年目で初の満塁弾を放った。

同点に追いついた5回に谷元の内角低めの変化球を拾い上げ、右翼席に突き刺す2号決勝アーチに「感触は良かった」。4月中旬から約3カ月も2軍暮らしが続いていただけに、昇格後、4番に座った5試合で2本塁打、9打点の活躍に「とにかく常に1軍の力になりたいと思っていた。みんなが1つになった勝利」と上気した顔で話した。

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ロッテの鈴木大地、“金メダル級”2安打3打点「幸せ」[スポニチ]

金メダル級の笑顔だった。ロッテ・鈴木が、日本ハムとの首位攻防戦3連敗を阻止した。

「いいイメージで打席に入れた」。1点を追う5回1死一、三塁。前日の9回に同点適時打を放っていたルーキーが、右前に再び同点打。その後のホワイトセルの満塁弾を呼び込んだ。左膝捻挫でこの日に出場選手登録を外れた根元の代役として「2番・遊撃」で先発出場。「根元さんがいなくても大丈夫だと言われるようにしたい」と、8回の中前適時打を合わせて2安打3打点と大暴れした。

「この時期になると必ず取り上げてもらえる。幸せなことです」。その理由は「鈴木大地」の名前にある。88年ソウル五輪100メートル背泳ぎでバサロ泳法で金メダルを獲得した鈴木大地氏(現・順天堂大スポーツ健康科学部准教授)にあやかったもの。鈴木家では姉・有香さん(31)はフィギュアスケートで五輪に2度出場した佐藤有香さんから、兄・辰徳さん(28)は巨人の原監督と、いずれもスポーツ選手から名付けられた。

「昔は病院で名前を呼ばれると、みんなに振り返られたりして嫌だった」というが、今は両親に感謝している。「すぐに覚えてもらえるし、下の名前で“ダイチ”と呼んでもらえる」。前夜はテレビで体操男子個人総合で内村の雄姿を目に焼き付けた。「やっぱり金メダルを獲るって凄い」。将来は球界で自らもスター選手となり、「元祖」鈴木大地氏と対面することを目標としている。

小野
「日本ハムに3連敗できないので、何とかいい投球をしたかった。」(8回2失点で今季2勝目)

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ロッテ、新助っ人右腕「昨年から日本でプレーしたかった」[スポニチ]

ロッテはレッドソックス傘下3Aポータケットから新加入したマシスがQVCマリンで入団会見を行った。

直球と変化球のコンビネーションを武器とする右腕は「昨年から日本でプレーしたいと考えていた。プレーオフ、日本シリーズと勝ち抜けるように力を発揮したい」と意気込んだ。先発は唐川、藤岡、渡辺俊、ペンが戦線離脱中だけに、林信平運営本部長は「優勝を目指すためには先発をもう1人補強したかった」とメジャー3勝腕に期待した。

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ホワイトセル、V満弾!首位と0.5差…ロッテ[報知]

豪快にすくい上げたバットを手に、ホワイトセルはゆっくり歩き始めた。右翼席が沸き上がった瞬間、バットを放り投げ、跳ねるように走り始める。追いついた直後の5回、1死満塁から2号グランドスラム。「連敗していたし、勝ちたい気持ちが1つになった。最高の気分だ」。チームの連敗を3で止め、首位・日本ハムとのゲーム差を0.5と盛り返した。

気持ちは折れなかった。不振で4月14日に登録抹消。再登録は約3ヶ月後の7月16日だった。「いつ上がれるか分からなかったけど、常に1軍でチームを助けたいという気持ちを持ち続けていた。毎日毎日、準備してきて今は調子がいいと思う」。たんぱく質を摂取してパワーを維持するため、毎日のようにゆで卵の白身だけを15個食べ続けた。自分を信じ続けた結果の一発だった。

打線は8回にも一挙6点を奪うなど、今季2度目の2ケタ得点。西村監督は「あの一発が大きかった。本人にとっても、チームにとっても」とうなずいた。里崎が右腕の張り、根元が左ひざ捻挫で登録抹消。主力が離脱した暗いムードごと吹き飛ばした助っ人。大砲不在の打線を、豪快なスイングで引っ張っていく。

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マシスが入団会見「制球に自信」…ロッテ[報知]

ロッテの新外国人ダグ・マシス投手(29)が2日、QVCマリン内で入団会見を行った。今季終了までの契約で年俸は15万ドル(約1170万円)、背番号は「36」。先発として期待される右腕は「真っ直ぐのコントロールとスライダーに自信がある。任されたところでしっかりとしたピッチングをして、貢献したい」と意気込んだ。

林球団運営本部長は「優勝を目指す中で先発がもう1枚欲しかった。変化球のコントロールがいいし、ゲームをつくれる」と期待。2週間ほど実戦から遠ざかっており、まずは2軍で調整する。

ダグ・マシス(Doug Mathis)
1983年6月7日、米アリゾナ州生まれ。29歳。ミズーリ大から05年にレンジャーズ入り。08年にメジャーデビューし、通算45試合登板で3勝3敗1セーブ、防御率4.84。11年は韓国のサムスンでプレーし、10試合で5勝を挙げた。今季はここまでレッドソックス傘下3Aで19試合、7勝6敗、防御率4.07。188センチ、100キロ。右投右打。

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西村監督「1戦1戦が勝負」[ニッカン]

ロッテ西村徳文監督(52)が連敗を3で止め、安堵の表情を浮かべた。5回の逆転シーンを勝因に挙げ、「(鈴木)大地の同点打が大きかった。ホワイトセルもいいところで打ってくれた」とたたえた。日本ハムとの首位攻防戦を1勝2敗として、首位日本ハムとのゲーム差も0.5に縮めた。「まだまだ。1戦1戦が勝負」と口元を引き締めた。

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ロッテ・新人の鈴木、2安打3打点の活躍[サンスポ]

ロッテの新人、鈴木が2安打3打点の活躍を見せた。左膝の捻挫で戦列を離れた根元に代わって「2番・遊撃」で出場し「根元さんがいなくても大丈夫だと言われるようにしたい」と表情を引き締めた。

前日(1日)の9回に適時打を放ち「いいイメージで打席に入れた」という。1−2の5回1死一、三塁で右前に同点打を放ち、その後のホワイトセルの満塁弾を呼び込んだ。西村監督も「大地(鈴木)の同点打が大きかった」と喜んでいた。

小野
「連敗中で、負けられない。完投する気持ちでマウンドに上がった。」(8回2失点で2勝目)
サブロー
「先制点が取れたのが1番、大きい。」(2回に先制二塁打)

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ロッテ・マシスが入団会見「勝ちにつながる投球」[サンスポ]

ロッテに入団した新外国人のマシスが2日、QVCマリンフィールド内で会見し「チームの勝ちにつながる投球がしたい」と抱負を語った。相次ぐ故障で手薄になった先発陣で、ローテーションの一角として期待されている。

自らを制球で勝負するタイプと言い「5つの球種を組み合わせて投げられれば、しっかりピッチングができると思う」と話した。1週間ほど調整し、その後実戦に入っていく。

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ホワイトセル勝ち越し満弾[ニッカン]

ロッテ・ホワイトセル内野手(30)が5回に、勝ち越しの2号満塁本塁打を放った。同点に追いつき、なおも1死満塁から右翼席中段へアーチをかけた。「打ったのはスライダー。小野がいい投球をしていたから何とか楽にしてあげたかった。最低でも犠牲フライという気持ちだったから、楽に打つことができた」と満足げに話した。満塁弾は日本では初めて。本人の記憶では「08年の3A時代以来かな?昔のことで忘れているよ」と上機嫌だった。

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鈴木が2戦連続の同点打[ニッカン]

ロッテ鈴木大地内野手(22)が5回に、2試合連続となる同点適時打をマークした。1死一、三塁から、141キロ真ん中直球を右前へ引っ張った。「良い意味で緊張感があったが、昨日もタイムリーを打てていたので落ち着いて打席に入れた。ストライクが来たら思い切り打ち返す気持ちでした」と、笑顔で振り返った。

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サブロー幸運な先制打[ニッカン]

ロッテ・サブロー外野手(36)が先制の適時二塁打をマークした。2回、2死二塁から中堅への飛球を陽が見失い、幸運な形での適時打となった。「うーん、コメントのしようがないね。ただのセンターフライだから。でも先制点が取れたのが1番。こういう時はちょっとした1つのプレーで流れが変わる。チームにとっていい流れになってくれるといいね」と、3試合ぶりの適時打に安堵していた。

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新外国人マシス「5球種駆使」[ニッカン]

入団会見でガッツポーズを見せる新外国人のマシス  ロッテは2日、QVCマリンで新外国人選手、レッドソックス傘下のマイナー3Aポータケットのダグ・マシス投手(29、188センチ、100キロ、右投げ右打ち)の入団会見を行った。年俸15万ドル(約1200万円)で背番号36。「5種類の球種を駆使して試合を組み立てたい」と抱負を語った。最速は140キロ前半だが、スライダー、シンカー、チェンジアップの制球力が武器。林本部長は「変化球で三振が取れるタイプ。先発がケガで手薄になっており、優勝を狙う上で、もう1枚欲しいということで獲得した」と期待を寄せた。

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里崎と根元が登録外れる[ニッカン]

ロッテは2日、右腕の張りを訴えて2試合連続で欠場した里崎智也捕手(36)と、1日の試合で左膝を捻挫した根元俊一内野手(29)を出場選手登録から外した。

里崎は75試合に出場して打率2割4分5厘。今季、遊撃の定位置をつかんだ根元は86試合に出場し打率2割8分だった。

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